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……夏神さんや。
貴方は海に想い出はあるかね?
わしは昔、灯台守をしとっての。
海は身近な存在じゃったよ。
それこそ、良い事も悪い事も、全部見てきたわい。
[問い返す声に懐古の色が乗る。
楽しい想い出も悲しい想い出も、全てが詰まった海の想い出。
その想い出全てがウミの人生だ]
じゃがのぅ、もうこの年だ。
思い出せないものも増えてきてしもうての。
悲しいやら悔しいやら申し訳ないやらじゃ。
[海へと視線を戻しながら、自嘲めいた笑みを浮かべる。
どんな想い出であっても大切なもの。
それが思い出せないことに小さく溜息をつきながら、相手の反応を待った**]
行っちゃった……
[先程手に取ろうとしたお茶を改めて飲もうとして]
ここ、どこなのよ……。
[自分のいる場所が、学生食堂ではなく──それどころか屋内ですらない事に気がついた。
高く青い空、何か音が聞こえる。**]
[初音はウミがかつて灯台守であったことも、>>0:30
浜辺の管理を任されていた>>0:51ことも知らない。
ただ、その海の家が無人であることをわけもなく確信し、
数歩後ずさった。
表情を強張らせ、背筋に冷たい汗をかきながら。
ここは朝顔の町の一部だ。
ウミがおっとり語ったような、過去>>38に戻っただけの町では
なさそうだった。
初音はミモリの姿を求め、防波堤の上へと視線を走らせた。
猫がまだ自分に視線を向けていれば、>>69
防波堤から離れて日陰へ入り、]
ミモリ、こっちへ来て……
ね、誰か他のひとはいない?
ウミさんとわたしの他にも、誰か人間が近くにいない、かな……?
[心細さの滲んだ声で、そう呼びかけるだろう。**]
/*
寝る前ちらり。
そんな気はしたけど、正直そろそろ猫から離れて欲しくてあの描写>>69入れたのだよねぇ。
こっちにもやりたいことはあるのだよ。
あとこれ>>73、こっちに選択肢あるように書いてる心算かもしれないけど、猫が見ている前提の台詞が入ってしまっているので、実質選択肢が無い状態になってると思いまする。
少なくとも背後にはそう見えてます。
だろう、ってついてるけど、既に喋ってることになると思うのよ。
ま、拒否する選択肢が残されてはいるので完全に無い、とは言わないけども。
でもそれを選択するのも心情的にどうよ、って思いません?
ってのを書いてしまうくらいには、えー、って思いましたって話でした。
こういうところの加減って難しいよね。
つか猫はあくまでオプションなので、他のPCに絡みに行ってほしいです。
海守がケツひっぱたいちゃうよ!(何
……海に思い出……か。
[言いつつ、ふい、と視線を海へと向ける]
あーんまり、ないかもですねぇ。
家業柄、夏に家族で海に遊びに行く、なんて考えられませんでしたし。
学生の頃に、ダチと騒いだ事くらいかなぁ。
[他にもなくはない、けれど、思いだしたいかと言われると考えてしまう。
そこに、微かに歌う声が被さって、思考が伸びるのを遮った]
思い出せないのが辛い、かぁ。
その境地には、俺はまだまだ遠いなぁ。
[ふる、と軽く首を振った後、ため息混じりに言葉を吐き出して。
懐から出した扇子を開いて、ぱたりと扇ぐ。
描かれているのは、色鮮やかな朝顔柄。**]
……取りあえず、俺らの他に二人いるのは確実っぽいねぇ。
[朝顔柄の扇子で緩く風を起こしつつ、そう、とコエを送る]
今、展望台で海庭さんってーご老体と会って、そちらの話だと他にも高校生の子がいるんだと。
[取りあえず、わかった事を伝えてそれから]
……こちらさんは兎のさがしものに乗る気らしいが。
どーにもなぁ……俺、あんまり気ぃのらんのよね。
沈んでる、ってのがどういう意味かはわからんけど。
……捜されたくないから、ってのも、ないとは言えんのだからなあ。
[『ごめんね、さがさないで』。
ふと過るのは、誰かの泣き笑いの顔で。
この場では関係ないはずのそれがやたらと心を乱す意味は、やっぱりわかっていないけれど。
兎に素直に協力する、という方向には、どうしても意識が向かなかった。**]
[朝顔に つるべとられて もらひ水
その句を詠んだのは、
加賀千代女(かがのちよじょ)として知られる女流俳人だった。
朝顔を多く題材にしたので、出身地の旧松任市や合併後の白山市では、
市のシンボルとして市民に広く栽培を奨励している。
朝顔。
隣接するK市生まれの初音にとっても、それはありふれた、
親しみやすい植物、のはず……、
なのだが。]
多すぎる…………。
[初音はつぶやく。
タブノキの木陰で汗を拭きながら。]
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