情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[誰にとっての不都合なのか。学のない男にはすぐにはぴんとこなかった]
[>>66 怪我のことをいわれたら、ヘンな音をのどから漏らした。
しゃっくりのような、言葉がひっかかって出てこないような、そんな音を]
[学はないが、ニルスの研究には興味があった。いや、村で普通に生きていたら触れることのない、ニルスの話に興味があったというのが正しいか。しょっちゅう力仕事を頼まれては、その話に興味深く耳を傾けたものであった。]
そう、か……。
人狼の、脅威が、去った、って
どうやったら、 わかるの、かな
[まだこの時はそれでも――何事もなく、明日がくると、男は信じていた。いや、信じたかった、というのが正しいかもしれない]
[目が見えぬ男はまだ、アイノの来訪には気付いていなかった。大きな声に、小さな声はかき消される]
[少し疲れたから宛てがわれた部屋へ戻る、
というドロテアを心配げに見送ったあと、
おずおずと遠慮がちに屋敷の中、足をすすめた。
玄関からすぐの場所から人の気配]
あの、…
[覗き込んでソロリと 小さな声を、漏らした]
皆様…容疑者、でございますか?
[見知った者達の顔は僅かに安心感を齎して
強張った顔が少し、和らぐ]
―屋敷―
[収穫祭を前にした賑わいの中、誰に声をかけるでもなく屋敷に辿り着く。
準備も長くかかってしまったと、足は少し急ぐよう。
外に警備員の姿を見る。頭を下げて、玄関の戸をあけた。
玄関先には二人の女性の姿はない。
人の声のする方へ、まずは足を向けた。
居間には人の姿がある。知る人ばかりだ、挨拶は声にせず、小さく頭を下げた]
[居間に入ると、ニルスとマティアスの会話(>>66>>70)が断片的に、耳に届いた]
[どくどくと、心臓が早鐘を打つ。本当に、人狼がいるのだろうか。本当に]
[気持ちを落ち着かせようと、コップに水を注ぎ、口に含んだ]
老人、子供、女性、怪我人。
人狼の目覚めは誰にでも起こり得る事象なのか、それとも長老殿の星詠みが不安定なのか。
[それは問い掛けでは無く、独り言だ。
中指で眼鏡のブリッジを押し上げ、>>68水差しから水を注ぐ様や、>>69扉が開いて入ってくるクレストの姿を含めた居間の中を見回して、ふむ、と頷きとも相槌ともつかない声を漏らす。]
それも、私には何とも言えないな。
現存する資料にあるのは、百年前にも同様に、人狼として目覚めるとおぼしき者が集められた、ということだけだ。
それが如何なる結末を迎えたかまでは分からない。
だが、少なくとも全滅ではなかったのだろうね。
……村人が全て殺されていれば、この村は滅びていただろうから。
[>>70マティアスに返すそれは、あくまで村という単位での話だ。
もし人狼が目覚めた場合、この場に集められた中に生き残りが出るかまでは分からない。
それを告げずにおいたのは、ニルスの僅かな気遣いであった。]
[幾分、恐怖の薄れた様子のマティアス(>>70)を見て、彼もまた、少し気持ちが楽になるのを感じた。マティアスが何か仕出かした、などとは夢にも思っていない]
[しかし、おずおずと顔を覗かせた女(>>71)が誰であるかを確認すると、再び、目に影が落ちた]
[自身も不自由な身体であるにも関わらず、彼によくしてくれた婦人――ウルスラ。その彼女の縫い物を取りに来ているイェンニとも、当然面識がある]
[その提案を彼女は嫌がっただろうか。]
背中が嫌なら、前で抱いて行ってもいいぜ?
屋敷はすぐそこだしな。
[返事を聞く間も無く彼女を両手で抱え上げると、ニっと微笑みかければ問答無用で屋敷に向かって歩き出した。
呆然と見つめる迎え人に。]
をいをい、何やってんの。
早く動かねぇと日が暮れちまわあな。
[動く事を急かし、そのまま彼女を抱えたまま屋敷に到着した。]
やあ、イェンニ。
どうやら、ここに集められるのは皆容疑者のようだね。
……容疑者という響きは、些か気に喰わないが。
[>>71 彼女の緊張を知ってか知らずか、ニルスは軽口のような一文を付け足して、小さく笑みを浮かべてみせる。
>>73レイヨにも、>>78アイノにも等しく笑みを向けてから、ニルスは黄ばんだ資料を再び鞄に仕舞った。]
まあ、そう固くなることもあるまいよ。
長老殿の星詠みが必ず正しいと決まったわけでもなし。
[ニルスの気負いのない声が響く。
その視線は意図するでもなく、>>74水を飲むクレストの横顔に注がれていた。]
[イェンニから視線を外し、水を口に含む、と]
………?
[ふとニルスの視線(>>81)を感じ、何か?と視線で返した]
[彼女を抱き上げたまま屋敷に到着すれば]
ふぅ、やっと着いたぜ。
ほら、お疲れ様っと。
[ゆっくり彼女を降ろせば腰を伸ばして軽く叩く。
彼女が何かを言おうとするか確認する事もせず]
んじゃ、また後でな。
俺は先に入るわ。
[告げればぶっきらぼうに屋敷のドアをノックして、扉が開くと同時に足早に屋敷の中へと消えて行った。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了