31 煙る村
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>>67
何か、燃やしました?
[ベージュがかったネイルの指先で、立ち昇る煙を示した]
……誰かが居る気がするんです。
なのに、誰もいない。
[ふと、また後ろを振り返る]
(70) 2008/09/15(月) 22:59:41
[ポルテの問い>>70には、首を横に振り]
僕たち以外の誰かだと思いますよ。
何を…どうして、燃やしたんだろう?
[続く言葉には、一瞬声を失い]
…本物のお化けでしょうか?
(71) 2008/09/15(月) 23:04:49
―広間―
[机の上、使われた様子の湯飲みを見つけてふっと笑む。
急須からお茶を注いで、自分もお茶を飲んだ。]
お茶は熱いのに限りますねえ。
(72) 2008/09/15(月) 23:06:54
[外に出ると、微かに何かが燃える匂い]
あ、煙だ……。
[見上げれば、一筋の黒い煙がのぼっている。建物が、息をしてるみたいに見えて、何となくぞっとした]
(73) 2008/09/15(月) 23:07:16
>>71
やめて下さい。
[オバケとの言に、強い語気で返す。
睨むような目を向けた後、バツが悪そうに視線をそらした。
足音に気付いてまた別の方向へ顔を向けると、バクの姿]
何かあった?
(74) 2008/09/15(月) 23:07:44
…今度は何本、必要なのでしょうかねえ。
[何時の間に付いた手の煤を眺めて、
続きのお茶を飲む。]
(75) 2008/09/15(月) 23:12:02
[ポルテの声の先、バクの姿に少しだけ困惑した表情が浮き。
けれど、すぐに普段の柔和な微笑に戻す]
咽喉でも、渇いたんですか?
(76) 2008/09/15(月) 23:12:45
何もないです。うん。
[ポルテの問いには、ゆるく首を振って]
ヂグさんが燃やしてるのかな?あれ。
何か、枝を抱えて歩いてたの見た気がしたから。
[煙を指してぽつりと言う]
(77) 2008/09/15(月) 23:12:56
作家 篠 フユキは、塾講師 大島 ポルテのバツの悪そうな表情には含み笑いを浮かべるのみ。
2008/09/15(月) 23:14:28
広間でお茶飲んだから大丈夫ですよ。
お兄さんたちも飲んできたら?
[何となくフユキの傍には寄れず、遠巻きに佇んでいる]
(78) 2008/09/15(月) 23:16:47
食事でも作ってるのかな。
[言って、家に戻ろうと歩き出す]
カレー、食べますか?
[それしかないことを小さく笑い、しかしすぐに真顔になる。
足取りは軽いものとは言えないが、しっかりと地を踏みしめていた]
(79) 2008/09/15(月) 23:19:01
時間屋 ヂグは、飲み干した湯飲みを持って、井戸水を張った盥へ
2008/09/15(月) 23:20:01
ヂグさん、ですか…。
[少し思案の表情を浮かべ]
そうですね…僕もお茶、頂いてこようかな?
話しを聞きたくもありますし。
[けれど、近付く気配の無いバクに気が付くと、立ち止まり視線を向ける]
(80) 2008/09/15(月) 23:21:51
時間屋 ヂグは、湯飲みをざぶざぶ。
2008/09/15(月) 23:23:31
塾講師 大島 ポルテは、バクとフユキの距離感を、訝しげに見ている。
2008/09/15(月) 23:23:41
カレーですか。
[昨日のキャンプみたいな時間を思い出した。ずっと遠い日の話しみたいだな……と思った]
(81) 2008/09/15(月) 23:24:34
カレー…。
[ぽつんと呟いて]
やっぱり、僕はもう少し散歩をしてから戻ります。
お腹を空かせないと入るものも入りませんから。
(82) 2008/09/15(月) 23:27:33
全然食欲ないけどね。
[自嘲めいた表情はすぐに消え、家に入ると広間へ向かう]
何を燃やしてたんですか?
[ヂグの姿を見つけると、遠慮もなく尋ねた]
(83) 2008/09/15(月) 23:27:35
[フユキの視線を受け止める。刹那。目の前の人が、再び赤く赤く汚れて見える]
うわっ!!
[泣きそうな声をあげてうずくまった]
(84) 2008/09/15(月) 23:28:20
作家 篠 フユキは、塾講師 大島 ポルテが立ち去ったのを確認してから、バクへと近付く。
2008/09/15(月) 23:34:38
[湯飲みを机の上に置くと、外へ木の枝を取りに向か…
…おうとして、ポルテの声にぶつかった。
切り込んでくるような声に、
少し驚いた声で返す。]
燃やしてた?
ええと…木の枝、ですが。
ああ、前後してしまいましたが。
お帰りなさい。
大分落ち着けたようですね。
[言葉の後には何時もの笑みを浮かべた。]
(85) 2008/09/15(月) 23:36:24
こ……わいよ。お兄さん、真っ赤……。
どうして?
[頭の中がガンガンして、煩いくらい渦巻いている。これは声だろうか?でも誰の?]
え。お……おおかみって?なに?
[何を口にしたのか、自覚は無い。強烈な睡魔に襲われて、そのまま意識を*手放した*]
(86) 2008/09/15(月) 23:36:42
[取り乱すバクに向ける視線はいっそ冷ややか]
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている―――…多くを尋ねることは益になりませんし、また多くを知ることも同様ですよ。
[意識を手放し、地に伏せたバクを抱える事もせず]
夢の中でなら、教えて差し上げますが。
(87) 2008/09/15(月) 23:42:35
>>85
ああ、お湯を沸かす火種ですか。
[置かれた湯のみを見て、話を繋げる。
続いた言葉に目を丸くして]
時計屋さんは、落ち着きすぎじゃないですか。
女の子が一人、血まみれになってたんですよ?
[笑みが移るどころか、顔が歪む]
(88) 2008/09/15(月) 23:44:17
飴屋 ゼンジは、ゆっくりと歩いていく。そのうちにフユキらの影が見えるところへ
2008/09/15(月) 23:47:29
飴屋 ゼンジは、辿り着いたかもしれない。
2008/09/15(月) 23:48:06
飴屋 ゼンジは、そうでなくても、ばきり、と木の枝を踏み折る音をさせ。
2008/09/15(月) 23:48:12
[ふ、と溜息を一つ吐く]
面倒臭い、ですね。
まあ…仕方の無い事でもありますが。
[眠ったバクを、丁寧に抱え上げる。
木の枝の折れる音に、振り向いて]
…ぜん兄?
(89) 2008/09/15(月) 23:51:31
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