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[破壊された運転席で、運転手は何とか列車を止めようと必死だ。
握りの壊れたレバーは、つるつると滑って言うことをきかない。
列車の動きの弾みと、運転手の力の加減が重なったのか、それは不意にガクンと手前に引かれ、急にブレーキがかかる事になる。]
みんな!何かにつかまれーーーー!!
[屋根に向かって叫んだ瞬間、誰かが「あ」と叫んだ気がして、自分もバランスを崩しつつそちらを見ると、連結部分に立っていた、占星術師が足を滑らせ落ちて行った。]
あ。あー……
[はっと気がついたときには少年に続き少女と記者が屋根へと上っていて。]
うーん。ああいう場所は慣れてるけど……これ以上上ったら邪魔だけか……
[つぶやいて皹の入ったトランプを拾う]
あーあ……駄目だこりゃ。
[階下でのざわめき、そして急ブレーキ>>90]
……!?
[バランスを崩してしゃがみこむ。落ちないのが不思議なくらい]
マドモアゼル…イェンニ…!!
[瞬間、またあの妖艶な笑みを見た気がした。
タローがばらりと風に舞い散る。
はらはらと、あの甘い香りを風に含ませ…。
長い黒髪が、蒼く光って闇の中へと呑まれて行った。]
のあああ!?
[皹の入ったトランプの具合をたしかめていたら声がかかり、何かにつかまる暇がなかった]
わーっ!!!
[叫び声をあげながらヴァルテリにぶつかる]
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