情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[案内を促されるなら、そのまま音楽室を出て、歩き始めるだろう
年頃もあって、女の子と二人で歩くのは気恥しく、あまり彼女の方は見なかったけれど]
校門の前に、集合なんって
いこか、えっと、名前、なんやっけ
[人の名前や顔を覚えるのは、苦手である
特に、目立たない女子生徒などは、中学3年間同じクラスでも覚えられないほどだ
だから、ちゃんと名前を覚えるかどうかは、わからないけれど
少なくとも、今感じている恥ずかしさは、忘れないだろう]
―― 校舎→校門 ――
何や、だんだん暗なってきたなあ。
開始が近付いてきとると思うと、わくわくするじ?
[ふい、と辺りを見回して]
七不思議。
三階の階段と、焼却炉と、理科室と、トイレと、校庭と……えっとぉ……
ああ、階段がもう一つあったな。ややこしいわあ。
[一つ一つ、七不思議の内容を思い出しては呟き]
あともう一つは、全部見届けると……ってやつやね。
定番ながや。
……いや、全部知ると……っていうのが定番か。
見届けるなんて、おとろしい話やあ。
―― 校門 ――
なんじゃ、結構おるやん
[校門に来てみると、案外人が集まっているようだった
マシロの奴、なんで俺を呼んだんだ
こんなに人がいるのなら、必要ないだろうに]
…――――
[3年生や1年生もいるようだ
あんまり、はしゃがないようにしよう]
実にこの室内誰もいないね。
空も見事に暗がりを見せ始めそうな感じじゃない。
ああ机がひどい。
とりあえず涎ふこうか。
[首だけ振った所で周囲には誰も居ないのは変わらない。仕方なく机に垂れた涎を拭く。]
くっそ誰か起こせよ。
友達甲斐のない…。
[起こしたクラスメートも居るかもしれない。しかし起きなかっただけで責任は自己にある。]
おお、ヨシアキ。
こんねー……って、時間でもないか。
来てくれるって信じとったじ。
[訪れた姿を見て、笑いつつひらひらと手を振り]
と、そっちは……あ、もしかして彼女け?
やるやん! じまんらしー。
[共に来た少女を見やり、からかうように言う。そういうわけではないだろうとはよくわかりながら]
おう、マシロ
信じとったって、そら
俺が呼ばれてこん事なんか、なかろ
[手を振る友人に、ゆっくりと近づくけれど]
彼女?
なんゆうとん、名前もようしらん子や
[からかうような口調を、受け流しておく
女と付き合うような要領の良さは、少なくとも俺にはない
いや、きっとマシロもわかっているだろうけれど]
[涎を適当に拭き終えた。その後、教室から顔を覗かせてきょろきょろ。]
やべえ、誰もいねえから俺なんかし放題じゃね?例えば牛乳雑巾作るとか…。
小学生か俺は。それに自分の教室でしたら自虐だろうに。
[一人ため息を吐いて、ふらっと教室を後にした。]
やよなあ。本当、律儀な奴がいね。
ぱっと見はナンパでもおかしくないような感じなんに。
人は見かけによらんもんやな。
[ヨシアキに頷き、その姿をじろじろと見る。最後はちらりとケンの方を一瞥しつつ]
何や。赤飯の炊き時かと思ったんに。
[そんな事を言いながらも、連れの少女の方を向き]
此処におるって事は、一緒に参加するげんろ?
私は二年の葛城真代や。
[確認と自己紹介をしてから、宜しく、と挨拶した]
ナンパや?
そんなん、ようせんし
[じろじろと見る様子に、なんだか気恥しさを感じた
これだから、俺はダメなんだろうけれど]
赤飯って、なんゆうとんね
それにそれ、女の時やろ
[俺に赤飯のタイミングなんか、ないわ
それに赤飯、好きじゃないし]
俺、末次な
ヨシアキで、ええよ
[ついでに、自分も自己紹介しといた]
やよなあ。
[先と同じ相槌を繰り返し、こくこくと頷いて]
祝い事って言ったらやっぱり赤飯やろいね。
女の時、やなんて、やらしー。
ヨシアキやらしー。
[口元に揃えた指先をあて、やーねー、と大仰に]
にしてもこれで、後一人来たら十人やな。
二桁突入や。折角やし、誰か来んかなあ。
[大分賑やかになった周囲を見回しつつ]
まず、俺に祝い事なんかないしやな
ちょっと待て、なんがやらしいか
やらしい事なんか、なんもないわ
[どこがやらしいのか、良くわかっていないが
この年頃の男の子に、やらしいと言う言葉は、何よりも恥ずかしいものである]
ったく、そんなん言いよったら
その辺りのナンパに、赤飯炊かされるけの
[そんな事を、言っているけれど
マシロなら大丈夫だろうと、想ってはいる]
そやな、想ったより多いわ
[不良っぽい男が口にしたのはちゃんと連絡はしてあるか?という意外なものだった]
あ、えっと・・・ごめんなさい
[反射的に謝り]
ちょ、ちょっと電話掛けてきますね
[その後の男の難癖も耳に入らない様子でみんなから離れた]
そんな事ないやろ、[雨やどりはすべり台の下でした]とか、
[散歩に誘われた]とか……
祝おうと思ったら何でも祝えるわいね。
何でもない日万歳とはよく言ったものや。
あ、そういやそもそも誕生日があるやん。
ヨシアキは十一月やから、近い寄りやじ?
[妙な例を出してから、初めて基本的な例を挙げ]
なーん、気にせんでも、お年頃の男子やさかい。
多少やらしくても、皆許してくれるわ。
安心しまっし。それこそやらし記念赤飯でも……
と、いうのはわやくとして。
[冗談宣言をしてから]
なー。ついさっきまでぽつんとしとったんに。
面白い事になりそうやわ。
帰るにははええ時間だしめんどい時間に起きたもんだな。後何時間かくらい寝てればよかったかもしんね。
[校舎から外に出て見ると、校門に人が集まっているように見えた。]
なんだありゃ。
こんな結構な時間にぞろぞろと…部活の集まり辺りだろーけど。
いやどうなんだろ、部活の集まりじゃないかもしれん。いやでもそう考えるはおかしくないし…それでも―。
[考え込んだ。]
雨宿り記念日ってなんやのん
何でもない日に祝うんて、難しいわ
おう、誕生日があったの
でも、誕生日には赤飯よりケーキ喰いたい
マシロは、いつやったっけ?
[赤飯て、小豆ご飯だしな
昔はそれで良かったんだろうが、今のご時世、もっと美味い物がたくさんあるのだ]
だから、ちょっと待たんか
俺は、やらしくないって
そして、やらし記念日で赤飯は炊かん
何が悲しくて、皆に報告せないかんのや
[冗談だ、と言わなければ冗談で済ますが
わざわざ冗談だ、と言うと、何か含みを感じるのは勘ぐりすぎだろうか]
なんや、ぽつんとしとって、寂しかったか?
ん・・・?
[電波が少し弱い]
んー・・・
[手に持っている携帯を振った]
んー・・・?
[首をかしげながら振っている]
んー・・・
[電話を掛けるのにもう少しかかりそうだ]
雨に濡れんで済んだ、良かった!
……みたいな?
何でもない日はあれや、何処ぞのイカれたお茶会に弟子入りすればいいんよ。
まあ、私も赤飯より寿司かチキンでも食べたいわ。
私は六月の初めやよ。丁度こないだきてん。
今から祝ってくれてもいいねんよ?
[ヨシアキに答え、首を傾けてみせ]
あんまり焦ると逆に怪しいじー?
[にやにやと意地悪げに笑い]
そうながやって。
寂しくて寂しくて、飴も喉を通らんかったわ。
あ、そういえば飴いらんけ?
[大仰に言った後、思い出したように例の四角い飴を取り出し、ヨシアキに差し出した。共にいる少女、ハツネにも差し出し]
イカれたお茶会に、なんで弟子入りせないかんのや
何もない日は、普通に何もない日を過ごすし
なんか、もう過ぎたんか
先にいや、なんか用意したんに
祝ったるから、欲しいもんあったら言えや
なんでもしたるぞ、本当に
[知らなかったとは言え、誕生日に祝ってやれなかったのは申し訳ないし
真面目な顔して、そんな事を言い]
なんや、その笑いは
寂しかったなら、さっさとメールいれりゃ良かったんに
飴、貰うわ あんがと
[受けとった飴を、ぱくり]
何弱気な事言っとるん。
普段を面白おかしくしてこそ真の芸人やじ?
何でも? 本当に?
ほんなら百万円のダイヤとか、世界に一つだけしかない[神様]とか……
あ、控えめなとこだと、図書カードとか欲しいわ。
[さり気なくまともな希望を混ぜ]
律儀でやらしい疑惑持ちなヨシアキを優しく柔らかく生暖かく見守る視線や。
てっきりもう帰ったものかと思っとったんよ。
何もない日は早いやん、帰るの。
生徒会の仕事があったとは知らんかってん。
いつ俺が芸人になってん
ダイヤって、プロポーズやあるまいし
むしろ、貰ったら困るやろ、お前が
神様プレゼントってのも、可笑しいやん
図書カードか、うん、そのくらいなら
[財布の中身を、頭の中で想いだしてみる
学生だし、金なんて殆どないけれど
まぁ、図書カードくらいなら平気だろう]
やらしい疑惑と、生温かさはいらんわ
何ゆうとん、帰っとったって呼びゃ来るわ
お前は、そんなん気にせんでええ
寂しかったり、困ったときゃ、呼んでええ
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了