113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[>>108寝心地最悪の粗悪なソファに腰掛ければ、
此方を見るユノラフの視線に気付く。
その視線の意味は勘ぐるまでも無い。
ただ、一度見返して口端を上げるだけ。]
――居心地が悪いソファだな。
[ささやかな皮肉を残して。]
(113) 2013/06/16(日) 10:29:16[コテージ・大広間]
[>>110>>111器をテーブルに置くクレストの返答に、
表情を変える事なく、静かに目を細める。
声でけぇよ、という文句は飲み込んで。]
今度は、本持っていけねえぞ。
傘もな
[十五年程前から今までの年月を思い出しながら、
腕を組んでいた手を解き、漸く髪に触れた。
その色を見る度に重ねていた弟のことではなく、
今は――
出会った時の、そして成長していくクレストの姿を。
彼と過ごした日々を、脳裏で振り返る。
こんなにも記憶と心の面積を占めている存在だったのだと、
改めて気付かされてしまえば、
目の前のガキに負けた気分になってしまう。]
(114) 2013/06/16(日) 10:29:42[コテージ・大広間]
/*
村ってるときって気付くと
村のブラウザが20くらい立ち上がってるんだけど
なんでさ
(-46) 2013/06/16(日) 10:35:48
[スープが届くまでの間、置いた侭になっているグラスを取る。
最後の一本である酒は、最早半分以下になっていた。
もう一つグラスを台所から持ってくると、
片方は水で薄め、それをクレストの前に置き。
透明の液体が満たされたグラスを掲げる。]
…За твою улыбку.
[笑え、と促しを籠めて乾杯の誘いを*]
(115) 2013/06/16(日) 10:43:10[コテージ・大広間]
分かってるよ、そんくらい。
[>>114 子供に言い聞かせるかのような、
そんな言葉に、むすり、唇を尖らせて。
自宅にある大量の本も、大切にしていた傘も。
それら全てを置き去りにしたとしても。
ミハイルと、共に在りたい。]
[髪に触れる手は、あの頃と何ら変わらない。
心地よさに身を任せ、ソファの背に凭れ掛かり、
瞳を閉じた表情はやわらかなもの。
彼と出会ってから、今の今まで。
約15年、人生の半分以上だと思うと、
案外長い間、共に過ごしていたのだと思う。]
(116) 2013/06/16(日) 11:24:54[コテージ・大広間]
[それだけ共に過ごしていれば、
なるほど、離れたくもなくなるものだ。
唇が、ちいさく笑みを浮かべる。]
…―― 、 за тебя.
[>>115 透明な液体の注がれたグラスを掲げ、
すこしだけ、泣きそうな。
不器用な笑みが、司書の顔に浮かんだ**]
(117) 2013/06/16(日) 11:25:24[コテージ・大広間]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 11:35:40
/*
そろそろ甘ったるい空気から今日の処刑に備えて殺伐とさせるために空気クラッシャーのニルスを投下するべきか否か。
だがしかし基本的に中の人はリア充応援タイプです…ミハクレ幸せになってくれ…('、3_ヽ)_
(-47) 2013/06/16(日) 11:42:45
(-48) 2013/06/16(日) 12:21:33
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/16 12:28)
[黒髪の役人が去った部屋で、
部屋の仮初の主である若き司書へ
イルマの死を伝えた折のこと>>73。
――口籠る司書の重い吐息を聴く男は、
生乾きの頭巾を常のようにつけていた。
廊下の薄暗さも相俟って、
養蜂家の表情は定かでない。]
(118) 2013/06/16(日) 12:33:24
場所が見えているからね。
連れてくるさ
[今度は手を借りなくても大丈夫だと、
イルマについてはそう請けあって。]
(119) 2013/06/16(日) 12:34:07
[別の部屋。>>85寝起きの学者は、呼吸するのと
同じように淀みなく皮肉を置いて寝に戻る。
面食らった態で立ち尽くしていた
養蜂家は、何も言えなかった。]
…… …
(120) 2013/06/16(日) 12:35:40
[郷里が同じらしきふたりが
過ごしていた部屋に残る空気。
教本を示すごとく処刑を行った役人と、
後ろめたそうな司書の様子と…
年嵩の男が感じたのは、
理屈も追及も必要ない 閉じた世界 。]
(121) 2013/06/16(日) 12:38:13
[『 … 部屋にいるといいよ。
じゃあね、
クレスト。』
―――――心中なら、部屋ですればいい。
できないようなら、『ひとりでいきなさい』。]
(122) 2013/06/16(日) 12:40:12
[かけた言葉は、教えた合図とあわせてなお
当人に悟らせる気すらない、情含みの皮肉。
眼鏡で鎧わない寝起きのニルスが吐いた皮肉は、
己の其れと較べれば、ひどく歪みなく美しくて
朴訥な男は、途方に暮れながら外へ向かった*。]
(123) 2013/06/16(日) 12:41:53
[>>116不満を顔に出すクレストに首を傾げ。]
…いつか買ってやるよ。
傘、くれぇなら、たぶん。
[窓の外を被う雪は、今は未だ雪のまま。
ミハイルが消滅する事によって、雪の精の加護を失えば、次第に霙に、そして横殴りの雨に変わるだろう。
雷雨は嘆きの涙。
暴風は嘆きの吐息。
外を散歩するには冷え切った気温を伴い、スコールはやむ事はない。
それは、『まだ終わっていない』を彼等に知らしめるもの。
これが最後に見れる雪だろう、とクレストの髪を撫でながら、無数に天から注ぐ白い棉達の舞いを愉しむ。]
(124) 2013/06/16(日) 12:47:31[コテージ・大広間]
[>>117向けられたグラスと共に零れた言に、僅かに瞳を開いた後―――
膜に張られた涙が、今にも溢れそうな翡翠を酒のつまみに。
髪を撫でる手を下ろし、クレストの手を握る。
ミハイルは穏やかな笑みを浮かべ、ひとつ頷く。]
[こつり、]
[グラスが合わしてから、口許へと寄せ。
長いながい旅出の執着駅と、
安らぎを与える不器用な笑顔と、
愛しい者を、永遠に傍へ置ける喜びを――]
[祝い、乾杯――キッピス――**]
(125) 2013/06/16(日) 12:48:07[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 12:57:41
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 12:58:50
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 13:02:50
ミハイルとクレストにサンタマリアを勧めとこう
http://www.youtube.com/watch?v=KR54fHpcxEQ
(-49) 2013/06/16(日) 13:03:12
ユノラフさんの言葉聞こえてることにしていいかなぁ。
(-50) 2013/06/16(日) 13:08:54
[――桟橋。
死したイルマを、迎えにいく。
広い湖もすっかり凍り、働き者だった娘を
引き上げるためには浸かった腰周りの氷を
棒で突いて割らなくてはならなかった。]
ヴァルプルギスの夜は、
蜂蜜酒がなくて困ったろうなあ。
間に合わなくてごめんよ イルマ…
[酒が呑めない酒屋の娘の骸は、
ドロテアの隣に横たえて埋めた*]
(126) 2013/06/16(日) 13:11:02
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