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[逃げるように村瀬を見て、答える]
組み合わせか。
りぅは鬼って、ここにいる人たちの全滅を狙ってるんじゃないかなって思ってるの。
だから、そんな悪いヤツらが仲間とかそういう意識持ってるのかなって不思議。
そういう理性的なものは持ってない気がするよ。
1人でも残ってたらそれで鬼の目的って達成できそうで...。
だから、組み合わせって言うのはいまいちピンとこないんだ。
[もう少し考えてはみると長澤の隣で鷹野がしたように目を閉じる。
疲れのせいか少し長いこと眠ってしまうだろう**]
シンヤくんがおかしくなっちゃってたから小鳥遊センセーもわかんない状態になったの、含めたつもりになってたのね。
小鳥遊センセーも含めていいのね。
[興奮冷めやらぬ様子でハンカチで目元を押さえている]
あとね、シンヤくんが鬼さんの可能性も全く無いって言えないから、すぐにお隣にバイバイしないけどその次の状況次第では考えてるのね。
六花、今まで六花のお話に鬼さんが乗ってこないようにしなきゃって思ってたから言ってない考えもあるけど、今度は色々お話するのね。
―回想―
[全員が宣言を終え、最後に櫻木が話し始めるのを聞く。状況で考えると村瀬と同じだ。一人しか名乗り出なかったのだから、持っていると言う力自体は疑わしげでも、話している本人が嘘を言っているようには思えなかった。]
そっか…。
なら、隠れてもらったままの方が良かったのかな…。
順に提案していくって案を出したのも、もしかしたらって思ったのが小鳥遊先生だったからなんだ。
僕の目線で、小鳥遊先生が掴み切れて無くて。目線が随分と鬼寄りだなと感じてるのも、なんかの力があるからかなと思って、一旦考え直せたらとか考えてた。
[その時、弓槻の様子が一変する。確かに目の前に居る人物は弓槻に違いない。――はずなのに、それは別人の仕草だった。
戸惑いながらも、立ち上がった勢いで彼に声を]
シンヤ…っ!何言ってるんだ、目を覚ませって―――!
[しかし、彼が口にする「ヒトゴロシ」というワードに身体が固まる。弓槻に掴みかかろうと一歩を踏み出そうとする事が、出来ない。
そして、あろうことか名指しで殺してもらいたい、などと――]
んな事、出来る訳ないだろ!?
やめてくれよ、もう…やめてくれっ!元のシンヤに戻ってくれよ…!
[豹変と言うのはこういう事を指すのだろうか。こちらを覗き込む友の表情に対して、困惑と嫌悪感がない交ぜになった感情が渦を巻く。
はっとした時には、すでに村瀬が動いていた。その様子を見て、どんな言葉を投げても弓槻にはもう届かないのだろうと悟る。立ち去ろうとする弓槻から視線を外し、額に手をあてながら、どさりとシートに体重を預けた。]
あはは…、おかしいよな、皆。物騒な事ばっか言ってさぁ…。
…気が変になりそうだ。
[いつになったら、この悪夢から解放されるのだろう―――。]
―回想:終―
[弓槻の姿がこの場から消えて、どのくらいの時間が過ぎたかは分からない。幾分かは心に整理をつける事が出来た頃、ようやく口を開くことが出来た。]
…やっぱりさ…シンヤの事はショックなんだけど…、
もし鬼だったとしたら、補佐役っての?本当に存在するかは分からないけど、それっていま何してるんだろう、って思うんだ。
いや、ただ僕らが惑わされてるだけかもしれないけど。
だから、まずは長澤君が見ていない人の中から候補を出すべきだと思う。
…櫻木さんが名乗ってしまったのは拙いかなと思ったけど、長澤君と三枝さんは疑わなくていいって情報は大きいか。
残る鬼は二人で、シンヤがそれとは思えないから、考えるべきなのは繋がってる部分がどこかって事だな。
成瀬さんと須藤先生、須藤先生と小鳥遊先生、小鳥遊先生と成瀬さん。
とりあえず、僕視点だとこの組み合わせになるのか…。
[言いつつ、その3人を見回して]
そっか、先生もまた容疑者に逆戻りねぇ。
[目を覚ました後、掛けられた上着に気付く。
大事そうにそれを抱えながら、口を開いた。]
弓槻君の一連の破綻劇(>>93 >>94 >>95 >>96 >>97)、先生を鬼と見て囲った筈がそうではなかっただろうと判断して咄嗟にやったことだと思ってるわぁ。
もしくは、三枝さんに鬼の疑惑をかけられないと判断したとか、ね。
容疑者三人と、四人。どちらが鬼は逃げやすいかしら?ふふっ。
鬼の組み合わせ。…考えたくないけど、成瀬さんと………須藤先生だと思う、の。
ざっと振り返ってみて、寺崎君の動きが須藤先生と成瀬さんのどちらともかみ合わないように思う、から。
[抱えた上着には、皺が寄っていた。]
鬼達の動き予想については先に述べた通り(>>73)よ。
[レコーダーで少し前の言葉を確認する。弓槻の言葉も再生されてしまうのが、少し辛いのだけど。
小鳥遊の言葉のところでそれを止め]
小鳥遊先生が、シンヤに対して、「あの言動が場を霍乱する心算のものだったのなら完全に失敗よ」と言ったのは何故ですか?
どうして失敗だと思ったのか、そのあたりの考えを聞いてみたいのと…、僕が力を持っていそうだって思ったのはどの辺で、ですか?
[次に視線は須藤へと]
須藤先生は、最初に「占い方法は二人で同じ者相手でもいいんじゃないか」って言ってましたが、なんでそう考えたんですか?
あと…三枝さんが話してた、「須藤先生と梨羽ちゃんは、お互いにかばい合っている風に見えた」っていう意見について、どんな感想を抱いてるのかも知りたいです。
[順に質問していき、最後に成瀬の方に視線を向ける。]
成瀬さん。
「須藤先生に賛成かな」って言ってた部分、具体的にはどの辺の…どの言葉に賛成だったの?
それと、櫻木さんが名乗ってたけどさ…成瀬さんは誰が名乗りそうだって思ってたか聞いてもいいかな。
ああ、これは須藤先生にも聞いときたいな。
[そこまで話すと、手にしていたボイスレコーダーを元の位置へと戻し、再び考え込むのだった**]
三人のこれまでの希望の出し方と、会話について振り返りながら、鬼の組み合わせについて考えてみた。
[スケッチブックを借りて、黒板に板書をする時のようにまとめる。
それぞれ見出しを付け、考えを箇条書きに書き出していく]
最初の希望…成瀬は鷹野占い櫻木を吊り、小鳥遊先生は寺崎占い櫻木吊り、寺崎は椎名占い小鳥遊先生吊り。
この段階では主に、能力者の名乗り出方についてかな…小鳥遊先生と寺崎が疑い合ってる感じが目立った。
互いに希望を入れ合っている。
次に希望を出した時は、成瀬は寺崎占い鷹野吊り、小鳥遊先生は寺崎占い鷹野吊り、寺崎は鷹野占い小鳥遊先生吊り。
この頃、寺崎と成瀬の間には会話の齟齬があるように見えて、ここは繋がって無いだろうなと感じた。
成瀬と小鳥遊先生の希望は一致、二人とも寺崎と対立している。
わざと対立しているフリについて考えたけど、演技で出来る感じでないな、と思った。
つまり、寺崎からつながる誰かを考えると、残る可能性は弓槻しかない。
しかし、弓槻は今のところ鬼ではないと思うから、寺崎である可能性は低くみている。
[一旦ここまで話した後、寺崎からの質問に気づいてそちらを見る]
あの時、同じ人占いでいいと思ったのは、先生から見て寺崎と成瀬、二人しか居なかったからだ。
片方吊ったら片方占う、だから同じでいいと言った後で自分視点だったなぁと考え直した。
あと、三枝の意見について…か。
[先ほどの三枝は、まるで教室で発表する優等生のようだった。一言で無難だとか、毒にも薬にもならないと評価されて、結構へこみはしたがそこには触れないで]
三枝が言った部分は、寺崎と成瀬の会話の食い違い部分かな。
先生は成瀬が言ってる意味を理解したし、寺崎や三枝の解釈が成瀬の意図する所と違うかな、と思ったから適宜フォローを入れた。
客観的にかばい合っているように見えるのだったら、仕方がないと思うよ。
だからといって、それが鬼同士だからと結論付けられても困るんだが…。
[ふぅ、と溜息を吐いた]
あぁ、あと守るなんたらの予想だっけ。もし居るとしたら成瀬かな…と思っていた、漠然とだけど。
疑っていない者の中で、あまり目立った感じもしなかったし、潜んでいるのかもしれないなと。
/*
弓槻櫻木は悲恋確定、長澤鷹野成瀬が三角関係。須藤小鳥遊も悲恋のかほり……。椎名愛野は始まる前から破綻してるし、近藤三枝は成立する前に俺が死にました、と。
……頑張れ寺崎、そこくらいしか真っ当なカプ成立なさそうだw
[寺崎への回答の後、考察を続ける]
先ほどの観点から、寺崎は除外できると考えるので、潜伏している二人の鬼は成瀬と小鳥遊先生だと思う。
二人とも寺崎は違うというのが引っかかるが…そこは先生も見解が同じなので保留にする。
二人が互いに強く疑い合っている部分について、どう見るか。
今の段階になって、互いのどちらかを残すための演技をしているのでは…?と思う。
どちらかを犠牲にして結果を見せる事で、残った方の信用を勝ち取ろうとしているのかな…と。
[そろそろ喉が乾きを訴え始めてきた。しかし、ここには水道も自販機もない。
わずかな唾液を飲み込み、緊張で張り付きそうな喉を使う]
成瀬は先生と一致する意見が多くて、疑いを向けられなかった。
正直今だって半信半疑だ。
[成瀬の顔を見てから、小鳥遊に目線を移す]
小鳥遊先生に関しては、これまでの経緯もあって一番気になる人だ。
[…と、本来ならばもっと違う場面で使いたかったフレーズかもしれないな、と思い至り苦笑する]
[続けて]
気になる要素を挙げるとしたら…櫻木が言った前提にのりますが、長澤が鬼火に襲われそうになった事です。
村瀬を襲い鷹野の結果を伝えられなくする方が、場を混乱させ小鳥遊先生を鬼と疑いやすくなったかもしれません。
私が鬼ならそうした方が良かったのかもしれませんね。
でも、そうならなかった…何故か。
[息を一つ吐き]
占われそうな人の中に、鬼が居たからだと思うんですよ。
今、占われていない者の中で、当時占われそうな可能性があったのは、寺崎か小鳥遊先生でしょうか。
寺崎が鬼である可能性を低くみている以上、該当するのは小鳥遊先生だけなんです。
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