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[意識は戻ったが、すぐには動けない。静かに、再び目を閉じて、周囲の音に意識を巡らす]
[……ヴァルテリの声、マティウスの声、イェンニの声]
[包帯を取り替えようとしているのか。そして、マティウスの傷の事]
[タオルをぬらしてきたニルスからそれを受け取り]
ああ、すまんね。
[そして、マティアスの血を拭っていく。
痛みにあばれそうなら、ニルスに押さえるのを手伝ってくれるよう頼むが。
そうでないならイェンニとともに血を拭ったあと、包帯を舞いていく]
[イェンニとヴァルテリと、
二人が手伝うなら余計に女の出番はない。
だから身を少し硬くして座ったまま、手を握る。
目はマティアスへと向けられたまま>>122]
ほんとう……?
血を隠すのに、自分で自分を傷つけたとか…
……そうでは、ない、の…?
[微かに震える声で言葉を押し出し、視線は徐々に下を向く。
これだけの短い音を紡ぐのに、唇がすっかり乾いてしまった]
[マティアスの傷の様子に眉間に眉を寄せ。]
随分と酷いな…。
マティアス、あんま無理すんなよ。
[心配そうに手当てを邪魔にならないように見つめ。
ふとした疑問をニルスに投げつける。]
なあ。
人狼に目覚めるって事は、それは本人には自覚のある事なのか?
俺ぁ、どうしてもこん中にそんな奴が居るなんざ思えなくてな…。
[そう言う話はニルスの調べる書物には無かったかと問う]
[周囲に意識を巡らしているのは、倒れた時の事を思い出さない為でもあるのだが]
[それは無意識の自己防衛であり、彼自身は、その事に気づいていない]
/*
24hの吊りのこのそわっとする感じww
決まらないッ!!!
ユノラフから否定が来たら、どうしたものか。
悩ましいなw
彼は…言葉が話せませんから。
反論もできず疑われて…
…巻き込みやすそうですわ。
[死者を夢に見るというウルスラが、
どのように見るのかも気になって――
こくり、と、頷く気配を見せる]
[だがまあ。
イェンニが食べたいものを選ぶのを止めることはない。
どちらが先に手をかけるのかも、気にすることもない]
――…うん。
本当は、いるわけないよ。
[アイノの否定に、少しの沈黙を挟んでそう答える]
いちゃいけないね。日常には、いないはず、だよ。
[口に上らせる言葉は、彼女を安心させるように、少し柔らかくなるように。
視線は会わないけれど、その冷たい手をぎゅっと握って]
だから、一緒に、日常に戻ろう。
こんなの、いやだから。
きっと、これは、夢だよ。
……"人狼"を、いなくすれば、きっと目が覚めて、いつもに戻れる。
[昨日の様子と違う彼女に、そっと囁く。
嘘か真か、安心してほしい、というように]
ね、だから、一緒に、戻ろう。
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