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[少女の上げた声に、そちらを見やった]
HGか。あんな所で何をしてるんだか。
[元同級生が女性を誑かしている様子を遠くから眺めた。興味薄げに手洗い場へ向かうと、碁盤を床に置いて柄杓に水を汲み、口と手を清めた]
髭……。
[何やら逡巡している様子の村医者に、思わず彼が髭を生やしている様子を想像する。
想像がつかなかった為か、脳裏に浮かんだのはパーティーアイテムの付け髭と鼻眼鏡使用の姿。]
……先生には似合わないと思うよ。
[吹き出しそうになった表情を隠すように、医者の前に立って三樹の家へと向かう。]
萩原のおじーちゃんとこかぁ。
お仕事中なんだね、先生。
ね、さっき色々って言ってたけど、今年はお祭りでなにかあるの?
あっ!
ニキちゃーん!
[幼なじみの同級生が、それで自分を認識しているとは知らぬまま、回覧板を持った手を掲げてぶんぶんと振る。]
回覧板だよー!
[顔を出したネギヤに、頼まれたものを一通り渡す。
お使いを労われ、少し休んでいくかと勧められると]
え、いいんですか?
それじゃあ……ちょっとお邪魔しますね。
[内心では小躍りしながら、も素の表情とは違う慎ましい体で返事をする。
客間へと通されると、そこには見慣れない異国の女の姿があった]
イマリちゃ〜ん。
[回覧板をハグした。
再会を喜んでいるようだ。]
お医者せんせーも。
今度、うちのラブちゃん診てくれますかー。
[首をかしげた。]
だよね……。
[似合わない、というのに、こくりと首を振った。イマリの後について歩き始め]
うん。
この時期は特に、体調が心配だからね。
真里君も、熱中症には気を付けるように。
[医師らしい言葉をかけ、祭りの事を聞かれると、少し神妙な顔をして]
飾りやら何やら、誰かに盗まれているらしいって。
鍵をかけてもやられてしまって、困っているようだよ。
[ニキの声が聞こえると、其方を見やり、にこりと笑って手を振った]
……誰だろう。見たことない顔だな。
[自分を真似るように手と口を濯ぐ少年に訝しげな視線を向けつつ、柄杓を置くとゆっくりとギンスイに近づいていく]
よう、HG。元気そうだな。そっちの人は知り合いか?
[ニヤニヤと意味ありげな笑いを浮かべつつ挨拶の言葉をかける。彼に抱かれた猫に向かって]
トートト、トトト……
[・・・はネコを目指して走ってくる少女にも。
冷ややかな元同級生の存在にもまだ気づいていなかった
突然聞こえた声に]
だれが HGやねん!!
[思わず突っ込んで]
・・・おわっ!
ヨシアキかぁ!!
[心底驚いたように振り返った]
[ヨシアキの後について猫に近寄る。
猫を抱えた青年や、一緒にいる人達にぺこりと会釈した後]
トト?
[それが猫の名前なのだろうかと首を傾げた]
[訝しまれても表情は変わらない。
けれど、彼が少女と同じく猫に興味を向けるのを見送ると、注視はそれきり逸れた。
ほとんど足音をさせずに本殿へと歩んでいき、くすんだパーカーのポケットを漁る。出てきたものは金属らしい硬さを持っていたが、普段使用される硬貨ではないようだった。
賽銭箱へと放ると、コン、カン、と鈍みを帯びた音が響く]
トーットトはそれ鳥やろ!
[突っ込みながら・・・]
相変わらずだな
[くすくすと笑いが漏れる]
おめぇ くだらねーとこ変わらねー
[次第に大声で笑い出し]
えっと この人? この人は
[そばにいるトレンチコートの女の方を困ったように振り返った]
お前。
[ギンスイの突っ込みの言葉に、笑って指差した]
変わんねえなあ。
んで、こんな所で何してんだ。ははーん。
[ザクロの爪先から頭の先まで視線を巡らせた]
……そんな趣味だったんか?
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