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[キョロキョロしているとヨシアキと参加する事になったらしいセイジが目に付く」
自己紹介・・・
[またもやすっぱり忘れていた。向こうからなんか歩いてきてはいるが名前も思い出せないし、まぁ・・・うん、平気だろう]
あ、えっと・・・
[遠慮がちにヨシアキ達のほうに近づきいつもの調子で自己紹介をした]
[いつもの簡潔。というか簡素な自己紹介をし終わってふと振り返るとシンヤがさっき自分が立っていた場所でなんか立ち往生していた]
・・・?
[首をかしげた]
…フルヤマじゃん
[ガリ、と飴を噛み砕く音がして不良が口を開く。]
…おまえも参加すんの 肝試し
[同じ中学出身の後輩と見て、シンヤに声を掛けた*]
ん…――――?
[なよなよした男子生徒が、自己紹介をしている
どうやら、肝試しに参加するようだ]
タカハルな、よろしく
俺はヨシアキでええからな
あ、はい、よろしくお願いします・・・
[シンヤからまた目線を外す]
よ、呼び捨てなんて・・・むむむ、ムリですよ・・・
[小心者が先輩を呼び捨てするのは少し、いや、かなり厳しい事である]
それにしてもなーぁ、センセたちにバレて無いのかにー?
ま、そのスリルも一興ってやつですかにゃー。
[じわじわ集まったり現地スカウトされたりで、何時の間にか10人に近くなってきたこの集団。
空は暮れなずんで、幾つか電灯が灯っている校舎に視線を向けて、一人ごちた]
呼び捨て無理?
なんいいよん、構わんっつっとるのに
まぁ、いいや
なら、末次先輩、呼びや
[男子はもっと元気に、と思うのは古いか]
あっ先輩、お疲れ様です。
[ガリッと飴をかじる音に体が揺れたが、逆に声がすんなりと出た。
先輩のことは知っている。中学で話をしたことも少なからずあったことを覚えている。]
あの、肝試しって、何のことでしょう…?
[緊張がほぐれたのか、改めて周囲を見回す。]
[とたんにホッとした顔をして]
あ、はい。改めてよろしくお願いします、末次先輩。
[うっかり呼びやすくアキ先輩と呼びそうになったとかそんな]
[気づくと、シンヤが割りと近くに。なんのことでしょう。と改めて聞かれると・・・]
なんだろう・・・?
[やっぱり首を*かしげた*]
ん、よろしゅな タカハル
[ほっとした顔をしている
呼び捨て、そんなに不安な事だろうか
俺なんか、結構呼び捨てにするけどな]
んで、タカハルは、誰に呼ばれたん?
[ナオの近くに居た犬が、シンヤのほうへくる。]
んん 久しぶりナ
[その儘シンヤの足元をふんふんと嗅ぎ出す
犬に構うこと無く、会話を進めるゴロウマル。]
オカルト部が主催のイベント…
「七不思議」がテーマなんだと
[催しを知らぬらしき後輩へは簡潔な説明を。]
[またシンヤのほうに向き直り]
あ、はい、結城君でした。こんばんは。
えっと・・・
[先ほどからさっぱり名前を思い出せないまま話しかけられて焦っているのか変な応答をする。何をしてるのか?という問いに答える余裕も無い。
さっき、誰かが名前を呼んでるのを聞いたはず・・・思い出すんだ・・・脳細胞よ、結集せよ!!]
フル・・・
・・・
・・・
・・・
[とまった]
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