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[そろそろ前に入手した
手持ちの分も減ってきた頃なので、
適当に見繕ってカバンに入れる。
そうすると、別の一角に
同じゲームの参加者がいるのが見えた]
あれは……ソラさん?
だよね……はー、分かってはいたけど、きついなあ。
グリタが死んじゃったから、助けは期待できないし……
[そんな嘆きを一ついれて]
5thのフユキはどうかな。
残りの鬼、じゃないといいけど。
[協力関係を一応結んでいるもう一人を思いだし。
残り枠云々についてはそうだね、と頷く]
たしかになあ……1stと3rdと11thあたりは崩さないと。
4thは……あれはよくわかんないおにーさんだしなあ。
どーにか、1stが一人になったところを狙いたいね。
[全員一度に殺せるとは思っても居ない。
とりあえず、一番弱そうだと思う1stのことを考えた]
[ぶらりと歩いていると
最近出番がないとご立腹のカボチャが震えた。
…絵日記は絵日記らしくしていればいいと思う。
書き加えたのを教えてくれるのは助かるけれど。
『9thは、ペットボトルの水を飲む』
……いや、だからもーちっと、こう、さあ!
[あまりにどうでもいい未来に思わず唸った。
これは、あれか。
こないだクルミに対して、「未来日記に頼りすぎいくない」と大口叩いたことへの反撃か。
悔しいのでペットボトルの水を飲むのは止めた。
するとカボチャはいけしゃあしゃあと、
『9thは、ペットボトルの水を飲まない』
に変えやがった。ちくしょう。]
5thのフユキか。おいらはまだ会ってないんだな。
[そしてマシロの言葉に首を横に振って]
いや、1stを今狙うと、あれだ。3rdも11thも必ず1stを守ろうとするんだな。何せおいらたちじゃ奇襲ができない。
1stを狙うなら、ここらへんと番号が離れたもう1人の協力者が必要になるな。
5thに声をかけるっていうのは案外悪い選択じゃないかもしれないぜ。
ま、協力する条件が――4thの死、かもしれねえけれど。
[5thにとっての直接的な脅威は、「鬼」であるものに行動を把握されていることだろうと挙げ]
話とか挨拶っていうには、
明らかに様子伺ってたし……、
[見やりつつも、日記が9thの様子を伝えてくる。たいしたことの無い用件ではあったが]
中入ってもいいけど、
その鞄はこの椅子に置いて。
お前、どう見ても不審者だし……、
この程度のことは聞いてもいいと思う……。
[外からは見えず、
咄嗟には手の届かないそんな位置だ。
とりあえずの対策をして、カフェバーから離れる]
そうだね。
あの変な空間にいたときは
結構話してたのに不思議だよね。
[気安い様子のソラに
違和感は感じなかったが]
……あ。それ……。
[ソラが手にしているのが杖ではなく
グリタのポールだというのに気づいた]
ううう、ややっこしいなあ。
1stを狙うなら離れた番号がいいってことはわかるけど。
でも、狙ったらその時点で相手の未来に表示される気がする。
とくに物理的に接触する未来は。
[現に7thはこちらが来る事を知っていた。
だから、どちらにせよ相手に全く知られず襲うなんてのは鬼にしか出来ない事だ]
協力条件が4thの死ならこちらにはなんの不都合もないよ。
鬼が生きてたら、生き残る確立は減るし。
――どちらにせよ、殺さなきゃならないわけだし。
[そんな風にぽつりと呟いた]
だな。
何か、納得行くもの、見つけたか?
[軽い口調で言いながら、
視線の先に気づいて、ポールを持ち上げる。
自分の肩をトントン叩き]
スケベ親父のモンだよ。
今は、俺の武器だ。
[重い。]
だから、それはゼンジさんと二人で話したかったからで……って、ふし……。
[不審者。
そう言えば、様子窺いのようなことをして見つかるのが、何だか私の恒例になっているような気がする。
反論も出来ずに、鞄を言われた通りの場所に置く。端末は、ブレザーのポケットに仕舞って。]
その。私は、ゼンジさんたちの……味方、だからね。
[鬼の、とは言えない。ただ、4番さんが鬼であると知っていれば伝わる言い回しで、離れていく背に声を掛ける。
そうしてから、カウンターで動かずにいる4番さんの傍へ、近づいた。]
[そのまま階段を降った、
現状、9thは3階にいるようだ]
ペットボトルの水を飲みかけて飲まなかった、……ってなんなんだ、一人遊びか?
……子供は自由だな。
[ぶつぶつ言いながら、
唐草マントの小さな人影に近づいてった]
いやあ、おいら物騒なゲーム出身だからいい・・・いや、あまりよくねえけれどもよ
昨日おとといとくらべると、おいらたちもすごく物騒な話をするようになったな。
[ため息をつき]
確かに。でも、どんな予知をしたって、相手は人間だろ?
予知したところでどうしようもない状況ってーのを、つくっちまえばいいとは思うんだよな。
たとえば、おいらはマシロと殴り合いしたら、予知できても負ける気しかしねぇ。確認するのが大変だからなぁ、この形式。
[そうため息をついて]
あー、まあ、物騒な話になっちゃうのは、しかたない。
だって、こんな状況だし……
のんびりしてられるなら、してたいけどねえ。
[同じようにため息をついた]
あー、それは、そうか。
逃げ場がないように追い込むのは狩りの基本だしね。
ネギヤのは行動まで出てたけど、確かにいちいち次は右から、とか確認できないね……
[深く納得した。
ついでに自分のはそれより大ザッパなので、いつもどおり相手の動きを見て予測するだけだ]
狩りだとすると、獲物を捕殺するための協力者がいるのは当たり前。
じゃあ、やっぱり5thかなあ……
んー……
[8thは4thと一緒に居る姿をみかけたし。
フユキに協力を持ちかけた時のようすを思い返せばこちらに手をかしてくれるかどうかはあやしい。
9thや6thとはほぼあっていないことを考えると他に選択肢はない気がした]
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