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[きょろきょろと書斎の中を見渡し]
なにこれ・・・学校の図書室よりも広い・・・!
こんなに本の数が尋常じゃない。<79>万冊はあるんじゃないかしら?あの扉の向こうにこんなに広大な空間が広がっているだなんて!
[ワカバは驚きのあまり思わず[人の顔ががスカシカシパンに見えるようになった。]]
扉から出た私は驚愕した。
道行く人達の顔が。顔が。顔が。
全てが普通じゃない、そこにあるはずの目や鼻や口といったパーツがない!黄色い、のっぺりとした、これは・・・スカシカシパン!?
よく見れば[衣装係志望 ビセ]も、[犬 ゴロウマル]も皆の顔がスカシカシパン。見渡す限りのスカシカシパン、誰を見てもそこにはスカシカシパンしかないのだ!
これは夢に違いないんだわ・・・!
そう。ここは夢の国・・・ゆめゆめうたがうことなかれ、夢見るこどもの夢の夢・・・
[ゆっくりと照明がフェードアウト。]
1人芝居のお稽古はこれくらいにしてっと。
誰かと絡むお芝居とかも楽しそうだねぇ。
みんなの稽古に絡んで行っちゃっても平気かなっ?
でもその前に飲み物でも買ってこようっと!
みんなのも買ってくるよ。
[ワカバはお財布を握り締めて稽古室から*駆け出して行った*]
・・・と、皆と絡む前に練習がてら乱数で遊んでみるのでしたっ。
なるほどー。こんな感じなのかぁ。
無茶振りだけじゃなくて、単語を無造作にランダムでとかそういうのがあるともっと幅が広がりそうだねっ。
あ、でも単語とかはランダム任せじゃなくて他の人が投げかける方がいいのかな?
なにはともあれ、「人の顔がスカシカシパン」が一番やりやすかった!(笑)
[手に大量の飲み物を抱えて稽古室に入ってきた]
ららら♪スカシカシパン〜♪スカシカシパン〜♪
みんな集まってきたねぇ。いっぱい買ってきてよかったよ。
じゃーん!飲み物の差し入れですっ。
あっちのテーブルに置いとくから好きに飲んじゃってね!
1.お茶
2.スポーツドリンク
3.カルピス
4.コーヒー
5.ジュース
6.水
[買ってきた飲み物をテーブルに置いた。]
うん。私もオーディション受けるんだっ。
役取れるかどうかはわかんないけど、せっかくの自己アピールの場だもんね!
演出さんの印象に残ったらもうこっちのもんだねって勢いで頑張るよ〜。
[ルリの問いかけに、遠い目をして]
そうなのよルリちゃんっ。あの時はどうなることかと思ったよ。手をパンっ、パンっ、と叩く合図ごとに違ったせつなさの演技をひたすら繰り返していったあの稽古の過酷さ・・・・・・
先生っ、笑いや泣きならばバリエーション豊かでやりやすいけどもせつなさは、さすがにせつなさは辛いです・・・
それでもめげずに繰り返し。
ついには名手と呼ばれるまでになっちゃったわ。
ヒナさんりらっくすりらっくす!
緊張しすぎちゃうと、持てる実力の全てを出し切れないって[餅肌 ネギヤ]も言ってたよ。
・・・それにねっ。オーディションの対象になってる役とか取れなくても演出さんの印象にさえ残っちゃえば、いい味出してる憎いこんちくしょうな役になれる事が多いんだよっ。大抵主役よりも人気出る系のアレね。えへへ、私はそっち狙いっ。内緒だよ♪
あ、噂をすれば影。
ネギヤさんおはようございます!
[台本に困惑するルリとヒナを見て]
あはは、確かにこの台本めちゃくちゃだよね。流石は無茶振りのオーディション。もういっそインスピレーション?エチュードの時みたいな台本なんてあってないようなもの感覚でやるのがいいのかもねっ。
[ワカバの手に握られた台本には[村長さんち]から来た[結社員]が大いなる秘法を手に入れる為に[「家政婦は見た」状態になった。]という筋の話が書かれているようだ]
[緑茶をごくごく飲みつつ]
「カカシの隣で宇宙の秘密を知ってしまった状態になりながらも、衣装係志望 ビセとしてしりとりでしか会話が出来なくなった」役・・・すごく面白そうっ。
みんながやらないなら私がもらっちゃいたいくらい!
だってさ、「村長さんちから来た結社員が大いなる秘法を手に入れる為に「家政婦は見た」状態になった」役よりも遥かに面白そうだよ。
無茶振りってさ、役者の根本的な部分がとてもよく出るんだよね。「核となる個性」の部分。
私はそこの部分を見るオーディションだと思ってたよ。
役ってね。主役だけが一番なわけじゃないんだよ。
それぞれの「核となる個性」に合った役を割り振って行くことで作り上げられるものが、良い舞台に繋がるんじゃないかなって。
舞台は一人じゃ作れないもの。
流石に舞台の台本は別にきちんと作ってると思うよ。
緊張してたら大事な核の部分が隠れちゃってもったいないよ。だからね。リラックスしていこっ!
うーむ、「家政婦は見た」状態になった役はものすごいものなのね・・・。ここまでみんなのハートを射止める役、そうそうないよねぇ。
[しみじみしている]
ネギヤさんの伝説すごいねっ。そういう役をやったのかな?
それとも・・・・・・性別反転したり隠し子がいたりピッチピッチなのは実は本当のホントだったとかっ。
[目をキラキラさせている]
[簡易舞台に駆け上がり]
皆のもの、聞こえたか。
[智狼]であられるソラ様が宣言なされた。
世界が新しく生まれ変わると。
今こそ始まりの時。
[村長さんち]を聖地とし、大いなるきびだんごのもとに新たなる世界を!
[ルリの叫ぶ声できびだんごの塔に目をやり]
なんだと!?共鳴者が現れただと!
きびだんご。
それはただの団子ではない。
桃太郎の時代より神聖であるとされてきた伝説の団子。
<29>年の時を経て我らが前に光臨したきびだんご様に楯突くとはなんと愚かなる不届き者・・・!
ええいっ、きびだんご様を独り占めするとは!
[きびだんごの塔を抱え込むネギヤの方にものすごい剣幕で駆けて行き・・・]
美味しそう・・・きびだんご様は大変おいしそうである。じゅるり。
くううっ・・・私はっ、私はッ・・・!
・・・ああ、ソラ様。申し訳有りません。私はこの誘惑に勝つことができないッ・・・。
・・・おこしにつけたきびだんご、ひとつ私にくださいな。
[ネギヤに懇願した。もう、[狂人]として生きていくしか道は残されていない。]
[ワカバはきびだんごを口にした。もぎゅもぎゅ・・・]
ああ・・・至高の味とはこのようなことを言うのだろう。
さすがはきびだんご様。
[智狼の役に立てる、とのルリの言葉に]
・・・そうだ、私は狂人。
お供として人に紛れながらいつかかならずや、きびだんごを智狼様のもとに!
[と言ったところでソラがかけっ放しにしていったBGMが丁度フェードアウト]
・・・ふぃ〜。
音楽かかるとさ、なんかノっちゃうよねっ。
えへへ、きびだんご美味しいね!も一つ食べようっと。
[きびだんごをもぎゅもぎゅ]
あ、プレーチェさん、ボタンさん、それからオーナー!
おはようございます!
[ぺこりっ。と元気よく頭を下げた]
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