むー、お祭り始まっちゃったんだ。
でもまぁ、なんとかパンパカ係としてあちこち入れるようになったし、それはそれでよし。
…うぁーん、頭痛いよぉ。
モアイ像…。
まっ、まさか…あの中に秘密のアンテナとかがっ!?
それにしてもー、「JINRO」ってなんなんだろね。
J じんじんしてるの
I いかせておねがい
N なんでもいいわ
R ろまんてぃっくに
O おかしてほしい
きゃー。(赤面)
Japan
Inter
National
Rokudemonai
Organization
たっ、多分これだとおもうのっ!
ね、そうでしょ?紅葉。
[通信機通して、相方にどうでもいいこと囁いてみたり。]
丁度いいチャンスじゃーん?
いっぱいしらべさせてもらおーっと♪
お祭りの人ごみにまぎれたら、機密データ盗み放題?
[わっくわく。]
ねぇねぇ、紅葉ちゃん。
えーっと、コレ使えばいいんだよね?
[小さなてんとう虫型ナノマシン。]
ターゲットはどうしよー?
うーん…あのすみっこで大人しく本読んでる姉ちゃんにしとく?
存在感薄いから色々便利かもー。
…ん、これでいいのかなー?
皮下に埋め込んだマイクロチップが、本部に向かって情報送信してくれるんだよね?
…ぇ?それホント?紅葉ちゃん…。
んまぁ、その副作用は…こっちにしたら有利っちゃ有利だけど、さ。
記憶…かぁ。