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― 昨夜・自宅 ―
[帰宅すればいくらか安堵した様子のジェーンが迎えてくれた]
すみません、遅くなりました。子供たちは……ああ、そうですね。もうこんな時間。
[椅子に腰掛けると、集会場での出来事を伝えて]
子供たちにも、話そうと思います。
隠しておいて家にかくまうのも、限度がありますし。ええ、望むだけ、私の知るだけ、話すつもりです。
[明日、二人のわが子にも同じように伝えるだろう。己の知るだけの『魔女狩り』の事を]
[子供たちの寝室に入り、少女の毛布をかけ直す]
――まずは狼を探さないと。魔法使いは言いました。
けれど魔法使いの魔法には、そんな便利なものはありません。そこで――
[ぺらりとめくったページのはじめを読んで、ため息を吐く。
それから二人の頭をそっと撫でると、自室へと*戻った*]
[>>27涙をこぼすジェーンの肩を叩く。
商人として村を空けることが多い自分が背負う容疑者という重しは、ほかの者のそれより重いだろう。
容疑者にあがらなかったリックの手を、ジェーンに握らせる。自分は、ウェンディの手を取った]
ああ、読んだことがあるよ。
パパもウェンディと同じ、本好きだからね。
[>>28まっすぐに向けられる娘の瞳を受けて、問いかけに、一度、瞬きした]
――そう、だな。あると、いいな。『人』と『狼』を見分ける術。
魔法使いではない我々にも、そんな力があれば。
[望み。
笑うことはせず、深く、頷いた]
[>>33>>38医師と看護師が家を訪ねてきたのはいつの頃か]
アーヴァイン。
[ニーナが見たというもののことも聞いて、彼の名だけをつぶやいた。気をつけるに超したことはないと、彼の肩を叩いた手を見る]
ウェンディ。パパは、行くよ、狼を探しに。
ウェンディはどうする?
[一緒に行くと言うのならば、頷いて共に行くだろう]
そうか。
[力強く握り返される手を見て、少しだけ、目を細めた]
ウェンディがいて、パパも心強いよ。
[行こう、と連れだって向かう先は、自警団倉庫]
ウェンディはさっきのニーナの話、どう思う?
アーヴァインが『狼』に食べられたのがわかった、というのは。
ずいぶんと不思議な話ではあるけれど魔法使いであれば、可能なのかな。死んだアーヴァインの言うことさえ、わかる、なんて。
[独り言のような、問いかけのような、口調。
自警団倉庫につけば、言い争うような声も聞こえただろうか]
失礼、やはり、みなさんここにいましたか。
[容疑者、と言われた顔ぶれがそろった倉庫をぐるりと見回して]
クインジーがいませんね、まあ彼なら呼び出しになど応じないかもしれませんが。
[小さな我が子の目に処刑台が触れないようにしながら]
魔女なんかいるわけがない、確かに。
けれど、魔女だと思われている、という可能性はありますね。その、WoLFという組織に。
我々の祖先はある時期集団でこの地に移ってきている、魔女狩りの時代に。
[ラッセルやローズマリーの会話に、ぽつりと声をはさむ]
[>>54少女の言葉に、思案げに視線を迷わせ]
この話が「誰かが魔法使いを狙っている」のならば、魔法使いは私たちの敵ではなくなる。魔法使いがパパたちを敵だと思わない限りはね。
けれど、ニーナが魔法使いらしいというのは、ニーナが言うことだけが元なのだし……パパもその方法で『狼』を探すのは、嫌だな。
ここに絶対『狼』がいるとは言えないけれど、手がかりにはなるだろう。
怖くなったらいいなさい、いつでも。大丈夫。
[>>63ウェンディの視線を受けて
――特急列車に封じの魔法を施したのは、魔法を使えない『狼』ではない。魔法を使える誰かだ。人の姿をした――
本の行を思い出す。
視線を合わせるようにしゃがんで、告げた]
ああ、魔法使いは、私のお土産の本に出てくる主人公の事ですが……娘にうまく伝えるために、拝借しました。
我々がもし『魔法使い』で『狼』に追われているなら、はっきりと魔法が使える者は、味方かもしれない、とね。
[>>70ローズマリーに向き直り、説明する]
真実はわからないよ。
WolFという組織だって、確かなものではないのだし。我々の先祖が移り住んできた理由だって、魔女狩りとはなんの関係もないのかもしれない。
ただ現実は、容疑者とかかれた名簿があることです。我々は、このままだと村人からも疎まれるかもしれない。
[>>73ローズマリーへの返答ともなる言葉を、ラッセルに告げる]
なるほど。
[>>82ローズマリーの言葉にあごを撫で]
たとえば今夜一晩、自警団の牢に一番疑わしい人間を閉じこめて、様子を見る、とかですか。
確かに「開始」という言い回しから、反抗が続く可能性はある、が……
ニーナが魔法使いだとしても、死……いえ、いなくなった人の声が聞こえるだけ犯人を決めつけるのは難しいでしょう。
[>>91娘の手前、言葉を選んで、シャーロットに、少し眉を下げて答えて]
もし、この中に犯人がいるのならば、誰かが嘘をついている可能性がある。私も含めて。それは、ニーナにも言えること。
彼女の言うことが正しい事かどうかは、彼女にしかわからない……信じるかどうかは別の話ですが。
なぜ、ですかね。
[>>93ウェンディの名が出れば、少女の手を握る手に力が入る]
こればかりは、彼を、恨みます。
[低い声で、うめいた]
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