67 未設定の村−白い貝殻−
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【独】 髪結い ホズミ
うーあー!!!!!!!
こここここここれはきついでごんすよ。
死んでない上に最終日とか。
てかガチ的に言うなら灰同士の叩きあいじゃねーかｗｗｗ
超現実逃避したいｗｗｗ
髪結い ホズミ
［貝殻を合わせようとしたその瞬間、
目の前でロッカの体が崩れ落ちた］
また……!?
［それと同時に、ロッカの手を滑り落ちた
白い貝殻が軽い音を立てて粉々に砕かれる］
髪結い ホズミ
［倒れたロッカの体を助け起こそうとするも］
［ケンの事を思い出し、既に命がないのは予想がついて］
……また、なんだ。
ロッカちゃん、雷神様は何が欲しいのか知ってた？
だったら、教えてくれればよかったのに……。
髪結い ホズミ
［これで２回目。もうため息も出ない］
ともかく、今はロッカちゃんのご両親と
診療所に連絡するのが先だね……。
ごめん、ロッカちゃんのこと
診療所まで連れてってくれるかな？
ご両親には私の方から連絡入れておくからさ。
［やっぱ力仕事はきついわ、と努めて明るく言って］
『力なく倒れる体。結った髪がほどかれて広がった。』
髪結い ホズミ
言えるのは……これ以上
何も起こらないでほしいって事だけだね。
一通り終わったら、またそっち行くからさ。
［そう言って、フユキと
今は亡骸となったロッカを見送る］
［診療所に落命したワカバがいるとは、
まだ知らないまま］
髪結い ホズミ
さ、ウミも帰るよ。
校長先生のところにも
連絡入れた方がよさそうだしね。
［眠りにつくウミの体をそっと抱え上げて
ホズミも蔵を後にする］
だけど……ウミは不思議だよね。
事件のときにはいつもいてさ。
飼い猫にも野生の勘ってあるのかな？
ねえ……ウミは何か知ってる？
［尋ねても、聞こえるのは*静かな寝息だけで*］
髪結い ホズミ
［もう一度ガラス窓を覗き込むが
暗い雨空の下では鏡のように
ホズミ自身が映っているだけ］
さまよっている何かが、映ってたっていうのかな？
……。
［どうにかしたくても、手掛かりになるのは
抽象的で現実離れしすぎる話と、アンの形見の貝殻だけ］
【独】 髪結い ホズミ
悪魔の数字の寝言は言う暇がなかった証。
［この状況にテンションおかしくなりすぎて
（ついでにテレビ見て）４時に寝たとかね］
［そりゃ午後はずっと寝てるよね］
髪結い ホズミ
［診療所のドアをがらりと開ける］
……こんばんは。
［フユキの姿を確認すれば、
ロッカについて語る事は既になく。
しかしワカバの顛末を聞けば］
――ワカバちゃんも、ですか!?
そう、ですか。
［短い返答。
心が少しずつ麻痺してきてるような、そんな気がした］
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