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[さっきまで、目の前で話していたタカハルの姿が忽然と消えた。]
・・・タカハル?
どこ行った????
え?????
あいつ、帰った!???
[マスターに、尋ねたが不思議な顔をされる。皆が帰って行くなか、自由帳をもう一度開いてみた。]
あ・・・あいつの名前と・・・
こっちは龍崎、か?
[滲んで消えてしまったタカハルの名前を指でなぞる]
訳わかんねぇけど・・・何も言わずに行くなよ・・・お前。何か知ってるなら俺に、教えて欲しかったのに・・・
ダイジョウブ――
スグアエル―−―
[タカハルの声が聞こえた気がした]
・・・タカハル?
すぐ会える・・・のか?どこで??
[声は続けた]
オマエノ、スミカ・・・
ミズ・・・
[マスターに水を一杯貰うと、一気に飲み干して、結局何も注文しないで店を出る]
名前が塗りつぶされていた龍崎も、
消えているんだろうか・・・。
[また頭痛がする。タカハルに似た声が、聞こえた気がした]
俺の棲みかって・・・
何処のことなんだよ???
[足は自然に再び神社の方へと向かっていた*]
―夜―
[湖の岸で水面を見つめていたヤスナリは、周りに誰も居ないことを確認して少し体を動かすと、服を脱いで水着になった。]
ここに何があるって訳じゃ、ないんだろーけどー・・・
[何故か消えた人間に会えそうな気がして、湖の中へ入る]
居たって、水死体だぜ?
[苦笑すると、水中に潜っていった]
[水中にて]
ツレテイク・・・?
キョウモ・・・?
ダレヲ・・・?
ノートニナマエ・・・カイテ・・・アル。
ミナミサトエリコ
オイデ・・・ヒトノコ
ココハ・・・キレイダ
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