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― 朝 ―
[ベッドの上で、目が覚めた。
部屋に光が差し込んでいないが、時計を見るといつもの時間だ]
珍しい夢を見たねぇ
もうずっと若い頃のことなんて思い出してなかったのに
[少し頭をかくようにした。
そのままベッドから降りると窓辺に向かい、カーテンを開ける]
…雪だよ
きれいな夕焼けだから晴れるってわけじゃないんだねえ…
[ふと、カーテンを開けた自分の手に目が行く。
綺麗な、皺のない白い手だった]
…
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くるみちゃん、おばあちゃんは遊ぶ気まんまんだったよう
生前一番気にしてたことといえば、お手玉からあずきがもれないかどうかだからねぇ…
/*
先生もお疲れ様ですよう
おばあちゃんのぼけ発言にすごい丁寧に答えてくれて嬉しかったです レディ…
みんなの死に様がきれいすぎて、なんとなく夢の国に行った自分がどうしよう
― 休憩室 ―
はっ
[気がつくと、病院の別の部屋に座っていた。
子供たちが遊戯スペースで駆け回っており、テレビからは少し前の懐かしい曲が流れている。
じゃれあう子供たちを見て、つい無意識に声がもれた]
子供は、いいねぇ…
[すると隣の男性が、「はは、アンタさんだって子供だろうが」とこちらに向かって笑った。
この人は、昨日出会った人だ。
そうだ、昨日自分は休憩室でこの人と話をした。
これはその時を繰り返した夢なのだろうか。
でも、わたしが子供…
男性はかまわず独り言のように言葉を続ける。そして聞いた。
「春の花だ。アンタさんはすきかい?」]
すき…
カタクリの花、わたし、好き、よ
[声が高い。
ああ、わたし、若返ってる]
[男性は「孫にも喜んで貰えるかもなァ…」と笑った。
どんどん思い出してきた。
わたしは何だか知らないけど若返ってる。
そしておそらく昨日の世界に居る。
もっと思い出す。
この後は、確か、お手玉を作る。
1日と半かけて]
だめっ…!
[小さく叫ぶと立ち上がった。
私の願いが叶ってる。
「一日でいいから、若かった頃に戻りたい 」
自分は死んだのか?
それともこれはただの夢なのか?]
おじさん、わたし行くね。
ありがとう
[立ち上がると、駆け出した。
身体が軽い。力が満ち溢れている。
走りながら外を見た。
雪の降る光景の手前に、反射した自分の顔が見えた。
ちょうど満州で女給をしていたころ…15,6歳の自分がいた]
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ショッピング!
ぼたんさんは一体何を買うだろうか…
テンマさんなすさんお疲れ様です
自分ももう終わってたー!ってなりました
/*
たらしの人は狼PLっていう記憶がある…
村は26日まであるでしょうか?
連休中よりは平日の方が来れるような気がしています
また明日以降、宜しくお願いします!
おやすみなさい〜
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おばあちゃん全く麻雀わからないよ
頭のいい人がやってるイメージ
そして村で出てくるイメージ曲みたいなのを聞くのが好きです
花の名ってこの曲かー!タイトルだけだと思い出せない曲が多い いいっす
改めてぽれさん村たてありがとうございます
ゾウサクさんと話せてよかった
この村でしか会えなかったと思うと余計に!
くるみちゃんー
あとで会いに行きます 行きたい
― ロビー ―
[走り出して、着いたのはロビーだった。
きっと一日しかこのままでいられないとわかっていた。
家族に会いに行く?
おじいさんは死んでしまった。
自分が入所するときに少し後悔するように泣いた息子はもう今は半年に一度来るか来ないかだ。
嫁も、孫もそれぞれ生きているだろう。
もう、それでいい。それがいいと思う]
くるみちゃん、いない
[息が荒いままきょろきょろ見回す。
病室も何も聞いていない。
はぁぁ…とため息を吐いて下を見たとき気づいた。
服が、何故か昔持っていた白いワンピースだった。
そして姿は昔の姿。これでは自分だとわかってもらえない]
やれやれだよ…
あっ
[見覚えのある医師が歩いてくる姿が見える。
いつも月一で見てくれる外科のユウキ先生だ。
彼なら、病室を知っているだろうか。
いや、これが自分の夢だったらそもそも知るわけがない]
ええい!ままよー
[首を振ると彼の元に駆けていった]
[彼の目の前に躍り出ると、彼の都合などかまわず話し出した]
あ、あの、先生
いつもお世話になっております
えーと、くるみちゃんが…
[お医者先生に嘘をつくというのでやや挙動不審だ]
あの、わたしはくるみちゃんの友達のぼたんといいます
くるみちゃんにお見舞いに来たんですが、先生、病室はわかりますか?
[上目遣いで聞いた]
/*
みんなどうもどうもです!
特にRADWINPSの方が好みかもしれない
ぽれさんはえろぐろじゃなかったですねwww
でもそう考えると少ない出現ながらなすさんはわりとなすさんだったような気がする…
そしてskyhighさんはぐみの村で一緒でしたね
ぐみ年末
寒かったので
やや固め
[先生の申し出に、とっさに、いえいえ忙しいお医者様に悪いよう、と言いたくなったがこらえる]
あ、お、お願いします!
初めてなんです、この病院
ロビーで迷っちゃって…
[と言いながらもいつもの特等席の陽だまりをふと見やる。
さっきまで、雪が降っていたのではなかったか?
陽だまりの中、ほかの常連が思い思いに過ごしていた。
そして、ふっとその窓の外に、うすく飛ぶように歩くような少女の姿を見た気がした]
あっ すいません、ぼうっとしちゃって
[案内してくれようとする先生に遅れまいと、くるりと向き直り、もう一度小さくお辞儀をした**]
― 病室 ―
[ユウキ先生と一緒に病室に向かっていく。
どんどん困ったことに気がつく。
まず、行ってもくるみちゃんは自分に気づかない。
ただ不審がられるだけだ。
さらに一緒に行ったら、先生にも知り合いじゃないことがばれてしまう。
その上お手玉も完成していない。
本来なら、この時間私はお手玉を作っているはずなのだ。
会いたい気持ちがどんどんしぼんで、顔が自然とうつむいていく。
しかし、目の前の先生はくるみちゃんの病室のドアを開いた]
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