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お使いかな?
[日本酒の瓶を携えた少女を横目にみていると、玄関先にネギヤが現れる]
あ。先日はお電話で失礼しました。
繰田と申します。
[少女の応対をするネギヤに、『先に上がってて下さい』と促され。戸惑いながらも、暑さから逃れるように屋内へ入った]
[強い日差しに目が慣れていたせいか、家の中はやけに薄暗く感じる]
ふぅ。やっと一息ついたな。
[玄関の上がり框に腰をかけ、ネギヤと少女の姿を見るともなしに*見ていた*]
[何気なく振り返った拍子。廊下の先、襖の影から覗いた顔に気付き]
!!?
ざ、ざせけわらしゃへぇー。(座敷わらし)
あひゃひゃひゃ、舌噛んだっ!
[ふごふごと口を押さえつつ、目をこらす]
あれ?人、かな?
こんにちはぁ。
[ぺこり、と頭を下げる。気まずい]
[目の前で展開されるアンとペケレの会話を、聞くともなしに聞いていた]
随分暢気な外人さんだなあ。
[颯爽と去っていくペケレの後ろ姿を見送っていたが、「客間に」と促す声で我にかえる]
あ、あぁ。すみません。
[客間には、先ほどの酒屋の娘がおり]
えぇと。
……暑いねぇ。ははは。
[お得意の乾いた笑いを放ちながら、出された麦茶をずずずずーっと啜った。気まずい]
えへん。おほん。あはん。
[無意味に咳払いをしていると、ようやくネギヤが現れる]
どうも。どうも。
今日はよろしくお願いします。
[ぺこりと頭を下げると、取材を始めた*]
―祭り前日・ネギヤ邸 客間―
ほうほう。なるほど。昔は、欠夜来と書いたんですか。へぇー。
で、その、お祭りの謂れとかは……。
[話を聞きながらペンを走らせていると、カラリと襖が開く。そこには、可愛い給仕の姿が]
あ、どうも。こんにちは。お茶菓子ですか?ありがとう。
[ペコリとお辞儀をして出て行くプレーチェの姿に]
可愛らしい子ですねぇ。
……えぇえ!?姪御さん!?に、似てない!
あ、いや、その。ふがふが。
[慌てて口を塞いだが、遅かったようで。人の良さそうな主の笑顔が、少しだけ引きつった]
えぇーっと。
お話を続けさせてもらいますね……。
[パクリと茶菓子を頬張ると、取材を続行した]
―祭り当日・旅館の一室―
[枕元に散らばった、メモや資料を整理しながら、昨日のことを思い返している]
欠夜来村ねぇ。
そういえばネギヤさん、しきりと雨が降らないか気にしてたな。
そりゃ、お祭りだから晴れた方が良いに決まってるけど。
[ぼんやり外を眺めるが、全くの晴天で]
まぁ、降らないわな、この分じゃ。
お?お囃子が聞こえてくるじゃないか。
[神社に近付くにつれ、お囃子の音が大きくなってくる。少しずつ出店も増えて、行き交う人の表情も心なしか浮かれているような]
やっぱり、祭りって良いもんだよな。
お、りんご飴。懐かしいー。お面の店もあるなあ。
あいや、これは、取材。
仕事です、仕事。
[『仕事、仕事』と、呪文のように自分に言い聞かせつつも、そろそろ開き始める出店を目にすると、我慢が出来なくなって]
り、りんご飴は買おう!!
おじさーん。すみません、飴ひとつ!
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