小野寺 リウは、携帯を取り出し、サヨからの着信を確認した。

武藤 ヤスナリは、小野寺 リウが開いた箱の中>>139を見て、眉を上げた。

小野寺 リウは、目を丸くして銃を見つめると、バクに差し出した。

箕鏡 バクは、小野寺 リウが差し出す物を見て目を丸くした。「…え？」

小野寺 リウは、口をとんがらせ。「あたしが撃って当たると思う〜？」

瀬田 タカハルは、言うだけ言って、ミナツに背を向ける。

箕鏡 バクは、小野寺 リウの言葉に「俺だって使ったことねーし…」と言いつつ、受け取る。

小野寺 リウは、再び携帯が震えるのに気づいた。サヨのメール>>140だ。

小野寺 リウは、サヨからのメールを見て頭を抱えうずくまった。

箕鏡 バクは、小野寺 リウの様子に、「…どうした？」と訊ねた。

小野寺 リウは、箕鏡 バクに「ちょっと、クラッときただけ」と、引きつった笑顔で伝えた。

瀬田 タカハルは、椎葉 ミナツの「お願い」の声に、少し足を止めた。

箕鏡 バクは、小野寺 リウに首を傾げつつ。「とにかく移動しよう」

箕鏡 バクは、武藤 ヤスナリ>>151に「だったら俺が先行する。後から二人で来てくれ」