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[懐に入れた手の中に、固い感触がころりと落ちた。俺はそれを引っ張り出して、やっぱりな、と笑う]
(金の、螺子かあ...)
[螺子の放つ光に気付いたのか、うずくまっていた娘の顔がすこし上がったように見えた]
そらのあお うみのあお
[ふたつのあおが混ざり合えば、いつか海も空もひとつに......なる?**]
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俺が見てるのは絵の中の娘さんの「想い」とか、そんな感じだけどね。
これも見えるものは同じじゃなくていいとは思う。
とりあえず、きっかけは投げたつもりなんで、後はよろしく(お前
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おとと、そちらもお疲れさん、と。
でもって、見事に丸投げしてきやがったなwww
何とか繋ぎあわせてまとめに持って行こう、うん。
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はっはっは、まあ螺子が出現したから、あとは鍵が揃えばいいやろという思考。
娘さんと俺の扱いはどうやってもいいよ。
海から上げるなり、海そのものをどうにかするなり(
たぶん、合わせて落とす時間くらいは夜になんとかあるはずっ!**
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あ、絵のモデルの娘さんは現時点で過去の人(すでにお亡くなり)なので、さらっと昇天させちゃってもいいです。
うちの彼女とは別人なのでそこだけ、おきをつけください(割と蛇足な説明を遺して去るる**)
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そこは否定せんw<鍵が揃えば
ん、扱いはりょーかいした、兎的最適解を考えよう。
[逆に怖くありませんか、それ]
にゃ、無理なく無理なく、なー。
[呼びかけの後、水底へと目を凝らす。
ゆら、ゆらりと揺らめくいろの奥。
目に入ったのは、座り込む誰かの姿。
それは自分の目には、見知った誰かに重なって見えて]
…………。
[いつか言われた、『ごめんね、捜さないで』という言葉。
それに違う言葉が重なり響く。
『許されるなら、捜しにきて』と]
………………。
[は、とひとつ、息を吐いて。
鎖で繋いだ小さな輪二つを握り締めた]
…………ばぁか。
[ぽつ、と零れ落ちたのは短い言葉。
それは、今はいない者と自分自身、両方にかかるもの]
ほんとに、あれだよな。
……いっつも、計算と先読みばっかで。
それに助けられてたのは、否定しねぇけど、さ。
[握り締めた手の中がひいやりする。
そこにあるものが、形を変えて行くような、そんな感触が伝わってくる]
……一人で抱えて、考えすぎなんだよ、って。
いっつも、言ってたろうが。
[それはいつの間にか、自分の気質になっていたのは笑い話……にはならないか。
そんな事を考えながら開いた手。
そこにあるのは、濃藍色の小さな鍵。*]
/*
とりあえず、鍵その一、具象化までは書いといて。
兎の修復だけ、先におとしてしまうのも、ありか!
あとはそれに合わせて動いてもらえるしにゃー。
兎の出てくる前のタイミングでの絡みとかもちょい巻き戻せばできるのだし、というわけでちょっと皮被ろう(ごそり。
若旦那 ゼンジは、よしできた、お気楽兎降臨。[栞]
『やあやあ、どうやら無事に見つかったみたいだねー☆』
[近くで揺れる朝顔の茂みから、ぽぽーん、という感じで飛び出した兎は、しゅたっ! と着地しながらお気楽な口調でこう言った。
それと同時に海の水がざざっと円形に引いて、沈んでいたものたちが姿を見せる。
兎がひょい、と手を上に上げたなら、現れた『鍵』と『螺子』はふわっふわのその手の上へ。
それらが放つやわらかなあおい光に、兎はどこか満足げに目を細めた]
『……ああ。
見つかったんだね、『自分がどうしたいか』の、最適解』
[ぽつ、と小さく呟いた後、兎はくるりとその場で一回転して、それから。
手にした『鍵』を空中に向けてつき出し、くるり、と回した。
かちり、と小さな音が響く]
『さがしたいもの、さがせないもの』
『むきあいたいもの、むきあいたくないもの』
『わすれたいもの、おもいだしたいもの』
『……『刻』は、ほしいものといらないものがたくさん交差して、編まれてる』
『絶対の正解なんて、どこにもないんだよね』
[歌うような言葉と共に、突き出されるのは『螺子』。
それが回るに合わせて、きりきり、きりり、と音がする]
『でも、それなら、自分がほんとに望むものに』
『手を伸ばして、先へと進む』
『それが、『世界』を生かす力にかわるんだ』
[きり、きりり]
[兎の手の中回る『螺子』]
[やがて、鳴り響くのは時計の鐘の音12回]
[直後、かしゃん、と何かが砕ける音が響きわたった]
[それは、世界を隔てる壁が砕ける音]
『さぁて、これにてぼくのお仕事しゅーりょー!』
『いやあ、完全に沈む前に間に合ってよかったね!』
『あとは、望む時に望む場所に帰れるはずだよ!
……うん、多分、ね!』
[最後の最後に不安な事を言い残し。
兎は手にした『鍵』と『螺子』を空へと投げ上げる。
投げ上げられたそれは光を放ち、その粒子が沈んでいたものに、『鍵』と『螺子』を抱えていたものたちに降り注ぐ。
光の粒子がちらちらと舞い落ちる中、くるり、踵を返した兎はてんてん、てんてん、跳ねて、消えた。**]
/*
てなわけで、無責任兎の事態収拾完了。
後はいつでも現世に戻れるよ、と。
うん、今回はPC設定の昇華するにも時間足りなかったからね……。
やり取り必要なら、なるべく返せるようにするよ!
と言いつつ、ちと離れます……気温と気圧にちょっと、負けてる……。**
[逸る心そのままに、波音に向かって駆けていく。
その先が正しいという確証は無かったけれど、でも]
── 呼んでる。
[こっち。こっちだよ。
幼いコエが、誘導するように聞こえてくる。
あの子のコエ。
大好きだった、大好きな、大好きなのに記憶に封じ込めていた、あの子のコエが]
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