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[鷹野の言葉に、はじめて見知らぬ後輩であったことに気づく]
お、ああ。呼び出しだよ、呼び出し。お前らも気をつけろよ?
・・・そうそう、俺たちも偽汽車見に行くんだ。一緒に行くか?
[続いて長澤の馴れ馴れしい言葉に、気分を害することなく答える]
ああ、オカルトなら意外といろいろ話せるぜ。いまも同じクラスの三枝に話してたんだ。じゃあ道中盛り上がりながらいくか!その代わり、お前らもこの辺のオカルト話とか、知っているのは教えてくれよな。
オカルト……こわいのは、あんまり得意じゃないんだけど。
その、ちょっと会いた、……じゃなくて、気になることが……でもなくて、…………や、やっぱり興味があって。
ほら、皆が行くって話しているから、私もって、……。
[言葉尻がどんどん濁っていったのは、突っ込んで聞かれては都合が悪いと途中で気づいたから。
結局は、「皆が話しているから興味があって」などと、流行りごとには疎い小春らしからぬ理由に落ち着いた。
失礼な返答になってしまったかもしれない、と青ざめてひっそりと唇を噛むも、椎名はあまり気にした様子もなく、オカルト知識を披露してくれた]
……そうなんだ。 椎名くん、詳しいんだね……!
[小さく息をつく。
椎名の変わらぬ調子がありがたくて、熱心に聞き入りながら頷いている内に、血の気も戻ってきたのだった]
[そう言って玄関を出ようとすると、小鳥遊が歩いてくるところだった]
あれ、モミジちゃんまだいたんだ。あ、先生ね。モミジ先生。
モミジちゃんも松柏駅興味あるの?なんなら俺たちと一緒に行こうぜ?
[先生に言ったらとめられる、という感覚はないのだろう。気軽そうに尋ねた]
[この時間に松柏駅へ向かっているとなれば、やっぱり噂の件と思われるのも自然だった。]
まあ、噂話が気にならないって言ったら嘘ですけど。
[少なくはない人数が口にする噂であったし、学校で聞いたばかりでもあったので、興味はあった。オカルトが好きとかそういう感じではないのだが。]
近藤先生は優しすぎるんですよ。
塾の人達が行くって話は…僕は聞いてないっすね。
学校では、同級生達が行くって騒いでたけど…。
[近藤から目を逸らし、先程話していた彼らが来るかもしれないと、道路の方へ目をやった。]
あらあらまあまあ。
椎名君、まだ残っていたのねぇ。
[一緒に、という言葉には少しだけ困ったように笑い]
ええと、そうね。
先生もその駅方面に用事があるし、ついでで寄るかもしれないわぁ。
それでいいかしら、椎名君。
[流石に須藤のパトロールに便乗するだとか、バクの個人事情に興味があるからついていく心算だと言う筈もなく。]
それにしても、椎名君がオカルト好きなのは意外ねぇ。
そういうの、女の子の専売特許だと思ってたわぁ?
うふふ。
[と、いつもの笑顔で。]
へえ、モミジちゃんも来るんだ。そういいながら、本当はオカルト好きとか?じゃあまあ、会えたらね!
へへ、外で先生に会うのってなんか変な感じだねえ。
[小鳥遊とわかれ、椎名は同級生や後輩とともに、玄関から出て松柏駅に向かった]
さあ、行こうぜ。どうせ何もないだろうけど・・・もしかしたら、本物の偽汽車を見れるかもしれないしな・・・!
[期待をしていなさそうに軽く言うが、目の中は本気だった。今度こそ・・・そう信じて、彼はオカルト話を面白おかしく後輩に話しながらも、真剣な目で駅に向かっていた。]
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