(あ)
[プレーチェだけにメールを送る理由が無い。
そこまで仲良しじゃないから。
だから全員にメールを送った。
そのメールはクルミにも届く筈]
(クルミちゃんが来たらどうしよう)
[そんなの、分からない]
[時計は9時を回った。日は高い。
(おかしいな。お腹が空かないのも、眠くないのも変だよね。
バスの中で寝ちゃったから?)
傷だらけなのに、たくさん歩いたのに、痛いのに、痛みを感じるところが壊れてるみたいな遠さだ。
(おやつが無いからかな)
そう言うことに無理やりする]
[彼女は、どんな風に死んでいったのだろう。
優しくて、しなやかに強い女の子だった。
ぶっきらぼうな自分は、ろくな事もしてやれなかったけれど。
けれど、きっと彼女なら。]
(……お前なら、自分だけ助かりたいなんて。
思ったりしねぇよな、きっと)
[ごめん、と呟いて。
最期に胸に過った思いは、誰に届く事も無い]*
/*
_(•̀ω•́ 」∠)_
↑こんなの現在地に張り付けてみようかと思ったけど、使えない文字だからやめろアホか向井って言われた。
よし寝る
[投票の…矢先はむかいの文字…
別に憎かったわけじゃない、殺そうと思ったわけでもない。
けど一つ出た結論は生きるためには、必要だと思った。
彼の気持ちは痛いほどわかる。
けれどその決断は重く、受け入れる気持ちになれず、返ってきた反対の言葉にいつしか、疑心暗鬼となって根源を屠る。]
……。
[メールに届く内容は、どこか見ていて悲しく。
たった今助け合おうと手を差し伸ばしてくれた人は死んだ…
震える手でメールに『今から行くね…』とだけ書くと、パタンと折り畳んでポケットにしまう。
足はJ10へ向けて進んだ]
イマリちゃん……どこにいるのかな?
[横断歩道の真ん中で佇み待つ自分]
隠れながら追いかけるよ。
斧は身を守るためにイマリ君が持っているといい。
僕にはハンガーを貸してくれ。
[瞬発力も運動神経も自分よりいいだろう女子相手にどうするべきか。
持っていけるだけの支給品を鞄に詰めて、歩みを*進める*]
生徒会長 リュウイチロウ ベックは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[>>5 ベックのいう通りにハンガーを渡す。
(イマリがさきなのね)
けれどなにも言わなかった。
横断歩道に向かいながら、先ほど>>3のプレーチェからの返信は素直に読みといて良いのだろうかと考える。
他のクラスメイト──もう一人の人狼ジュンタを除いては、すべて白組に見える。
もしかしたら、自分と同じように、狂信者なのかもしれないけど。
編成から見ると、可能性は薄い気がした。
(クルミちゃんとぷーさんが一緒に居たら)
(イマリはクルミちゃんを騙せるのかな)
(ぷーさんは、今も迷いなくフェンシングの大会目指してるのかな)
(大会のためなら──ひとを殺せるのかな)
まとまらないことを考える]
―横断歩道―
[歩道にイマリは来てるだろうか
途中にお楽しみBOXから[つぶ餡]を手に入れたものの待つのはやはり不安が襲う。
二度三度振り返り彼女を見つけたなら少し怯えた目で顔を見て語りかける。]
…イマリちゃん…助け合えば生き残れるの…?
私…どうしたらいいのかな…
[今にも泣き出したくなりそうで、けれど不安は募って…涙の雫は頬に垂れて伝う]