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ザクロおねえさんと、ゼンジおじさんですね。
よろしくおねがいします。
[もう一度頭をさげると、しゃがんできたゼンジと視線があった]
うん。パパはお仕事があるので、あとで遅れてくるんだって。
パパと一緒にお泊り、たのしみなの!
[うれしそうに話す]
「このクソガキ」という言葉が喉まで出かかったじゃないか。
そっか、パパにあったら教育について話し合いたいな。
はははははー。
[それでも営業スマイルをたもつのは、悲しい接客業の性]
大女将さんなの。
きっとしゃきっとしているんでしょうね。
[ゼンジの乾いた笑いを耳にして、微笑む]
お父様とのお泊りなのね。それは楽しみね。
あのね……ゼンジおじちゃんじゃなくておにいちゃんなんじゃないかしら?
いや、まあ、いい年ですけどね。
無邪気に言われるとグサッと来るのも正直な気持ちなわけですよ。
普段未熟者扱いされてるから余計来た。
ええい、そこ煩い!
「やーいおじさん」っつったの聞こえてんだからな。
俺がおっさんならジロウもおっさんだろが。
[マチコからの野次に反撃]
おじちゃん、怖い…
えっと、パパと同じくらいに見えたから…
[そこにザクロの話を聞いて、『あ、しまった』という顔になる]
え、あの。
ゼンジおにいさん、ごめんなさい。[ぺこり]
いい年なの?
あまり私と変わらないかと思ってたわ。
ジロウさんは……落ち着いてるのよ。ね?
ちょっと待って! マチコ怒らないで! ここ台所だから怒ると危ないわよ!
ザクロさんが何歳なのか存じ上げませんが、ジロウと同級生なんでそれなりの歳です。
そしてマチコちゃんもそれなr がふっ
[何か飛んできた]
マチコっ!
だから台所は危ないって。えーと。ジロウさんマチコ押さえてっ!
[ゼンジのそばにやってくると心配そうに見上げた]
大丈夫? でも……口は災いのもとじゃないかしら?
ジロウさんはマチコより年上よ。いくつかはナイショだけどね。
[後頭部に当たったものを拾い上げる]
ニンニク……?
俺は吸血鬼かおのれはー!
知るか、友達の奥さん何歳かなんて知るか!
って、焼けてる匂いするじゃんそれ。
[コンロのフライパンを指差した]
マチコちゃん、食事時間守らないとお客様泣くぞ?
[捨てられた子犬のような目で見つめる]
うん、わかった。騒いでごめんな。
残りのギョウザしっかり焼いてくれ。
えーっと。
ここにいると、なんか流血の惨事になりそうだし、私が手伝うと……だからマチコ笑わないでよ! もー。
ええ、食堂で待ってるわ。
ルリちゃんも一緒に行く?
ザクロさん、あなた一体どういう料理を作ったんですか……。
ああ、行きますよ食堂。
[マチコに渡されたポットを手に食堂へ。
適当な席につくと、三つの湯のみに*茶を淹れる*]
どういう料理って……。
普通に砂糖とか塩を使って、爆発とか焦げもなく、見た目が普通な……ああ自分で言ってて悲しくなってきたわ。
簡単に言うと、あんまり美味しくなかったのよ。マチコは死ぬほどまずいって言ってただけ。
中学時代の調理実習の話なのにね。
お茶ありがとう。いただきます。
[旅の疲れからか、部屋に案内されるとすぐにうたた寝してしまっていたようだ。目を覚ますと、少し日が翳ってきている]
だいぶ長く寝ちゃったのかしら。
……お腹空いたわねぇ。
[部屋を出ると、食べ物の匂いに惹かれて、食堂へと歩いていった]
[途中、ロビーを通りかけ、ジロウの作った人狼オブジェを見つけると足を止める]
あら、こんなところに。さっきは気が付かなかったけど。
……ジロウちゃん、なかなか腕を上げたのねえ。
[うふふ。と、小さく笑うと、再び食堂向けて歩き出した]
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