人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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学生 ハツネ

[兎を見失った初音は、ヴァイオリンケースを胸の前で抱え直し、
きょろきょろと周囲を見渡す。

展望台へ向かう遊歩道は町より高くなっているので、
景色がよく見えた。

とはいえ、初音は滅多にここへ来ない。
町のようすが変わっているのか、それとも元のままなのか、]

 ……わか、らない……

[海辺の町なのは同じだし、目立つ建物がないところも同じ。
だが……

故郷ではなく、
高校生活のために越してきただけの初音は、

町に興味がなかった。]

(15) 2016/07/18(月) 14:12:21[丘の中腹?]

学生 ハツネ

[ヴァイオリンの恩師が隠棲するまで、名前すら知らなかった町なのだ。
そのことに改めて気づくと、初音は酷く不安に襲われた。

青い波。
校門前で、そしてついさっき見たあの波が幻覚ならば、]

 兎も……?

[考えながら、遊歩道の片側の手すりにすがろうとして、
初音は立ち竦む。

ついさっきまで、あちこちでペンキの禿げた手すりは古かった。
それが新しくなっている。]

 嘘……

[ヴァイオリンケースと学生鞄をぎゅっと抱きしめると、
初音は後ずさった。]

(16) 2016/07/18(月) 14:16:14[丘の中腹?]

【独】 学生 ハツネ

/*
ぶつかってみようかな。
思い切って。

(-9) 2016/07/18(月) 14:18:05

学生 ハツネ

[展望台のほうへ視線を向ける。
ベンチに座った人影と、その膝の上で丸くなった猫が
いた>>2ことを思い出して。

そののんびりとした姿は、遠目にも初音を安心させるものだったから。

人影は年配の男性のようだった。
ベンチから立ち上がり、足元を見つめて歩き回っている。
まるで、何かを探しているように。>>7

猫はその傍らの地面に座り、尾を振っている。>>6

初音は彼らに声をかけようと、
坂になった遊歩道を上がり切り、展望台に足を踏み入れた。]

(17) 2016/07/18(月) 14:39:20[丘の中腹?]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 14:40)

学生 ハツネ

[異常に気づいた。

植え込みの緑に色とりどりの花が混じっている。>>6
朝顔だ。>>#3]

 ……そんな、
 だって、さっきまでは……?

[助けを求めて近づいた場所に罠が張られていたような感覚。
それとも、これも幻覚なのだろうか?

灯台の影は短く、濃いように思える。

初音は何かを探しているらしい老人と、
彼の足元の猫を交互に見やり、逡巡した。
この場から逃げ出すべきか、それとも声をかけるべきか、と。

不思議な歌声は続いている。>>#1]

(18) 2016/07/18(月) 14:56:37[展望台]

【独】 学生 ハツネ

/*
アンカ間違えましたね。
すみません。

(-10) 2016/07/18(月) 14:59:22

学生 ハツネ

[今も続く歌声はどこから聞こえてくるのか。
近いようでもあり、遠いようでもあり。>>#3

しばらく耳を澄ましていた初音は、
この歌声こそが不安をかきたてるのではないかと思った。

ときおり不協和音の混じったメロディは、高く、低く。
聞く者を落ちつかない気分にさせる。
あのアブラゼミの合唱のごとく、
不愉快で、不規則な音の羅列に歌声を付けたかのよう。

ヴァイオリンケースと学生鞄を片手に提げ直し、
初音はおそるおそる老人>>7と猫>>6に近づいた。]

 あのう……
 何か探し物ですか?

[背中を向けていたのは、初めて見る顔だったろうか。
それとも、どこかで出会ったことのある相手か?**]

(19) 2016/07/18(月) 15:15:11[展望台]

【独】 学生 ハツネ

/*
13時=昼1時という設定なのかな?
ただの演出?

朝顔はどうしよう。

(-11) 2016/07/18(月) 15:17:21

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 15:17)

化粧師 ンガムラ

[カランコロンと下駄が鳴る。和装は着付けもやるし、お客の評判も良いから着慣れたもんだ。
幼馴染みとかは、おっさん臭いって言いやがるけどな。
あー、朝顔が咲いてんなあ...最近グリーンカーテンとかで、結構、植えてる家が増えたよな]

にしても、あっちい...

[出際に持ち出した店の名前の入った団扇で、ぱたぱたと顔を仰ぐと、ちったあ涼しい気がするのは、海が近くなったせいかな。

気のせいか、波の音も近く...ちか、くぅ?!]

近すぎるだろっ!!

[思わず突っ込み入れた俺の目の前に、ざん、と、白い波頭、つーかこれ、ほとんど海の中ですから!]

(20) 2016/07/18(月) 16:27:18[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

[波の音と被るように、鐘の音が聞こえた。どっかで聞いたような、全然知らないような歌声と一緒に]

(21) 2016/07/18(月) 16:31:53[美容室→海岸通]

【独】 化粧師 ンガムラ

  

 そらのあお うみのあお

  あしたさくはな あおいはな

  

(-12) 2016/07/18(月) 16:43:49

【独】 化粧師 ンガムラ

 

 なみにゆられて どこまでも

   はなをたづねて どこまでも

 

(-13) 2016/07/18(月) 16:44:30

【独】 化粧師 ンガムラ

 


  きみをたづねて いつまでも

 
 

(-14) 2016/07/18(月) 16:45:11

化粧師 ンガムラ

[周りは一面にあおに包まれて]

わけわっかんねえよ.........

[気付けば、俺は、やたらに咲き乱れる朝顔の中に、居た]

(22) 2016/07/18(月) 16:47:49[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

[波のおとが聞こえる、歌声もまだ...

まるで.........]

て、うわっ!なんだおまえっ?!

[なーんて、感傷に浸る暇も無く、突然現れた直立歩行の兎が、なんだか一方的に色々まくしたてる。
何がなんだかわからねーっつの!てか、勝手なこと言ってんじゃねーよ、このっ!]

おいこら、人の話を聞けーっ!!

[こっちが、口を開く前に消えやがった]

(23) 2016/07/18(月) 16:52:21[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

あーもう!なんだってんだ。

[頭を抱えるって、こーゆー状況を言うんだよな、と、本気で頭を抱えながら俺は思ったね。
えーと、なんだっけ?鍵と螺子?]

.........たーく、しらねっつの。

[はあ、と溜め息が漏れた。溜め息つくと幸せが逃げてくって歌の文句かなんかだったっけ?
ああもう、あの兎野郎、俺の僅かな幸せ返しやがれ!]

(24) 2016/07/18(月) 16:56:41[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

おーい?誰かいるかー?

[探せと言われても、意味わかんねーし、朝顔の向こうに、人影が見えた気がして、俺は、とりあえず、歩き出したんだ**]

(25) 2016/07/18(月) 16:58:37[美容室→海岸通]

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