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[酷く強い力で、足が引きずり込まれていく。恐怖のせいもあったか、体が固まったようにうまく動かなかった。それでもヨシアキの手を離す事はなく]
っ……!
[ずるり、足が滑る。体がどぷりと血の沼に落ち込む。ヨシアキの手を握る手に、右手も重ねた。視線はヨシアキと花子さんとを順に見て]
[両手が添えられた手を、更に強く握り
俺も、両手で彼女の手を握る]
っ…――――!
[どうなるか、わからないけれど
力は、確かに籠っている]
マシロ、痛くても我慢しや?
一緒に、おるからな
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紅の本当の名前の話
最初は、流れ上「花子さん」にするつもりで
「トイレの花子さん」の異説を作ろうと、結構苦心したのです
花子→華子→華(女)子(子供)→性を売る女性、しかも子供である→花子さん遊びましょ、とはつまり…
と言うね、そう言うのを考えて
百花繚乱から貰って
百花の王、牡丹を名前にしようと
そう、思ったのでした
/*
牡丹 死亡年齢13〜16歳くらい(年齢消失) 死後200年〜250年
設定
貧しい農村の生まれであり、飢饉の年に人買いに売られ、色街に入る
最初の客を取る日の夕刻、脱走
村に戻るも、華子(色街から逃げて来た子)と呼ばれて、村中から酷い扱いを受けていた
死因 性的暴行の上、惨殺
学校の七不思議の定番である、花子さん
最初はただの作り話であったけれど、数多くの子供達がそれを試した結果、無残な死を遂げて彷徨っていた彼女の耳に届いた
花子さん遊びましょ、と言う声が、自分に暴行を働いた者達の言葉とかぶり、それを口にした者に復讐を試みるのだと言う
自分自身の、暴行で受けた恥辱を穢れと感じており、清らかな場所、日の当たる場所には顔を出せない
もしも彼女に出会ったら、自分自身を赤い絵の具等で真っ赤にして、日の出まで起きていなくてはならない
/*
赤は彼女と同じ色であり、女性の穢れだと彼女は感じるようだ
だから、赤く染まった者には、自分の境遇を重ねて手は出さない
トイレ以外に現れないのは、七不思議がトイレの花子さんであった事と、彼女の死体が丁度トイレくらいの物置に詰め込まれていたからである
…―――
とまぁ、こう言う設定にしようと思った
だがしかし、最後の流れで失敗した(ぉ
仁
[悪い霊に魅入られたと他人は見るだろうか]
それでも…
[人の愚かさを黙って見ていた。]
俺は…これでよい…
[すでに時が流れ過ぎた]
セイジ
[仁の言葉をききつけて]
結城君…
[座り込むタカハルに話しかける]
僕はこちらに来ることを願ってしまった。
だから恐らく戻れない。
戻れたとしても…―――
[これ以上は口にしなかった]
でも…君は望んでここに来たわけじゃない。
戻りたいと口にすれば、戻れるかもしれないよ?
[寂しげな笑顔ではあったが、その顔はタカハルの知るセイジの顔]
科学部 セイジは、ここまで読んだ。[栞]
あっけよ!あけよう!
[適当に入った教室の窓を開けようとして、そのうちそれは力ずくにと変化する。しかし、開く気配は全く見せなかった。]
― 1年1組の教室 ―
んだよー、誰もいねーのかよこんちくしょう。ここはそうだ1年1組じゃないか。なら俺の机が…。
[何かを求めるように声を荒らげ、何かを求めるようにふらふらと机を探す。
探し物は直ぐに見つかった。]
―引き出しに仕込んでおいたあれが見つからないか…。
[座り込んだまま首を傾げる]
かえ・・・れるの?
[力の無い声で呟くように言う]
でも・・・先輩は?
[分かっている。分かっている。
目の前の先輩が紡ごうとした言葉ぐらい。
その笑顔の意味ぐらい
でも・・・でも・・・]
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