情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
―死した後―
[――ゆらり、眸を開く。
死ぬ前の激痛を思い出して、わずかに躰をすくめ――
そして、今、瞳を開いた先に。
地に伏し赤にまみれた己の体と、常に持ち歩いていた杖を手にするトゥーリッキの姿と。
己を殺した相手の姿を見る。]
……死んだのか……
死んでもこの場所から離れられぬとは……皮肉じゃのう……
[都会に憧れ。
古い村に飽きて。
それでもそのことを正直に表に出すことすらしなかった男は、ただ皮肉な笑み浮かべて。
ゆらり、と宙に浮きながら生きているものたちを眺めていた。]
[それから誰が来たのか、手出ししたのかどうか。
背に手をついたまま、暫し呼吸を繰り返し、]
――どけ、
[右手にはナイフを持ったまま――書士に落とした最期の刃は喉。
びくりと跳ねたが最期、彼はもう動かない。]
……長老の所、行って来るわ。
[ナイフを抜いて、雪の上に落とし、こときれたビャルネを担ごうとしたところで一つ息を吐く。]
無理――今そんな力なかった。
[呟いて、ふらりと立ち上がると引き止めもされなければ長老のテントへと*向かう*]
マティアス待てなくてごめんー!
とりあえず適当に時間に幅もたせた感じですが
ビャルネには申し訳ない。
まさかこんなにかかるとは!すいませんすいません。
[引き留めず追い遣らず痛ましい姿のビャルネを見て、瞬きには長い瞑目すらうまくいかず、堪えるようにきつく瞼を伏せた。キィ…―――整えるように震える白い息をひとつ吐き、彼に向き直り近づこうとして―――カウコの行動に目を見張る]
…………
………すみません…
[跳ねるビャルネが事切れ、担げずひとりテントへ戻るカウコを呼び止めず。キィキィキィ…―――ビャルネの傍へ寄り、誰に対してか項垂れ掠れる謝罪を零した。
ビャルネの瞳は開いていただろうか、開いてたなら閉じさせようと、彼自身の意思か誰かの手により閉じていたとて、車椅子から身を乗り出し、触れる。生の温もりが抜け落ちていくビャルネの額―――触れる手が震えた]
………、…―――
[死者に触れた手は静かに離れ、震えごと手の中に握り込む。溶けぬはずの雪と氷は赤黒い液体の熱に少しだけ溶けていたか、それすらも共にまた冬の女王に抱かれ凍るのだろう]
………僕もテントに戻ります…
[カウコの向かった先をちらと見てから、周囲の者たちはどうするのだろうかと視線だけが問う。ビャルネを運ぶ人手を求められれば、車椅子の膝の上ならと*申し出るだろう*]
[藻掻くほどのちからも失ったビャルネの右腕が
誰の何へと反応したものか――ぴくりと動いた。
彼のひくつく指先が、虚空をさまよい赤を落とす。
或いは、ただかき集めようとしたのかもしれない。
流れ出すいのち、やらぬと宣されたとどめ、望み。
然しその指は、宙へ何か文字を記そうとする態とも、
その場にいる何者かを指さそうとする態ともとれて]
――…
[蛇遣いは、賭けの結果を見出そうとする面持ち。]
手遅れ。 そうかもしれん。
だが、――村もそうかね? 違うだろ。
[呆と言うカウコへは肩越しの応答。ビャルネの
折れ砕けた腕を握り、意識を保たせようとする。]
…レイヨ、ビャルネに―― 否、
[車椅子を軋ませる青年の名を呼びかけ…やめる。
彼の家、卓へ薬草扱うらしき設えは見ていたけれど]
ウルスラ先生、居るかね?
気つけ薬か何かを――――
あ、ッ…
姉様?どうかなさった?
[ぐねりと動く蛇と、視線巡らす人へ不思議そうに問いかける。心なしか、期待に満ちた声色。。
視線で誘われればその答えもまた瞳の奥で。
足跡は、蛇の女と連れ添うようにもう一つ]
…あら、まぁ……
[鮮血は、望んだままの赤、紅、朱──…。
白い髪にはとてもお似合いだと、口元は緩く紡ぎ。止めに入るトゥーリッキには聊か恨みがましい視線も向ける]
/*
個人的に、「様子見」は
置いてきぼりなPCを出さないように
発言を自重しつつログを精読する時間です。
皆さまはどうお使いなのでしょうかとエピ用に。
書士 ビャルネは、ここまで読んだ。[栞]
/*
寝落ち対策としてしおりを挟んでおこう……
ドロテアもしゃべってくれんかなー。
ちょっと表がひと段落ついたら探してみよう。
私が赤好きと言ったから?見せてくだすったの?
[来いと誘うた蛇の瞳に問いかける。とてもとても嬉しそう。共にビャルネの傍にそろりと足を偲ばせると、つい、と指を這わせて赤を舐めやる]
彼にも言ったのよ。赤が好きって。覚えててくれたのは、嬉しいわ。
[ビャルネの喉に白刃が振り下りる瞬間も、伏せ目がちの瞳は緩く柔らかく見つめます]
[背に受けた、イェンニの恨みがましい視線には
気付かずも―――確信と必要を持って長引かせた
断末魔とその赤は不満をそのままにさせたろうか。
もはや骸となったビャルネに詫びて触れるレイヨの
横顔をしばらく眺めていて…やがて吐息を漏らし]
戻ることが必要なら…そうするといい。
[運ぶ手助けに関しては、黙して被りを振る。
必要なのはこの場で雪を掘って埋める人手であり、
レイヨがその作業に適しているとは思えずに――]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了