人狼物語 執事国


98 収穫祭の村

【発言絞り込み表示中】全員表示はこちら

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了

視点:


煉瓦工 ユノラフ に 2人が投票した。
漂泊民 イェンニ に 3人が投票した。

漂泊民 イェンニ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、煉瓦工 ユノラフ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、学者 ニルス、遊牧民 ヴァルテリ、声を失った男 クレスト の 3 名。

学者 ニルス

[>>4:70 あと、2人。
確かにイェンニはそう言った。
それが事実であるか否かは分からない。
ただ、ニルスは信用する者をもう決めていた。
それは覆らない。]

神様の試練にしては随分と重いものを課せられてしまったようだね、君は。
だが、それももう終わる。
……君が人として、ドロテアやウルスラと会えることを祈っているよ。

[会話はそこで途切れ、ニルスは居間のソファーに腰を下ろして眼鏡を外し、目頭を揉んだ。**]

(0) 2012/11/19(月) 01:09:34[居間]

学者 ニルスが接続メモを更新しました。(11/19 01:10)

学者 ニルス、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 01:11:44

声を失った男 クレスト

[自分の問いかけに対し、複雑な表情で答えるニルス(>>4:57)の言葉を、真剣な眼差しで聞く。一句一句、言葉のひとつも聞き漏らすまいと]

“重たい荷物を背負ったような気分だよ”

[最後を締めくくる言葉に、彼は唇を結んだ。その瞳に、苦しみや、悲しみや、切なさ、申し訳なさ……いくつもの感情がないまぜになり、複雑な色を作る。しかしそこに、迷いの色はなく]

………。

[小さく礼をして、投票箱に向かった]

(1) 2012/11/19(月) 08:59:37[屋敷・居間]

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/19 09:00)

声を失った男 クレスト

[投票を終えると、その足で向かったのは、炊事場。かすかに、ニルスたちの会話も聞こえてくる]

[“それ”は、探すまでもなく、調理台の上に置かれていた。何人もの命を奪ってきた、ナイフは]

……っ。

[小さく、息を詰め。一度、硬く目を閉じ――彼はそれを手に取った]

(2) 2012/11/19(月) 09:02:44[屋敷・炊事場]

声を失った男 クレスト

[ウルスラを殺したのは、恐らく、イェンニなのだろう。彼女の縫うこしらえ物の美しさは、それを引き取りに来ていたイェンニも知っていたはずだから]

[それを彼女の亡骸に掛けていたのは、人鳴らざる者に変貌してもなお、残っていた、人の理性なのではないだろうか――]


[確証は無い。ただ、彼がそう思うだけだ]

(3) 2012/11/19(月) 09:03:56[屋敷・炊事場]

声を失った男 クレスト

[イェンニが入れてくれたお茶の美味しさも。マティアスの手当てをしてくれた事も。……ドロテアを失った嘆きも]

[嘘だとは思いたくなかったから、そう信じたいだけ、なのかもしれない]

[しかしそれが事実であるか、単なる思い込みなのか、知る術はなく――]

(4) 2012/11/19(月) 09:05:41[屋敷・炊事場]

声を失った男 クレスト

[居間に戻ると同時に聞こえてきた、イェンニの言葉(>>4:68)が刺さる]

[“誰も殺していない者が、2人”……と言っていたが、違う。
ただ、直接手を下していないだけで]

[アイノは、自分が殺したも同然だから]


[レイヨだって、本当ならば――]

(5) 2012/11/19(月) 09:07:30[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[だから、自分は――]

―――ッ!


[声にならない声を上げ、イェンニに飛び掛る。その喉に、ナイフの刃を突き立てる為に]



[ウルスラと同じように、喉を切り裂く為に]

(6) 2012/11/19(月) 09:12:34[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[イェンニの喉から吹き出す、生暖かい赤を浴びながら]

[むせ返るような、さびた鉄の匂いを嗅ぎながら]

…………。

[掌に残る、ナイフの刃がずぶずぶと沈んでいく鈍い感触に、今更ながら、身体が震える]



[生かされる為に一度喉を裂かれた自分が、他人の喉を裂いて死に至らしめたという皮肉には――気づきもせず]**

(7) 2012/11/19(月) 09:18:03[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 10:11:09

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/19 10:11)

声を失った男 クレスト、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 10:12:38

遊牧民 ヴァルテリが接続メモを更新しました。(11/19 13:25)

遊牧民 ヴァルテリ

[ニルスがイェンニに投票するというのは聞いていた。

 居間へと降りればイェンニがそこにいて。

 しばらくあとにニルスやユノラフ、クレストもやってくる。
 投票をはじめる様子に小さな吐息を零し。

 選んだ名前を書いて、箱にいれた。

 イェンニとニルスのやり取りに口を挟む事はなく]

(8) 2012/11/19(月) 13:52:43[二階廊下]

遊牧民 ヴァルテリ:居間

遊牧民 ヴァルテリ

[人数を口に出すイェンニに、わずかに眉を寄せる。

 それでも、その言葉を止めることはなく。


 ユノラフへとちらりと視線を向ける]

  ……

[狼だと判断した男はいつもの陽気さはないように見えた。

 居間から少し姿を消していたクレストが戻ってきたとき。
 その手にある銀色に瞳を眇め]

(9) 2012/11/19(月) 14:07:03[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[止める暇もなく、イェンニへとナイフを突き立てるクレストに、
 ただ、ため息を零した]

 ……かわいそうに、の。

[どちらへ向けてともつかぬまま、呟きを一つ。

 クレストを止めるためにか、それとも、手を下すのをかわるためにか、立ち上がっていた二人の男を見る]

(10) 2012/11/19(月) 14:14:20[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[ユノラフの背後へといつの間にか移動して]

  おまえさんも、向こうへいっておいで。

[そんな声をかけて。
 ユノラフがこちらを振り向いた時に。

 狼に変じて、その咽喉笛をくいちぎった。
 居間が赤く染まる。

 イェンニの血と、ユノラフの咽喉から吹き上げる血で。

 彼がかざしかけた首飾りが、血溜りへと、おちた]

(11) 2012/11/19(月) 14:15:57[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[灰色の毛並みにかかった赤い血を軽く舐めとり。

 狼は、ニルスとクレストへと、瞳を向ける]

 さてさて。

   食い殺せるかの……

[いいわけも説明も、なにもしないままに。

 朝になってから狼に変じる辛さも感じさせないままに。
 油断なく二人を見つめた*]

(12) 2012/11/19(月) 14:16:04[居間]

遊牧民 ヴァルテリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 14:16:54

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/19 14:44)

声を失った男 クレスト

[ひとを、ころした]

[イェンニは、人間では無くなってしまったのかもしれないけれど。それでも、彼にとっては、人だった]


[絶命し、足元に崩れ落ちたイェンニのガラス球のような双眸が、自分を見つめている]

………っ。

[後悔は、していない。いや、してはいけないと、ぐらつきかけた気持ちを立て直し、イェンニを見つめ返す]


[掌に残る、鈍い感触を]

[胸に広がる、にごった感覚を]


―――ッ。

[振り切るように奥歯を噛み締め、血まみれのナイフを指から剥がすように、ゆっくりと、ゆっくりと、手を開いていく]

(13) 2012/11/19(月) 15:44:47[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[彼の手から滑り落ちたナイフが、床に落ちて。甲高い金属音が、居間に響く]

[緊張が解けたのか、一気に体中の力が抜け、イェンニの血だまりに膝から落ちた]



[途端]


………!

[ざわり]

[全身が総毛立つ、感覚に、背中が跳ねた]


[ざわり]

[毛穴という毛穴から、冷たい汗が噴出す]

(14) 2012/11/19(月) 15:45:41[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト



[未だ、じくじくと痛む脇腹の傷が無ければ、発狂していたかもしれない]



[――得体の知れない恐怖が何なのか]

“おまえさんも、向こうへいっておいで”

[その声と共に、知る]


―――――!!

[狼に変貌したヴァルテリが、ユノラフの喉笛を食いちぎる様を目前にして]

(15) 2012/11/19(月) 15:46:08[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[――この、圧倒的な恐怖に晒されて、マティアスもウルスラも、死んでいったのだろうか]

[仇を目前にしながら、身体が動かない]

[ニルスに目をやると、信じられない、といった様子で小さく首を振るのが見えた]

(16) 2012/11/19(月) 15:55:31[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[再び、ナイフを手に取ろうと、手探りで探すが見つからない]

[その間も、ヴァルテリだった狼が自分達を見つめているのを肌で感じながら]

[それでも、指先は、必死でナイフを求めていた]**

(17) 2012/11/19(月) 16:04:27[屋敷・居間]

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/19 16:04)

学者 ニルス

[眼鏡を外したぼやけた視界の中、投票を終えて出ていったはずのクレストが戻ってくるのを見る。
異変を感じ取るのは、>>6 クレストが飛び掛かってからのこと。
慌てて眼鏡を掛けてソファーから立ち上がるも、間に合うはずもなく。
クリアになった視界がまず捉えたのは、>>7イェンニの喉元から吹き出す赤色の血だった。
驚きで>>10 ヴァルテリの呟きが耳に入らず、クレストへ寄ろうと数歩歩み出した時には、>>11ヴァルテリはユノラフの背後にいた。
聞こえた声に振り返った時には、もうその喉笛は噛み切られた後。]

………ユノ、ラフ。

[ただ呆然と、赤く汚れた居間の床に倒れていく友の身体を、目を見開いて見た。
そして。]

―――………ヴァルテリ殿。

[ゆっくりと視線を動かした先に、>>12 血を舐める灰色の狼を見る。
その今までと変わらない言葉遣いと、今までとは大きく違う姿とに、ニルスは息を飲む。
しかし、怯えている暇などはない。
僅かに震える手をぎゅっと握り、緩く首を振り、ニルスはじっとヴァルテリを見詰めた。]

(18) 2012/11/19(月) 16:05:41[居間]

学者 ニルス

……ご老体に鞭打つこともありますまい。
大人しく御隠居なさってはどうですか、ヴァルテリ殿。

[さて、狼に変じた彼に冗談はどれほど通じるか。
勿論、ニルスとて余裕で冗談を口にするわけではない。
出来るならば、争いたくは無い。争ったところで、どれだけやれるか。]

それともやはり、我々も喰い殺さねば気が済みませんか。

[じりじりと後方に下がりながら、クレストの様子を窺うのに後方に視線を遣る。
>>17 クレストが落としたナイフを探すのを見つければ、クレストを狼から庇うように二人の間にニルスは陣取る。
ヴァルテリを真正面に捉えながら、ニルスの視線は時折左右へちらりと動く。
武器になるものを探すかのように。]

(19) 2012/11/19(月) 16:09:28[居間]

学者 ニルスが接続メモを更新しました。(11/19 16:09)

遊牧民 ヴァルテリ

[怯えをみせるクレストから、軽口をたたくニルスへと視線をむける。
 距離をとる仕草は気にしない。

 跳躍すればすぐに詰められる距離だ]

 隠居してられればよかったが、そうもいかんようになってしもうたからの。

   なぁに、お前さんらが見逃してくれるのなら。

 わしはこのまま去ってもよいのだがの?

[ふん、と鼻を鳴らして、ニルスが隠すクレストへと視線を向ける。

 血の匂いが動いたことで、ナイフの動きを知る]

 それとも、おまえさんらが、わしを殺すかね?

[悠々と問いかけながら、何時でも飛びかかれるように、身を低くした]

(20) 2012/11/19(月) 16:19:38[居間]

声を失った男 クレスト

“見逃してくれるのなら”

[場違いに、ゆったりと喋る狼の声が耳に届く]

――それは……出来ない。

[声も無く呟き、彼は首を振った。……指の先が、何か固いものに触れた]

(21) 2012/11/19(月) 16:33:01[屋敷・居間]

学者 ニルス

我々がここであなたを見逃せば、そのツケは他の村人にいくのでしょう?
だったら、ここで終わらせる他はない。

……しかし、その前にお聞かせ願いたい。
人狼の本能というものは……人を食うという衝動は、それほどまでに抑え難いものですか?
今までの友人知人を捨てねばならないほどのものなのですか?
それとも……人狼として目覚めると同時に、そのような情も失くしてしまったのですか?

[獣が身を屈める。それは、跳躍の準備であるとニルスは知っている。
巡らせた視線の先には椅子と、レイヨの足を傷つけた置き物の破片と、幾つかの無傷の置き物があった。
使えるものといえば、その程度だ。
クレストがナイフを手に取るまで会話で気を逸らそうとしているのは、恐らく明らかだろう。
それでもニルスは問い掛ける。時間を稼ぐ為だけではなく、自らの疑問のままに。]

(22) 2012/11/19(月) 16:34:23[居間]

声を失った男 クレスト

[ずっと、考えてきた。自分がここにいる意味を]

[最初は、供物として命を捧げ、災いを退ける為だと思っていた]




[だけど、生きている]

[生きている――いや、生かされている意味を、だから、考えた]


[そして出た答えが、生きて人狼を食い止め、この村を守る事、だった]

(23) 2012/11/19(月) 16:35:48[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[ニルスが会話でつなぎ止めている――]

[彼は、狼に気づかれぬようにナイフを手に取った。その間に、狼は身を屈め、今にも飛びかかろうとしていて]

[じり、と腰を浮かせる]

(24) 2012/11/19(月) 16:38:05[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[機会は、恐らく一度だけ]

[――今度こそ、死ぬかもしれない。だけど、掛けるしかない]

[じくじくと]
[じくじくと]

[傷口がうずく。塞がりかけた傷が、開いているのだろう]


[ならば……]

(25) 2012/11/19(月) 16:41:13[屋敷・居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[ニルスの問いかけに、狼の金の瞳が彼を見る。
 獣の顔は表情が分かりづらい]

 ……目覚めてしまえば、人の食事では生きていけぬよ。
   それとも、なにかい。


   殺されたくないから、餓死しろ、と。

           ――いうのかの?

[情はある。
 想いもある。

 けれども、それは人を食べるこういに反するものではない。
 そんな説明はしはしないけれど。

 ニルスの思惑もわかってはいるが、その疑問に答えることを厭うことはない]

(26) 2012/11/19(月) 16:41:32[居間]

声を失った男 クレスト

[狼の死角から、ニルスの足元めがけてナイフを滑らせ]

っ!

[狼に、飛び掛った。何かを握り締めているように、装って]


[血まみれの身体だ。どうせどう動いても、匂いで嗅ぎつけられてしまうし、傷の痛みで動きも鈍い]

[だったら、ニルスが動きやすいよう、囮になればよい事――]

(27) 2012/11/19(月) 16:47:50[屋敷・居間]

学者 ニルス

[獣の表情では、>>26 ヴァルテリの言葉が真実であるか否かを測ることは難しい。
老人の口調もまた一定で変わることは無く、そこから感情を読むことも出来ずにいた。]

食事の為に、餓死せぬ為だけに人を殺めるなら、
……ユノラフは何故、死なねばならなかったのですか?

[一日に一人ずつ、人が死ぬ。
それが食事であるなら、空腹を満たす為には一人分で足りるのだということになる。
そのようにニルスは考えていた。
であれば、今日の食事はもう済んでいるはずだ。
なのに、友は死んだ。
ニルスは、ちらりと床に伏したユノラフの身体を見る。]

(28) 2012/11/19(月) 16:51:25[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

 ほう……

[おもしろい、というような相槌を一つ。
 咽喉の奥を鳴らして笑う]

 なら……どうして、アイノやレイヨは死なねばならんかった?
   おなじこと、だろう――

[死にたくないからだと。
 そう暗につげながら、嗤う。

 日に一人なのは、夜でなければ狼で居るのは辛い事だからだ。
 夜の間に全てを食べれるわけでもなし。

 だからいま。
 すこしでも気を抜けば人にもどるだろう]

(29) 2012/11/19(月) 17:07:26[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[不意をつくように飛び掛ってくるクレストの動きは分かっていたから、まだ人に戻ることはない。
 それでも何かを握っているような、その拳に。
 警戒して、横に逃げようとニルスから意識を逸らした]

(30) 2012/11/19(月) 17:09:07[居間]

学者 ニルス

[>>27 足に何かが当たる感触に視線を落とすと、そこにはナイフがある。
それを拾おうとした途端にクレストが飛び出していく。
しかしナイフは、此処にある。]

――――……!!

[その意図を察し、名を呼ぼうとした声はぎりぎりのところで押し留めた。
ニルスは素早くナイフを拾い上げてから>>30 横に逃げようとするヴァルテリの動く方向へ、椅子を乱暴に掴んで放る。
そして、それを追いかけるようにナイフを構えて、飛び掛かった。
獣の身体では、胸を狙うのでは致命傷を狙うに心許ない。ニルスの狙いは、首だ。]

(31) 2012/11/19(月) 17:16:22[居間]

遊牧民 ヴァルテリ

[逃げた場所へ邪魔するように椅子>>31が投げられる。

 それにぶつかる痛みに、咄嗟に瞳を閉じてしまい]

 ――っ

[飛び掛ってくる人の匂いに、噛みつこうと、口を開いた。

 咽喉を狙うナイフに気づかなかったのは、クレストの血の匂いにまぎれたせいで――。

 ニルスに噛みつこうとした動きは、クレストに阻害され]

   っっ――!

[声にならぬ遠吠え一つ。
 咽喉に刺さる硬く冷たい鉄の感触がやけつくようだ。

 狼に変じていた姿は、枯れ木のような老人へともどった。
 喉につきたてられたナイフが、変容のさいにさらに大きな傷をつくる]

(32) 2012/11/19(月) 17:32:13[居間]

声を失った男 クレスト

[上手く、いったようだ。ヴァルテリの意識が向かう先は、自分]

[気づかれるのも、避けられるのも、分かっていた。ヴァルテリの逃げる先に、椅子が飛んで来たのは予想外ではあったけれど――]


[椅子の後を追うように、ニルスがナイフを構えて飛び掛るのが視界の端に映る。彼はありったけの力を込めて、狼の毛皮を掴んだ]

(33) 2012/11/19(月) 17:41:50[屋敷・居間]

学者 ニルス

[単に飛び掛かるのでは、跳ね退けられる可能性は十二分にある。
咄嗟に投げた椅子が狼にぶつかり怯んだ隙を狙って、ナイフを突き出す。
それと同時に、>>32 ヴァルテリの口が開かれて、その牙が目に入った。
人の喉笛を一撃で噛み切るそれを目にしても留まらずにいられたのは、飛び出した勢いのお陰だ。
その牙が自らの鼻先に届くより、一歩早く。

―― 手の中の銀色が、獣の喉を貫いた。

眼前で、狼の姿が見慣れた老人のものへと変じていく。
その光景に追撃も忘れ、ナイフを握ったまま、ニルスはヴァルテリの顔を見る。
喉に刺さったままのナイフが、更にヴァルテリの喉を傷つける感触が、手から伝わる。]

……すまないが、これで終わりのようだ。

(34) 2012/11/19(月) 17:49:17[居間]

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/19 17:58)

遊牧民 ヴァルテリ

[クレストが引っ張っていた毛は、灰色だけをその手にのこし。

 ニルスの言葉に、床に倒れた老人の顔に苦笑が浮かぶ]


  ――、

[言葉を紡ごうとするも、溢れ出る血で喉がふさがり。
 そのまま、ゆるりと瞳を閉じて、息絶えた**]

(35) 2012/11/19(月) 18:00:25[居間]

学者 ニルス

[ナイフから手を離せば、ヴァルテリの身体は床へと倒れていく。
その表情に浮かぶ苦笑を見、何かを言おうとするかのように唇が動くのを見遣るも、それが音になることはない。]

………。

[ニルスは言葉もなく血で汚れた片手にナイフを握ったまま、同じく血で汚れた指先で眼鏡のブリッジを押し上げる。
その血は、―― 人と同じ赤い色をしていた。]

(36) 2012/11/19(月) 18:09:38[居間]

学者 ニルス、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 18:10:20

学者 ニルスが接続メモを更新しました。(11/19 18:10)

声を失った男 クレスト

[狼の喉にナイフが突き立てられ――手の中の毛皮が、縮んでいく]

……っ。

[狼の姿は、みるみるうちに見慣れた老人のものへと変わり]

[何かを告げようとその口を動かすも――こぼれるのは言葉ではなく、ごぼごぼとあふれる血の泡で]

[己の手に、僅かばかりの毛を残し、老いた狼は息絶えた]

(37) 2012/11/19(月) 18:12:32[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト

[長いような、短いような。悪夢のような時間は、終わった]

[自分と同じように、友を失ったニルスだけれど、掛けられる言葉は……みつからない]


[視線が、使用人部屋の方に向き、彼は音もなく呟いた]


――終わりましたよ。

[……と]

(38) 2012/11/19(月) 18:20:58[屋敷・居間]

声を失った男 クレスト、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/19(月) 18:22:28

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (2)

学者 ニルス
70回 残6957pt
声を失った男 クレスト
81回 残6643pt

犠牲者 (4)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残9000pt
怪我人 マティアス(3d)
82回 残6550pt
飾り窓の女 ウルスラ(4d)
49回 残7611pt
煉瓦工 ユノラフ(5d)
56回 残7557pt

処刑者 (4)

町娘 アイノ(3d)
64回 残7266pt
絵描きの子 レイヨ(4d)
40回 残7773pt
漂泊民 イェンニ(5d)
49回 残7896pt
遊牧民 ヴァルテリ(6d)
69回 残7176pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby
人狼物語 by Momoko Takatori
人狼審問 by kiku2rou
アニマル by monta!
執事国の学生&人々、笑う執事学園、シツジノ学習帳、アンノウン(期間限定) by sebas
だんぼる by Lastname
シベリア by manbou_b