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[大丈夫、の言葉に「んだなァ」と頷く。
医者に言われると、大丈夫な気がしてくるから
不思議なものだ。
目元を擦り、それでもまだ見難い名札を確認すべく
数歩、先生へと近づいた。
親御さんも、何か縁あってつけたのだろうから
その名を知っても、笑うことは無いだろう]
そうか…、「結城先生」の事かどうか
今度、聞いてみるさね
アンタさんは、結婚はまだなのかい?
最近の若い人は、独身の方がいいって思想も多いようだけんど
[誠実な医師を思い、些か一方的な感想を続け]
アンタさんはさ、早く結婚して
子ども作った方がいいよ
子煩悩な感じがするしなァ…
[子どもはいいぞー、と、先の孫の顔を浮かべて笑い。
のみ切った珈琲の缶をゴミ箱へ転がすと、
軽く手を挙げ「またなー」と挨拶を残して
廊下を進んでいった*]
/*
ユウキ先生、お相手ありがとうございましたー!
お見合いおじさんみたいになってしまった…
いよいよ今日が最終日ですね。
帰宅は24時過ぎになってしまうので
ご挨拶を。
このたびは、年末のお忙しい中に参加して頂き、ありがとうございました!
また機会がありましたら、一年後あたりに同じ題材でやりたいな…と思っております。
次は茄子さんに建てて頂くでも、また私が建てるでも、他のどなたかが建てるでも…
お時間が許す限り、楽しんでいってくださいなーヽ(・ω・)ノ**
[リノリウムの床を進むと
右手に、中庭が見えてくる。
満開の桜の下、談笑する女性と男性の姿。
男性はスーツ姿で、女性は…
確か先般、車椅子の同じ女性を描いた気がするけれど
今は、しっかりと二本の足で立っていた。
白いワンピースの裾が風に浚われ
その後を桃色の花びらが追い掛ける。]
今日は暖かくて、いい天気だなァ
出掛けるなら、迷子になるなよォ
[知らない二人だけど、親しげに声を掛けた。
否、きっと知っていたのだと思う。
同じ場所に集い、同じ場所で切なさと優しさを
享受した、俺たちは仲間… なのだと、思う]
[若い男女の姿は桃色の雪の奥へと消える。
中庭には雪が積もり、傍には小さな少女と――
古めかしくも懐かしさを感じる、
カフェの女中さんの姿があった。
彼女があの老女の今の姿なのだと気づいても
その矛盾に、疑問を覚える事はなかった。
男は一生懸命、小さな雪玉を転がして
雪だるまを作り上げた]
ほうら、できた、できたぞー
優しい顔をした雪だるまさんだなァ
[なァ、と二人へ微笑むと
二人も嬉しそうに、笑っていた。
こんな情景を絵に描いたっけ…
懐かしさに、目頭が熱くなった]
[雪が、空に向かって降っている。
それに従い、男の身体がふわりと浮いた。
やがて屋上へ、その身は降り立つ。
純白のウェディングドレスを来たお嬢さんの姿に
双眸を瞠らせた。
煙草を吸う、あのお嬢さんだった。]
そうか、ロッカちゃんは嫁に行くんさネェ
――おめでとう、おめでとう…、
『かみさま』と、幸せになァ
[天から、花嫁へと迎えがやってくる。
その姿は白い光に包まれて
はっきりとは見えないけれど
あれが『かみさま』なのだろう。
お嬢さんは嬉しそうに、あの日見たのと同じように
へにゃりと緩んだ微笑を覗かせている。]
[さようなら、愛しき日々よ
『自分にとって、何が良い人生で、何が悪い人生か』
男は今一度、自分の綴った言葉を脳裏へ馳せた]
そう、悪い人生じゃなかったんさ
最期に、ありがとう、って思えたからなァ……
[男の魂は大気へと溶けて
カタクリの花を、迎えに行った。
カタクリの花言葉なんて、男は知らなかったけれど、
『耐える寂しさなど、今は無いんだよ』と
抱き締める為に――*]
/*
おしまい。
蔵作さんは幸せに逝けた…と思います。
そしてその信念通り、血縁はなくとも
最期の地で同じ思いを甘受した同志たちと
来世でもきっと、出会うのではないかなと。
/*
来世では、
もっと身内にも優しくなれるように。
クルミちゃんはかわいすぎるので
来世では、およめさんになってください()
嘘。うん。
来世で、会おうね。
/*
クルミちゃん、おやすみなァ。
遅くまでおつかれさんだよ。
既に眠った皆もおやすみ。
また何処かで、逢えたら。
俺ちはゆるゆる閉じるまで見てるよォ。
/*
んだなァ。
会話してサ、知らない自分に出会うって多いと思うんだぁよ
普段の俺は割とそんなタイプでな
今回は、マァ…みっちり詰まってたけんど
話したらサ、天満くんもあれよな、
違う願いを願ったかもしれんよなァ
/*
茄子さんはそろそろプロの一発目の発言から俺を当てるのやめたほうがいいとおもうのwww
そんなにすっけすけなんかいな…
ああ、ああ
なんかわかる
くるみちゃんのこう、奔放な少女ぷりに
恋愛どうのってんじゃなく、惹かれるよな
こう、魂がなァ
やなリーマンも見てみたい(
/*
は
そうだなァ、誰も来ないんじゃ…
って不安で颯爽と入ったしなァ
愛。
おれだってなすさんあいしてるのにまったくわからなかったんだ、ぜ…orz
くるみちゃんは、うむ
すてきすぎて眩暈がする
まじでかわいい
他の女性陣もかわいかったけど、魔性ちっくな感じが(褒めている
ん、ゆっくりと寝てくれなァ
遅くまでありがとよ、天満くんと話せて良かったァ
/*
あと、そうだ
皆、お父さんお母さんを大事になァ
親孝行 したい時には親はなし
って言葉あるけんど
あれ、ホントだからなァ
傍にいればいるほど、見えなくなるもんだ
って、自分に言い聞かせてる。
中の人、母親に何でも寄りかかりすぎなんでな…
/*
ううん、茄子さんが一年前に
この村を建ててくれたから
あの頃は今みたいな気持ちで
この村に参加したわけじゃなかったけど
はっと、「表現しておきたい」って咄嗟に思って浮かんだのは、この村に参加していたからだと思うので
手紙村…
秘話でお手紙する村だったかな
それもすてきだ、やりたいね
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