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ト書きであれこれ能力者っぽいことを書くと騙りを不可能にするのであれか……?
いや、LWだからいいのか。
死体発見したいけどどうしよう。
― 深夜:客室 ―
――…ッ!
[悪夢を見た。
玄関を出てゆくゲッカの麻薬で虚ろな表情が、歪む。
口元から覗く牙、――そして、遠吠え。]
は、ゲッカ姉が化け物やなんて、そんなはず……。
自分からユウキ兄の注射を打たれたゲッカ姉が……?
[栂村の本家は、死者を祀る巫女の系譜だったらしい。
自分はそれを厭っていたのだし、そんな能力は虚言だと思っていた。
それでも、夢には妙な真実らしさがあった。
もし、万が一、この夢が本当だったら。
ゲッカがいない今、惨劇は終わるのだろうか。]
― 翌朝・廊下 ―
[明け方に見たのは、稚い頃の夢。
顔色は悪くも、気分はいくらか落ち着いた。
朝食をとろうと、食堂へ向かう。
廊下の板張りを踏む素足が、ぬるりと滑った。]
え、なん、……これ……。
[赤黒い液体は、――ツキハナの部屋から。
絶叫は、宿屋中に*響いた*]
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喉がすでに半分枯れ果てている件。
もしかしなくても:200ptならもっとト書きは減量すべき(すでに三日目にしての発見)
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墓下が素敵ホラー。
ツキハナちゃんちょうかわいい。
おれも墓下に行きたい。
いや、似非方言の無理がそろそろ……合言葉:ふぁんたじーでがんばる。
元々は胡散臭い枠のつもりだったはずが。
屍体に化粧とかなにこのひと頭おかしい処刑、とかしてくれてええのよ……!
[白粉を塗り、そっと親指で娘の頬を撫でた。]
……なんで、ツキハナちゃんが。
おれ、ゲッカ姉にツキハナちゃんのお嫁入りの話聞いて、……へんな話、ほっとしたんよ。
[寂しさがなかったといえば、嘘だ。
けれども、真っ当な男と添い遂げて、真っ当に幸せになることが、彼女にとっての幸せなのだと思っていた。]
ツキハナちゃんには、幸せになってほしかった。
おれが村に居た頃、無邪気な笑顔であとをついてきてくれる小さな女の子の存在に、どれだけ救われていたか。……きっと、知らんかったよな?
[指先に触れる滑らかな肌は、湿っていた気がした。]
[目を閉じると浮かぶのは、稚いツキハナの笑顔。
幼いままごとにつき合わされたこともあった。
同じくらいの年頃の子供――ユウキやゼンジが見ている前で、煮物に見立てた雑草を、「おいしいよ、ありがとう」と食べる真似をしたときは、さすがにばつが悪かったものだ。]
――あの頃は、なんて呼ばれてたっけ。
[思い出せない。
思い出そうとすれば、現実を一層思い知らされる。
頭を撫でてやった手のひらの感触が甦る気がした。
さらさらと指通りのよい黒髪に、こんな形で再び触れることになるとは思わなかった。]
……誰が、ツキハナちゃんを。
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