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― 街中 ―
ふっふっふー。
やっぱ冬はコレっしょ。
[高校時代の友人との‟交渉”を終え、まだ温かい‟戦利品”を腕に抱え、歩く女はご機嫌であった**]
― →自宅 ―
たっだいまー!
[帰宅の挨拶をしながら思い切りドアを開け放った。
なお身内をして奇跡と言わしめた大学への進学を機に独り暮らしを始めたため、当然中から返事などはない。
そんなことはさておき、家中の暖房器具を点けて回った後、そそくさと小さな炬燵に潜り込んで]
はー……染みるぅ。
[お茶を入れて一息。
とても女子大生とは思えない様相であった]
さてさて……
[テーブルの上に置いていた袋に手を伸ばす。
従兄がやっているバンドのチケットと引き換えに手に入れた本日の戦利品――袋一杯に詰められた焼き芋の中から一つを手に取り]
……。うっめぇ。
これ何個でもイケるわ……
[しばしのもぐもぐタイム]
…… つっても、さすがにちっと貰いすぎっぽい?
[の途中で手を止め。
袋の中を覗き込んで、むーとかうーとか唸った後]
しゃーねぇ、お隣さんまでお裾分けの旅に行くべ。
よっこらしょっと。
[のそのそと炬燵から出て、身支度を開始*]
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