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なにモジモジしてんだよ………ラブラブじゃねぇっての。
ラブラブになれるもんならなりたいぞ!
[ちょっとだけ力のこもった台詞だった。]
お前何してんだよこんなとこで。
休みなんだから、遊びにいかねーの?
ゆき………?
[イマリの声に、空を見上げたら。ちらりちらり、小さな白い妖精達の姿。ああ、そうなんだな。]
サヨナラ………ね。
楽しかったぜ、本当に。
[そう呟いて、ふと目を伏せた]
昔、ある奴が言ってたんだよ。
[ロマンチックだと言われたら、ふるふる首を振って]
おう、甘い物好きじゃなきゃケーキなんか食うもんか。
[それだって、あいつがケーキ好きだったから]
うん、ありがと。
[心配してくれた美夏ちゃんに、小さく微笑み。ロングコートを着ていたから、それを脱いで投げ渡し]
風邪ひくとまずいし。着てな?
[そして、爆笑するイマリに向き直る]
やる。やるから、笑うのをやめろ。はずいべ。
物真似してんじゃねぇ!
あぁ、俺のクールなイメージが壊れていく……
[頭をかかえつつ]
昔はな、こんな奴だった。
去年からだ、俺が黙ったのは。
美夏ちゃんといると、昔に戻るような感じだ。
嬉しいのか悲しいのか………
健気じゃねぇっ!ちくしょー……
いつか復讐してやっからなぁ………
[イマリに恨み言を言っていたら、美夏ちゃんにマフラーをまかれた。それは、やっぱり暖かかったから。]
さんきゅ、借りとく。
[そう言って、にこりと笑った]
なんだイマリ!そんなにおかしいか!
[つっこんでいると、ズイハラさんの声がして]
あれ、ズイハラさん………?
[キョロキョロ、あたりを見回して]
[美夏ちゃんが微笑んでくれたから。俺は頭をかいて、笑ったと思う。なんだろう、自分でもよくわからない。不思議な感覚なんだ、この感じが。]
ごめん、いつか言う。
そうだな。少し、積もるといいな。
[イマリには、遠くを見ながらそう答えて。ひゅぅと吹き抜けた風は、俺の髪を撫でていって。靡く短めの髪が、少しだけくすぐったかった。]
お、じゃぁ飯一緒に行く?
[同意してくれた美夏ちゃんに、そう聞いてみて]
あぁ、勝ったからおごり。
[クスクス、美夏ちゃんに微笑んで。彼女とは、なんだか一緒にいたいんだ。なんだか、楽しいんだ。麻雀以外で楽しいのって、凄く久しぶりなんだ。]
何くいたい?好きなもんとかある?
ズイハラさん、何一人で悶えてんすか?
[葛藤する彼を眺めつつ]
オムライスかー!
黄色いふわふわの………ごほごほ。
[黄色で昨日の事を思い出したらしい]
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