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[疑問符を頭に浮かべたまま、アーヴァインが配布している手紙を受け取る]
僕、昔は結構字が綺麗だったんだな……。
[ドッキリについてはどうでもよくなってきたらしい]
[手紙を開封するのがためらわれて、気を取り直すためにお茶をすする]
何を書いたのか、いまだに思い出せない……。
[窓辺に集まる様子に視線を向けた]
先生、これ何てイリュージョンですか?
[格上げ。
しかし合宿所にアーヴァインの姿はなくなっていて]
ちょっと行ってくる。
[荷物は置いたまま、*雑貨屋へ足を向けた*]
[合宿所を出て、街灯の下で開いた手紙は<<冒険家 ナサニエル>>に宛てたものだった]
隣の席だったんだっけ。
[それまで忘却していたことなのに、一瞬で引き戻される記憶。
手帳に散乱していたいくつかのアイディアが、パズルのピースのようにピッタリくっついたときのような気分だった]
[卓球台に雑誌を投げやって、誰にともなく言う]
本当に6年前かもしれない。
……パンが発酵中だった。
[雑誌を持ってきたくせに、根拠はそれだった]
先生、布団どこなんですか?
[と見渡したが、まだ戻ってないようで]
宝捜しか。
[廊下の収納スペースに布団を見つけると、アコーディオンカーテンを引いて、布団を敷いた]
おやすみなさい。
[長旅の疲れからか、すぐに寝息が*響き出した*]
[目覚めると、合宿所の壁が視界を埋めていた]
あー……。
[唸るような声を出し、一度、眉間にシワを寄せて強く目をつぶる。
光りから逃げるように枕に俯せて]
食料難の人狼が、過去に。
そこで喰らっているうちに、伝承が生まれる。
人々は駆逐のノウハウを得てしまい、やがて過去で人狼は処刑される……ダメだ。
そもそも、過去で喰ったら未来が変わって、下手すると人狼が絶滅しかねない。
[簡単な問題にぶちあたって、むくりと起き上がり髪をかきあげる]
こういうの、何て言うんだっけ。なんとかのパラドックス?
SFはさっぱりだからなぁ……。
[無造作に置かれたままのタイムカプセルを見ると、何故か急速に昨晩のことが夢のように思われて]
僕はいつの間に寝てたんだ?
[そもそも記憶は曖昧だ。着の身着のまま寝ること自体は日常茶飯事で、疑問ではないらしい]
[リュックから取り出した着替えを手に、*シャワー室へ*]
[簡単に時間旅行を受け入れている自分を不思議に思う。
強く望んでいた事象だからなのだと思い至るのに時間はかからなかった。
やけにぼんやりする頭のまま校庭を歩いていると、目の前を猫が横切った]
サクラさん。
[猫はアーモンド型の目で...を一瞥すると、すらりと伸びた尻尾を揺らして去って行き、そして、煙のように消えた]
なんで、六年前なんだ……。
[苦虫を噛み潰したような表情で、遠くの雑貨屋を見つめる。
昨晩のどの瞬間よりも、強く苛立った。
また、あの人の姿が現れるのではないかと考えると、良心は痛み息苦しさを覚え、*ベンチに力なく腰を下ろした*]
[今日何度目かのチャイムの音に顔をあげる。
すっかり落ちた陽と冷え込み始めた空気。
立ちあがってしばらく考え込み、一人頷いて*写真部の部室へ*]
やっぱ、ないか。
[写真部の戸棚から、一冊のアルバムだけ拝借し、合宿所へ向かった。
食堂がにぎやかなのに気付いて]
ああ、もしかして食事?
[進行状況が怪しいことになど気付くはずもなく、そのまま一旦2階の合宿所へ]
[合宿所に置き去りだったリュックに、先ほどのアルバムを仕舞う。
1999年と書かれたものだった]
[足音を響かせながら食堂へ降りると、長らく姿を見ていなかったローズマリーの姿が目に入り]
久しぶり。
迷路から抜け出せたんだ?
[空いている席に腰掛けて]
何もしてないけど一緒に食べてもいい?
[誰が作ったのかすらも認識していないようで、誰にというわけでなく尋ねた]
[...の箸は、野菜炒め(らしきもの)に向かった]
[ドッペルゲンガーの話に、ちら、とセシリアに視線を向けてから、ぽつりと]
こっち来てから、幻影みたいの見えるんだよなぁ……。
[さして気にしていないらしい口調だった]
先生って誰か姿見た?
1人で戻ってんじゃないのかな。
[こちらは本気で心配しているらしく、酷く真面目な顔だった]
……なんでおかずだけなんだ?
[目の前のそれは主食ではないことだけはわかったらしい]
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