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[引き摺られちまう、などと言われれば。
電話越しにくすくすと小さく笑い。]
見境無く蹴らないよ。
愛の証だから。
[笑ったままに、冗談を紡ぎ続け。]
[引っ張ってくれなきゃ動けない。
そう、零すジュンタに]
ふぅん
[何処かニヤついた声]
ふぅーーーん
ああやだ、やだ、この人、寒い事いっちゃって!
[ひゃー、とふざけて見せる]
でもさ、動けないっていう事を自覚してるんだよ。
動けない自分、をわかってる訳。
…そこまで来たらもう、答えってさ。
案外、近いトコにあるんだと思うな。
[ぽつり、ぽつり、ジュンタに応えた]
…アタシ、尽くすタイプだから蹴るなんて出来ない…
[ついでに、ぶりっこしてみたり]
[寒くて悪かったなと声がすれば、にやにやと。]
まぁ、いいんじゃない?
面白いし。
[そんな所に落ち着いたらしい]
あのね。
人、一人が頑張れる範囲なんて限界があるの。
ジュンタが幾ら頑張ったってダメな事がある。
アンタに今できんのは自分をしっかり理解して。
んで、選択すべき時に、後悔しない方選べばいいよ
[半ば投げやり気味に云うが]
アタシはだいたい、不味い方選んで、
うわぁーってなるけど
[あはは、とあっけらかんに笑う]
…おい。
もう一回、言ってみな。
[が。皆尽くすタイプなどと言われればドスを効かせ]
[どれがいい?と問われ]
クールなジュンタくんは何処に?
[思わず真顔で小首傾げ]
んー
[選択肢を前に、一応悩むらしい]
3も捨てがたいけど、5かな。
5が一番、アタシ的には面白い。
[真面目に言い放った。だが、堪えきれなくなったか]
っていうか、バカ!!!!
[大声で罵り]
……そんだけバカいえるなら大丈夫だね
[相手の空元気だろうそれに合わせ、
気付かない振りで、あははと笑った]
[ふざける彼の声にはふざけて同じく笑い]
お礼はいいから、現物支給で。
ケーキ食べ損ねたから其れで良いよ。
[うん、と真面目に云った]
ていうか、お陰で少し落ち着けたよ。
有難う。
アンちゃんとしか会ってなくて、
ずうっと一人だと思ってたんだ。
[ぽつり、ぽつり]
正直、ちょっと泣いた
[たはは、と情けなく笑い]
そそそ。
何のケーキ食べたかは後でミナツちゃんに聞く。
其れと同じものを寄越しなさい。
[連れて行く、には強気にそう応えた]
あははは。
ありがと、そうだね、アタシらしく。
[うん、と語気強く]
笑ってなきゃ、ね!
[あはは、と高笑い]
ねぇ、ちょっとさ。
[会話を途中で遮る様に]
安心したら、御腹すいちゃった。
家の冷蔵庫、今は何もないんだよね。
[少し御腹を押さえ]
コンビニいってみるから。
[夕方にいったコンビニの様相を思い出すも]
一旦、電話きるね
[ジュンタにはそう、告げる]
[笑い死に、と言われれば苦笑い]
ばァか。
アタシの死に方はもう決まってんの。
愛しい旦那と息子一人に、娘一人。
そんでもってそれぞれに孫が居たりして。
おばあちゃん、しんじゃダメ!しっかり!
なんていわれる中で、
あぁ、あたしゃ幸せだったよ…
ってね。幸せの絶頂で死んでやるのだ。
[あはは、と矢張り高笑い]
ん。じゃ、また電話するね
また、ね。
[声を受け、微笑みながら電話を切る。]
[切れば携帯をポケットにしまい込み]
……っ
[ふっ、と頭を振り、自分を奮わせて]
――。
[のしのしと玄関へ。
靴を履き、勢い良く外へと出るが、]
…え
[地から天へ還る白に、勢いを奪われ立ち尽くす]
-上原家の前-
なに、これ…
[降り積もったはずの雪が、空へ。
まるでたんぽぽが舞うかの様にも見える其れは。
確かに冷たい温度を体に伝え、揺れている。]
……。
[アンの声が脳裏に過ぎる]
――。
[この街はもう、
自分の知っている場所ではないのだと。]
[暫くの間、ぼんやりと雪を見上げていた。
事実に思考が追いつくまで、足に力を伝える事も。
言葉を発することも、忘れていた。]
――。
[ようやくに、はたりと気付けば。
辺りをきょろきょろ見回すも、矢張り人気は無く。]
…どうしよう
[少し考え込み、]
…そうだ、あっちに
[すたすたと目的地へ向かい歩き出す]
[一番近いコンビニであれば家の裏だ。
だが其処には行く気にはなれなかった。
夕方に行って、其処に踏み入るのが怖いからだ。
人気の無い暗闇に、煌々と光り存在する建物。
誰も居ない店内はとても、気持ちが悪く。
ただ、怖い、と感じる空間だった。]
……。
[だから、少し離れた位置のコンビニへ。
誰か人が、他にも居るかもしれない。
探してみようという望みを託し、足は向かう]
-→ズイハラ、デンゴがいるコンビニ-
-コンビニ-
[やがて進む先にコンビニが見えてくる]
あ…
[良く見れば人影を二つ、其処に視認するだろうか]
…誰だろう
[まだ人だ、と認識できる程度で。
どういう人が居るのかまでは特定できず。]
いってみよ
[駆け足気味に、コンビニの前へ]
[コンビニに辿り着けば]
ズイハラさん!
[なんだか調子の悪そうな彼を見つけ]
デンゴくんも!
[彼に飲み物を渡そうとしているか、
もしくは店内をうろついていたかもしれないが、
二人を見つけ、声をかける]
……どうしたんです?
大丈夫ですか?
[ズイハラに近寄り]
-コンビニ-
[小さなデンゴが飲み物を探し。
元気にズイハラさんの側で飲み物を差し出すのを、
若干の微笑みで見守るだろう。
しかし、次ぐズイハラさんの声に]
…頭痛ですか。カゼ、ですか?
持病とかじゃないですよね?
[目を閉じる彼にそれだけ問うだろうか。
何が出来る訳でもないが、何か出来はしないかと。
彼の様子を見守り、側に座り込んだ。]
[外に居るデンゴの大声は。
人気の無いせいか、店内にもこだまする。
ズイハラさんに向けていた視線を剥がし、其方へ。
小さな彼は空へと還る空の下、空を見上げていた]
こら、デンゴくんー!
カゼひくよー!
[其れでも少し焦点のズレた言葉を投げる]
[肩を竦め店内に入る彼を見つめ。
小さく、くすりと笑った。随分とぱつんぱつんに、
きつそうにしてきているジャケットだ、と。]
ねぇ、デンゴくん。
[彼に手招きをして]
こっち。
お姉ちゃんの側おいで。
色々聞きたい事があるの。
少しお話しよう?
[にこにこと笑顔で自分の側、
空いているほうのコンビニの床をぺしぺし叩く]
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