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[──歌が聞こえる…
あの、澄んだ美しい歌だ…]
誰が歌っているんだろうね…センセイなら知ってるかね。
[一二三は内科医の顔を頭に浮かべる。まだ若い、しかし十分に腕はたつ]
さてと…日課の一服でもしにいこうかね…
[一二三は愛用の煙草入れをポケットに押し込み、いつもの屋上へと向かう事にした。
本来ならラウンジの喫煙室を使うように言われているのだが、何とも監視されているようで嫌だ…との理由から一二三は利用したことがなかった。屋上でひっそりと、潮風にさらされながらの一服が何よりの御馳走だった]
(丁度屋上からは中庭が見えるしね…。あの歌声が誰のものか、耳を澄ますのも悪くはないさ)
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