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ええ。
[ 場所と時間を移し、庭園にて]
あなたが最後に、もちもちとしたネギヤ先生を見たのは何時になりますか?
別にあなたを警察に突き出そうとは思っていません。
純粋に疑問なだけですね。
私のこと、言えば、少なくとも家に帰ることくらいはできるかもしれないわよ?
[純粋に疑問だけ。
そんな言葉に驚いて、瞬きする。
苦笑とともにそう言えば、ゆるりと頭を振った]
あなたが去って、30分、かしら、もちもちなネギヤと一緒にいたのは。
正確なこと、覚えてないの。
……いいえ、
正確には、覚えていることが、みんな違っているの。
[何度も何度も考えた。
だからこそ、他人事のような声になる]
私ね。
ネギヤを、もちもちの方よ。ネギヤを、刺したのよ。彼が出したナイフで。この手で。
動転して、逃げてきてしまった。
ナイフもその場に残してきた。
次の日警察が来て、ああ捕まるんだなって、思ったのに。
あれは、誰?
捨てたナイフもないし、立ったまま夢でも見てたのかしら。
[ひとりで喋っていたことに気づいて、苦笑する]
そうじゃないの。
私、あなたには謝らなくちゃ。
あの時、もっちりなネギヤに、何か用事があったんでしょう。
私が来たせいで途中になったうえに、こんな騒動で、ネギヤもいなくなっちゃうし。
ごめんなさい。
[小さく頭を下げた]
[頭が鈍器で殴られたかのように、女の告白を受けて揺らぐ]
[巡る動機]
[ただ、こんなときも気を回す女と仕出かしたことの大きさは罠だと男は思った]
謝るなら私よりも、先生の親族や友人たちでしょう。先生にもそうですが。
ですが、今の口振りだと貴方は他の消えた人や、倒れた方とは無関係なのですよね?
[渇いた口調で男は囁く]
そう、ね。そう。
彼が見つかったら。
[鮫肌ネギヤを殺した覚えなんてないのだから]
ええ。
いったい誰がこんな事?
[つぶやく声は考え込む色**]
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