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なにを!
[それは誰に向けた言葉か。
道化じみた仕草でこちらを向くニーナへか。
ナイフを振りかざすシャーロットへか。
この場でもなお、普段と変わらぬ調子で、二人から目を離すヴィンセントへか]
やめなさい!
[反射的に、自分の手につながる愛娘を抱き寄せて視界をふさぐ]
……?
それは、私も知りたいですね、シャーロット。
[>>3倒れるニーナに目を見張るものの、人間、との叫びに問いかける]
そんなものが。
[>>9ローズマリーが二人に鏡を示す様子を倉庫の入り口から眺めて。
一度、ニーナを抱くヴィンセントに視線を向ければ、昨日の惨事と重なって、目を伏せた]
一応、聞いておきたいのですが。ローズマリーさん。
その鏡で、今まで誰を見たのです?
それから、まだその鏡は機能していますか? 今、誰かを映したら、わかるのはいつです?
[ローズマリーに訪ねて、>>13それから、倉庫の奥を見つめるシャーロットに声をかける]
まだ、そこにいるのですか、ラッセルは。
[自分も、倉庫の奥へ視線をやって、目をすがめる。
いくらかそうしたあと、ウェンディを連れて、倉庫を後にした]
― 自宅 ―
お休み、ウェンディ。
[いつもの挨拶。
少しだけ、もの言いたげな少女を部屋まで送る。寝付くまで、傍らで本を読んで]
――『狼』がわかる道具。そんなもの、間に合わないよ。友達が言い合う間に――
[読みかけた行、口を閉じる。
ウェンディは寝たようだった]
お休み、ウェンディ、リック。
[いつものように、二人の頭を撫でて、部屋を後にして]
――
[一度だけ、子供部屋を振り返ると、自室へと向かった。
その晩、ウェンディの身に何が起こるかなど*知りもせずに*]
― 自宅・早朝 ―
[『ウェンディの死を、隠してほしい』
自室。
ジェーン宛にひとつ、書き置きをする。彼女なら、自分が何を考えているのか、わかってくれるだろうと思った。
今はまだ、ウェンディの死を知るものはいないだろう、自分と、犯人以外は]
認めることができなかった。
そして今も、認められずにいる。
[少女の姿を見て、自分は、声も上げられず、泣くこともできなかった。
自室へ連れて帰り、寝かしつけるようソファへ横たえ、傍らに本を置いた]
ウェンディ。
[名前を呼ぶ。
それから、少女の頭を、撫でた]
― 診療所 ―
[戸を、叩く。
懐には、梟の彫りが施されたペーパーナイフ]
先生、いらっしゃいますか。
[いつもと変わらぬよう、表情を整えて、*待つ*]
私も、会わせていただいてもよろしいですか?
[>>26疲労の色濃い医師の表情をみて、息を吐く。許可があれば、ウェンディと同じように命を落とした看護師へ、黙祷を捧げるだろう]
ヴィンセント。
あなた、これからどうします?
[医師を振り返って、訪ねるのは、表情を落とした顔。
懐のペーパーナイフを取り出して*]
容疑者、あなたも私も。残りは少ない。
解決方法は、簡単だと思いませんか?
[>>30薄い光を鋭く反射するメスに目を細めて、口元に乗せたのは、ほんのりとはしていても、確かな笑み]
なるほど、同じ結論。
[容疑者。
容疑者としてアーヴァインにあげられた人物]
あるいはこの結末こそがアーヴァインの仕組んだことだとしても……そう、その結論は、おそらく正しい。
[ペーパーナイフを手で弄び、言う]
[>>31アドバイスに、目尻にしわを寄せて]
ありがとう、ヴィンセント。
あなたがそれを本心で言ってくれいてるのならば……私はもう、あなたを疑わなくてよいのでしょうけれど。
[目を離せずに、けれど少しだけ、目元をゆがませた]
私にはもう、この世を判断する『基準』がない。
あなた、私を死ぬ気で説得しなさい。そう、言うつもりでしたが。
[くるりと指先で回したペーパーナイフを相手に向ける*]
あなた、私に殺される前に、ニーナの仇をとるつもりが、ありますか?
ニーナの医師がWolFと同じで、あなたを殺すことであれば、私はあなたを殺しましょう。
あなたは、そう、思いますか。
[ペーパーナイフを構えたまま、ヴィンセントに問いかける]
ウェンディは、死にました。私の世界も色を失った。けれど……っ!
[ナイフを握りしめる。その手が震えた]
彼女が望まなくても。
私はこの『物語』を終わらせる。せめて……
[表情は、なにも映さない。ただ静かな声が、一瞬だけ揺らいだ。深く息をすって、吐く]
そうしなければ、私が『終われない』!
どのみち全員殺す。
あなたが言ったことです。容疑者全員排除する。
[ナイフを構えたまま、一歩、歩み寄る]
答えなさい。
ウェンディを殺したのは、あなたですか?
[振り絞るような声で、最後の問いを、する*]
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