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意味などあるなら教えて貰いたいもんです。
ご先祖様の霊が宿る壷ですとでも言う商売でも始めるかな。
[無意識に胸ポケットを探っている手に気付いた。
もうそこは空っぽだ]
天罰かもしれないな。
[エビコに挨拶を返されて振り向く。彼女の笑顔だけはいつもと変わらない。何となくつられて微笑んで、こくんと頷いた]
ありがとう。
[口をついて出たのは、何故かそんな言葉]
[グンジの指差すものを一瞥して]
見た、よ…。
…広報誌の日付は、半年くらい前だったっけか
それで?それが?
[次第に口調がきつくなる]
それが…なんだってのさ…だってみんな「いた」じゃない。
ふっ、といなくなっちゃったからって死者だったなんて…
そんなの…
[そんなの、考えたくもない。
握り締めた手は震えていた]
壷屋さんですか……?
先生が持って歩くにはちょっと重そうですよ。
[冗談を真顔で受け止めて、首を傾げた。]
私は先生が死者を見ることが出来るのは、皆を導く為なのかなと思ってました。
私達みんな死んでいて、先生だけが私達が見えるんじゃないかって。
なんとなく。
まだ皆が見えるんですよね。
皆、彼岸へ行かずここにいるのはなぜなんでしょう……?
私たちを、待ってるんでしょうか?
[困ったように、どこか不安げに揺らいだ瞳が、最後の言葉に見開かれる。]
天……罰?
[ホズミは豚汁を勧めてくれたけれど、食べる気にはなれずに、ゆっくりと首を振る]
ごめんなさい。私……。
[俯いて、近くの椅子に腰掛ける]
遺体?
なに言ってるの?
勝手に人を殺さないでよ…
[グンジに射すような視線を送るとエビコの口からも
それを肯定するような言葉が聞こえれば]
えびちゃんまで、なに言ってるの?
あなた…
[ふ、と視線を下に向けて黙る]
[外から入ってきた猫が視界に入ると、はっと顔を上げる。猫はとてとてと歩き、足元へ。]
みんな、どこ…?
まってる、の?
[猫は答えず、ただにゃーんと鳴くのみ。]
大切にしようと思っていたはずの人ひとりの命すら救えなかった男ですよ。
導くなんてとんでもない。
[手のひらをみやる。
フナムシが手中に見えた]
そうだな、勝手に死人扱いをしているだけなのかもしれない。
遺体は見つからないけど……皆が、死んでいると言うのは何となく、判ります。
死の理由も思い出せないんですけど、涙を流した記憶がある。
[白い百合と、鯨幕の記憶も。]
で、死んだはずの人が戻って来た理由の一端も、思い当たることがあって……。
[俯くプレーチェをちらりと見、陰り始めた窓の外を見る。
そろそろ月が昇る頃だろうか。]
先生は、非現実的だって笑うかもしれないけど。
誰かが、願ったからじゃないかなって。
打ち上げ花火、上から見るか下から見るか?
[猫の行方を目で追う]
問えば、『横から見たい』というような人だった。
[視線は彼の人を探すけれど、一向に見つけることが出来ない]
[茶は遠慮して、死んだだの、死んでないだのという話を
興味なさそうに聞き流しながら、
ポケットを探ったグンジの様子に苦笑して]
先生、やりますかえ。薬なんでまずいですがね。
痰が良く切れるようになんですよ。
[薬草煙草と、もらったライターを差し出す]
願えば還ってくるのなら、とうに彼女は戻ってきているはずです。
届かぬ可能性の高さを知りながら、人は祈るんですよ。
いただくよ。
[ライデンの差し出した煙草を*受け取った*]
みんな、もしかして。
待っていてくれるのかも、しれない?
一緒に行こうよって。
[心臓に手をあてる。どくどくいってる。これは生きてる証じゃないのだろうか]
でも。イマリちゃんもあったかかった。
どくどく、してたのに。
[背中にしがみつかせてくれた、庇ってくれた少女を思い出す]
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