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ううん。バスは……まだみたい。
そうだ。おみやげ。
[そう言って手に提げた紙袋から、ごちそうやら小さな木の箱やらを取り出す]
>>+4
久しぶり。
[パオリンににこりと笑い返す]
>>+5
で、でも……来るよ。きっと来る。
落ち着いたら、何処にバスが来るか聞いて来ようね。
ええとね、かーさんからおみやげ、お団子はヌイの奥さんの分もあるんだよ。
あと、おいらが作ったんだ。
[何かを思い出したかのように声を上げた]
──あ。
ねーちゃん……ケーキありがとね。食べれなくて、ごめん。
[パオリンの腕の中の赤子に気がついた]
あれ? すごい可愛いね。
きっと将来美人さんになるよね。
[目を細めてそっと指先で頬を撫でる]
[>>+9 ヌイは文字通り首を捻った]
『あの俺?』おいらには難しいな。ええと……。
まず、ギンは『トウサン』じゃないんだ。
[紙袋から顔を出したギンの頭をなでなながら答えた]
ヌイさんは、バスを待ってたの?
[ここならバスが着くと思っていたけれど、
未だ待ち人きたらずなヌイに、
心配そうに尋ねる]
>>+11
にゃ?
[ヌイの父サンに反応してギンが首をかしげる]
バス来るかな。
じゃあおいらも少しだけ一緒にまとうかな。
だーかーらー。
ギンは『父サン』じゃないんだって……あれ。もしかして、ヌイの実家の方の言葉だと……『父サン』って……。
『父サン』って何?
[真顔で聞いた]
>>+13
えええええええ!
ホントに『父サン』なの?
ギン……いつの間にこんな大きな子供を。
しんぴすぎるとおいら思う。
[ギンをじいっと見るが、
ギンはまったく気にする気配も無く、
スイの手からひょいと降りると、後ろ足で頭を掻いている]
>>+15
うん。可愛い。
スグルにーさんか、ミナツちゃんなのかな。
[名前を忘れた様子のパオリンに一瞬だけ真顔になる]
そっか、徐々に向こうに行くんだね。
[……おいらは忘れないようにしないとな。と小さく呟く]
あ、そうそう。パオリンって呼んでいい?
明るくて食いしん坊で、面白いおねーさんの名前なんだよ。
[にこりと笑うと、紙袋からお土産の草団子を取り出した]
[ヌイに撫でられてギンはごろごろと喉を鳴らす]
うーんと……XX町
[町の名前を告げて苦笑い]
遠い、遠いところからだね。ヌイさんほどじゃないかもしれないけど。
あれ──あ。スグルにーさんだ……。
おーい。ごはんあるよー。
[スグルに大きく手を振った]
うん?
んー……どうだろう。
でも、きっとおいらたちのことをよく知って居てくれた人なんだよ。
遠慮って文字が辞書に無いんだって、アンねーちゃんが言ってた。
[美味しそうに食べるパオリンに、次から次へとご馳走を手渡した*]
>>+24
うちでみんなに会えたんだ。家族の中に居られて幸せだった。パオリンもミナツちゃんもヌイもスグルにーさんも居たんだよ。
パオリン……そっくりって言うか、まんまだよね。
[>>+25 パオリンに寝癖を引っ張られてけたけたと笑う]
痛い痛いーっ。ごめんなさい。
うん。おいらは行くよ。みんなが居たから、行ける。
[パオリンにつられてヌイを見る]
来るよ……きっとね。
それに、こなかったら迎えに行けばいい。バス乗り間違えてるかもしれない。──おいらたちみたいに、どこかに立ち寄ってるのかもしれないしね。
>>+27>>+28
ミナツちゃんの分も草団子有るんだよ……そうそうそれ。
ほかにも有るよ……ローストビーフ食べないだろうし、どうしようかな。
パオリンもそうやってると、かーさんみたいだね。
[幸せそうに目を細める……が、何かの声に気付いたかのように遠くの空を見つめた]
なんで……ユウキさんの声聞こえるんだろ?
[照れくさそうに笑って、冗談のように続ける]
……家族だから?
[誰かに語りかけるかのように言葉を紡ぐ]
おいら、ユウキさんのこと……とーさんのこと、大好きだよ。すごい頼ったし甘えたし、頭なでてくれてた。わがまま聞いて貰ったのも、嬉しかった。おいら、ユウキさんがとーさんでよかったよ。たくさんたくさん救われたよ。
[ぽろぽろと涙をこぼすが、拭いもせずに続ける]
叶ったけど……足りない。胸が痛いよ。
とーさんの欲しいものは何だろう。
おいらは……悪いことをしたから、自分の代わりに家族に幸せになって欲しかったし、笑って欲しかったよ。でも……本当は寂しくて寂しくてしょうがなかったんだ。子供みたいに甘えたかったんだ。
だから──。
[パオリンに抱き寄せられ、照れくさそうに笑いながら涙を拭う]
>>+33 >>+34
凄い大家族──12人も居るんだよ。
あのね……パオリンねーさんも家族なんだ。ミナツちゃん、ヌイさん、スグルにーさん、アンねーさんも。
パオリンねーさんに遠くに会いたい家族が居てもね、おいらたちも家族なんだよ。
一人は寂しいよね。でも、今は暖かいね。
[パオリンの頭に猫っ毛の頭をのせ、幸せそうに笑った*]
>>+36
う……わぁっ!?
[ぼんやりしているところに、
ミツキの柔らかな手でたたかれ奇妙な悲鳴を上げる。
大きく息を整えて、にこっと笑った]
驚いたよ。
どうしたんだいミナツちゃん。ん?
[すいと手を差し出す]
[ミツキの頬に指を滑らせて、ふと遠くを見やる]
──みんなも、こころのこりが無くなったら来るのかな?
[冥銭が足りないなど思いもよらず]
んー?
あぁ……可愛いな。
[ほえほえと力の抜けた表情でミナツの頭を撫でる]
ミナツちゃん。
今度生まれてくるときは、パンツ一丁で男の前に出ちゃダメだよー。
[意外とまじめな口調だった]
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