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>>+76
Good morning honey.
[聞けなかった父母からの“おはよう”を、ユウキの耳元でささやく。
そこにはぬくもりも何もないはずだったけれど、くすぐったそうに笑んで、腕を緩めた]
ここに在るせんせいに、おはよう。
死にたく、なかったのかな。
[聞こえるペケレの声>>47。
俯いて呟いても、カナメの声は戻ることはない]
うん。
[顔を上げて微笑を浮かべる。
ぺちぺちと音がしそうな動きでユウキの頬を二度叩いて、一歩退いた]
死んだことに気付かないのは、もしかしたらしあわせだったのかもしれないね。
寂しくても、食べなきゃ死んじゃう。
[ミナツ>>+80へ向ける言葉は、人間が人間を喰らうことを想定していたわけではない]
おなかがすいたら食べて、眠くなったら眠って、朝が来たら起きる。
どうして人は、それだけじゃダメなのかなぁ。
[手持ち無沙汰に、ひつじの首のリボンに触れる。
くるくる巻くと、ほんの少しカールがかかった]
そうだね。
[ルリの口にした『ダンゼツ』>>52の言葉に、胸が痛むような感覚。
でも、表情はとても穏やかなものだった]
『あなたが生き延びる方法。それは、誰かを手向けること』
[いつかのカナメの言葉]
生きたい?
[夢のような世界へ立つ人々に、囁くように問い掛ける]
弔って、旅立ったと自分に言い聞かせて、それなのに……
[ペケレへ向ける瞳は、滲む涙に揺れている]
墓碑や写真を見て、孤独に苛まれるの?
それならいらない。
花も、言葉も、おやすみもいらない。
すぐに忘れてしまえばいいのに。
[>>+92ミナツのきっぱりした物言いに、笑い声がこぼれる]
ミナツのそういうところが好き。
[言いながら、視線は“鍵”へと向けられた]
ルリが、鍵?
[きょとんとした顔で瞬く。
>>+95レンをちらりと見て]
博士?
[人差し指で、ぬいぐるみの首元の鈴をはじく。
渇いた音が響いた]
空は、もっともっと広いよ。
[『よい旅を』>>+97遠く聞こえた声に慌てて振り向く]
待っ――
[羽織っていた上着を脱ぎかけるも、声掛けは間に合わず]
テンマ、さん。
[おやすみなさい?と、声とは呼べぬ大きさで呟く。
ルリにKnockerの声は届いたのだろうか。思い、一度少女を見やった。
それからしばし立ち尽くした後、閉じた扉に恭しく一礼した]
足りないもの、一つ見つかった。
[白い指先は空を指す]
願いごとを三回、流星に。
何を、願えばいい?
[ぐるり、小さく円を描き、そこから尾を伸ばして流れ星を*模した*]
どういたしまして。
[ルリの『ありがとう』に首を傾げる。
静かに伏せられたまぶたに風が当たった]
作りものはオリジナルの夢を見るのでしょうか?
[謎掛けの口調で言って、ひつじを*抱きしめた*]
[ペケレの傍らを漂って、ゆるやかに、ゆるやかに、ぐるぐると踊るように動き回る]
おいしかった?
[他人事のように尋ねてから、声が届かないことを思い出して*苦笑した*]
[スイッチを押しても、ひつじはもうメロディを奏でない。
ひっくり返したぬいぐるみをまさぐる]
……“カナメ”。
あなたの名前?
[底面に、丁寧に書かれていた文字を発見し、読み上げた]
誰の字だろう?
[そっと文字に触れる指先は、“記憶”を求める]
それとも、あたしの名前なのかな。
[ちり、と乾いた*鈴の音*]
[立体映像は、記憶を呼び戻したりはしない]
こっちに来ちゃったから?
[ふわり、ふわり、けれど蝶には到底及ばない]
>>+109
失敗とか、そうじゃないとか、人が決める権利はないよ。
きっと。
[ミナツが描く世界を、覗き込んだ]
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