情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[ベッドから這い出すと、眠たげに欠伸をし、昨晩の打ち明け話を思い出すと小さく笑った。初恋の人の話から始まって、いつの間にか芸能人で誰が好みなどという話になっていた]
着替え探さなきゃ。
[浴衣は丁寧にたたんで余ったベッドに置いてあった。伸びをして、ベッドから降りるとローズマリーを起こさぬように抜き足差し足忍び足。保健室から抜け出した]
[演劇部の部室に入り込んで、タンスを開ける]
あ、懐かしいー。
[見つけたのは高校の制服。毎年卒業生の何人かが部に寄付をしていくのだ。取り出すと、鏡の前で当ててみる]
…コスプレ?
ローズなら似合うかなー。あ、男子用も発見ー。
[後で来てもらおうかなー、とソファに掛け置く。懐かしい衣装が次々に出てきて、いつの間にか目的を忘れそうになる。シンデレラのドレスを当てたがったところで、はたと我に返り、無難なワンピースを一枚取り出した]
せんせー、がんばってますかー?
お茶はいりましたよー。
もう朝ごはんって食べてきちゃいました?
[尋ねながら、お茶と炊き込みご飯のおにぎりの載ったお盆を置く。しばらく手元を覗いていたが、何をやっているのか理解出来ず、科学室を出ると、村に買い物へ]
財布持ってて良かったー。
[必要なものは新しく出来ていたスーパーで買い揃えた。花火は見当たらず、肩を落としたのは、ほんの数分前だ]
ま、ローズがなんとかするっていってたしね。
[期待することにして、真っ直ぐ学校へ戻った。人がいる村に違和感を感じてしまい、学校に戻るとほんの少し安心する。そんな自分に苦笑した。シャワーを浴びて、外に出ると、合宿所があったはずの場所に立ち]
今ならバレー出来そ…?
[平地になったその空間で、バレーボールが跳ね上がるのを想像した。少し楽しい気分になって、軽い足取りで体育館に足を運び、ボールを手に取ると高く放った]
[ボールは床を弾んで、...の手の中に納まる。何度か繰り返すと、ボールを持ったまま床に座りこんで、正面にある舞台を見つめる。しばらくじっとしていたが、例のアレが見えることはなかった]
もう見れないのかな。残念。
[浅く息を吐いて、舞台に登ると再び横になり。ボールを抱えるようにして目を瞑る。春の訪れを見せ始めた、暖かな空気はそのまま...を眠りへと*誘った*]
[日が傾き始めて、窓から差し込んだ光が直接顔に当たった。まぶしさに顔をしかめ、寝返りをうつ。しばらくすると体を起こして、長く細く息を吐き出した。座ったまま数回ボールをバウンドさせ、体育館の中央に向かって放つ]
後悔しないように、ね。
[呟いて。転がるボールが角の方で止まるのを*見た*]
[夕闇迫る頃。じっと自宅玄関の前に立っていた。
恐る恐る指がインターホンに伸びては、ため息を吐く。
6年前。多分きっかけは些細な事だ。
演劇部に入って以来、父親と喧嘩が絶えなくなった。
遂には進学の決まっていた大学まで反対され、家を出た。
夜明け、家族がまだ起きないうちに]
…………。
[家の奥からは夕飯の香りが漂ってくる。
自分がいなくても、6年前と変わらない時が流れている
様子に唇を噛んだ。
そして、次は躊躇うことなくインターホンを鳴らした]
[すぐに母親の暢気な声が答えて、言葉に詰まった瞬間ブツリと切られる。そして小走りした足音が玄関先に
近づいて、扉が開くと抱きしめられた]
もう、お母さんってば。
全然知らない人だったらどうするの?
[言いながら居間へと足を踏み入れる。
いつもの場所で父親はテレビを見ていて。
身体を少し強張らせ躊躇いがちに口を開く]
ただい、ま。
[すると、ん。という一言とも言えない答えが振り返りもせず返ってくる。顔を上げると祖母の仏壇の前に、スクラップブックが重なっているのに気がついた。
中身はなんとなく予想が出来る。
笑っているのに涙が出た]
[合宿所に泊まってるから、と告げるとまた父親からお小言が飛んできた。今度はそれに笑って返す。...は軽い足取りで、学校へと戻っていった]
あ、グレン君!?
生きてたのね。よかった!
[物騒な事を口にして、何しにいくの?と首をかしげる]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了