151 藤色酔夢
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[何となく、と言われてしまうとそれ以上は何も言えず、結局へらり、と笑うに止め。
裏山の話題への反応>>10に、ひとつ、瞬き]
え?
ごめんなさいって。
って、おーい、どこ行くんだよ?
[突然歩き出す様子に惚けた声を上げていた。**]
(14) 2014/05/02(金) 01:06:51[幻想の藤林]
-夢の中の夢-
お疲れ様。
[店先、ひょっこり顔を出してお得意様に告げる。
正確にはお得意様の、孫。]
今日もお祖母さんの?
[抱える木箱を視線で示す。]
…何日も徹夜して作ってたの、それだったのかなあ。
[少し拗ねたような顔をして空を見上げる。]
(15) 2014/05/02(金) 01:07:47[藤林のどこか。]
いつもいつもいーっつも仕事優先。
お客様第一。お客様命。
家族のことは二の次三の次。
他人の為に身を削って、
…いいように、騙されて。
――――…馬鹿みたい。
[にっこり笑う。]
うーそ。
いつもありがとうございます。
[深々とお辞儀。
回転する世界。]
(16) 2014/05/02(金) 01:08:10[藤林のどこか。]
樹木医見習い トモユキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 01:08:21
樹木医見習い トモユキが接続メモを更新しました。(05/02 01:08)
おばあちゃん、やさしい?
[お得意様の女性と両親が話している後ろ。
そっと聞いて見る。
時折、お得意様に着いてくる男の子。
最初は店の奥、眺めているだけだった。
気付かれても、隠れて。
またそっと、覗いて。
そう、あの日。
あの日初めて、話をしたのだ。
なんでもないことを。
素直に口にして。**]
(17) 2014/05/02(金) 01:08:49[藤林のどこか。]
学生 シンヤは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 01:10:24
跡取 レンが接続メモを更新しました。(05/02 01:10)
学生 シンヤが接続メモを更新しました。(05/02 01:10)
高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/02 01:12)
[その姿が横切ったのは、いつだったやら。
てんてん、てんてん。
跳ねる兎は不意にぴたりと動きを止めて]
「……あれー?」
[呑気に呑気に、首を傾げた]
「あーあーあー。
誰か、空間から弾き出されちゃったみたい☆」
(#0) 2014/05/02(金) 01:14:47
[懐中時計片手にこてり、と首を傾げた兎の物言いに、危機感はなく]
「でも、おーかしーいなー」
「……もしかして、『時計』が治るのを嫌がってるナニカがいたりするー?」
「まあ、空間自体不安定になってきてるから、その作用で落っこちちゃう事もあるかもね!」
「というわけで、早目に『鍵』と『螺子』探してね!」
[相も変わらず一方的に言い置くと、兎はまた、てんてんてんてん、跳ねて消える。**]
[☆業務連絡
兎との遭遇タイミングは皆様やり易いようにどうぞ。相変わらず多重遍在な上に時間軸も超越しております]
(#1) 2014/05/02(金) 01:14:56
跡取 レンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 01:26:32
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(05/02 02:09)
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 02:14:05
幼馴染の思わぬ再会?
そういうサプライズはいいな。
[同郷というシンヤの話>>5に不安要素以外を見つけて、ほっこりした気分になる。
けれど、裏山に自生していたと聞いて首を傾げた]
まあ、ここまで藤だらけの場所が普通にあったら、それはそれで怖い気もする。
[苦い笑みを見て、そっと話を流すように答えながら悩んだ。違うと思った直後に違わないかもしれないとも思う。懐かしさだけが鮮明で他の記憶はまだ霞んでいる。
思考の空回りで悩んでる間にキクコ>>10が歩き出していた]
(18) 2014/05/02(金) 12:27:44[藤林?]
キクコちゃん?
[呼んだ名前に反応はあったか。
藤色の中に消えてゆく背中と、シンヤ>>14を見比べた]
今の態度、なんか変だったよな?
俺も行ってみる。
[確認するように言って、藤林の奥へと進む。
追いかけていたつもりの背中が、唐突に違う人の背中と入れ替わった]
(19) 2014/05/02(金) 12:28:09[藤林?]
[小脇にスケッチブックらしいものを抱えた影は、キクコには見えない。
そんな馬鹿なと立ち止まって目を凝らす。近くに藤の蔓が揺れているけれど、直接触れてはいないよう]
「そっか、あの子は違うんだー」
そうらしい。
…じゃなくて、なにがどうだって。
[頷いて足下を見ると、白いもふと目が合った。
反射的に捕まえようと手を伸ばすけれど、ひょいっと避けられて追いかけっこになる。
結局、時計兎は言いたいことだけ言って>>#1どこかに消えてしまった]
(20) 2014/05/02(金) 12:31:15[藤林]
しまった。
…こっちだったかな。
[当然キクコの姿も見えなくなっていた。
迷子発生。
止まっていても疑問は晴れず、他にどこに行くあてもなかったので]
おーい。
[見失った人影を探してゆっくりと歩き出した**]
(21) 2014/05/02(金) 12:33:00[藤林]
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 12:36:25
[首を傾げるギンスイの、内心の思いは知る由なく。
怖い気もする、という言葉>>18にはそーですね、と軽く相槌を打つに止めた。
裏山の事は、なんでかあまり、思い出したくない。
そうこうしている間に、掬子が藤色の奥へと歩き出して。>>10]
ええ……なんか、おかしかったですよ、ね。
[ギンスイ>>19に同意を返し。
行ってみる、という言葉にじゃ、俺も、と言おうとしたその矢先]
……っ!?
[視界の隅を横切った白い影>>#0に意識を取られ、結局、出遅れた]
(22) 2014/05/02(金) 14:10:17[幻想の藤林]
……あー……。
[しまった、と思った時には、藤色の内にひとりきり。
いや、近くに兎はいるのだが。
仕方ないので、そちらへ意識を向けたら向けたで、聞こえてきたのは──]
はあ?
いやいやいや、ちょーっと待て、なんだよその弾き出された、って!
[突っ込みへの返事はなく、兎は一方的に言いたい事を言ってくれやがる。>>#1]
って、ちょ、待てって……!
[そのままマイペースに跳ねて行こうとするのを追いかけようとして──足が、止まった]
(23) 2014/05/02(金) 14:10:28[幻想の藤林]
……っつ……。
[足を止めさせたのは、不意に走った痛み。
発作の感覚と近いようでどこか違うもの]
『おいかけてはだめ』
『ふれてはだめ』
『みつかってもだめ』
[……意識に響いてくるのは、誰のコエ?]
(24) 2014/05/02(金) 14:10:31[幻想の藤林]
……なん、なの……ていうか、誰。
[呟くけれど、返事はなくて、ただ]
『こわいから』
『こわいから』
[そんなコエだけが、響いて]
……っ!
[あ、これちょっとヤバい、と思える衝撃を感じて、その場に片膝を突いた。**]
(25) 2014/05/02(金) 14:11:13[幻想の藤林]
学生 シンヤは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 14:15:31
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