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ひつじが一匹〜。
ひつじが二匹〜。
ところで、墓ログ読了いたしました。
居眠りこいてた傍に来てくれてたテンマさんありがとう。
空を一緒に見上げてくれてたレンさんありがとう。
ほっこりしました。
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記憶回復と悪役COですが
よくわからない事に。まとめてみると
・元々ミュージカルとかやってた
・恋人がいたが多分死んだ
・ので狂った
で、色々あって冷凍睡眠。
カナメはおよそもう一人の自分だったらしい?
……泡にだって。できる事はあるさ。
君らが俺を選ばない限りは盾にはならないね。確かにそうだ。
俺の夢を喰えるって?へぇ。
…なら。喰らってみるがいいさ。
肉体はもう、ない。掴まって溶けてしまったから。
けれど。それでも俺はここに"居る"。
君はその楽園とやらに、何を求めるのだろうね…
君の聞こえる「世界の歌」は。どんな歌なのかい?*
カナメ。お前は―――俺なんだな。
冷凍睡眠。全てを凍りつかせて、脳すら凍結させて。
目覚めた後に起こる記憶の欠如、混乱……それを防ぐ術は、なかった。
……だから、カナメ。お前がいたんだな。
カナメという俺が。記憶を残す、唯一の手段。
……ごめん。お前の言葉を遮って。
俺の心を、存在意義を掴むことで精一杯で。
この危機を……教えてくれようとしていたのに。
本当に結びつけるべきであった二人は。
そして手向けるべきであったのは獏とペケレ。
彼らの望むらしい「楽園」とやらへ、彼らを導く、そうするべきであった。
そうすれば……みんなを世界へ結びつける事が…。
…もし、カナメがいなかったら。
目覚めた「人を喰らうもの」達はどう振る舞っていただろう。そして俺も……
…いや。そんな『もしも』を考えても、仕方のない事……。
……ルリ……。
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
"彼女"は言う。
「God give me courage to show you
you are not alone…」
[ほどける唇から零れ落ちる台詞。
墨色に透ける亡霊の声は、語尾のやや掠れる穏やかな声。
THE PHANTOM OF THE OPERAその人の声には遠く及ばないが]
孤独に狂った"怪人"。…
「合図」は、ずっときこえていますよ。
[とろり、眠たげな瞬き。墓碑の合間に茂る公孫樹に凭れ
新たな死者たちへやわらかな目礼を馳せ、全てを*眺め居て*]
それでも君は…「ひとり」なのでしょうかね。
…あぁ。
思い出した。彼は…
[震えだした手を、もう片方できつく握る。]
助けたかった。
助けたかった…
なのに…
たとえ体は救えても、心までは救えない。
怖い夢を見ないように。
悲しい夢を見ないように。
……目覚めるときに孤独でないように。
[メロディーが一巡して、ひつじは餞別の音楽を終えた。
抱きしめたぬいぐるみに、くしゃくしゃの顔を隠し*俯く*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
ありのままの世界が美しい。
そこまで理解していながら。
君には、ガラスを突き破って世界をその目で見る勇気も、還る勇気もありやしない。
この閉ざされた箱庭世界の歌に囚われて。
ただ、喰らうだけ。
星の命すら、いずれは宇宙(そら)に還る。
その過程が不自然でも。還れば結びつく、自然。
けれど、生きて結びつく自然に戻れるのであれば、それに越したことはない。だから。
だから……時が来て目覚めた時は恐れずに。その目で見、その耳で聞き。その肌で感じ。世界を見るんだよ……。例えそれで自ら滅んでも。それは自然のサイクル。
あの二人も。何か方法が見つかるかもしれない。また、あの時のように過ごせる方法が。
賭けてみよう。未来に――
[″結ぶ者″は、その目を静かに閉じて。かつてその言葉を伝えた者は……*]
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