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[真っ暗の世界で
ただただ丸まっている夢をみていた。
誰かにほっぺを掴まれた気がして、
眠りが浅くなる。]
(爺ちゃん…?)
[大好きなひなたの匂い。]
「弱音吐かない子が一番心配ですよ」
[心配?私の心配をしてくれるの?嬉しい…
…でも、アンは…アンは弱音ばかり吐いてる子だったよ。
自分の病気を盾にして、いっぱい我が儘言ってた。
どうせすぐ死ぬんだから、私のお願いを優先してって、
無理難題を押しつけてた。
…でも、先に逝ったのは彼女だったの…。]
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…。
[自室で横になったまま、両手で顔を覆ったまま
ただただ謝り続ける。手の隙間から涙がこぼれる。]
(幸せになってほしい。
どうしたらこの祈りが届くだろう?
破り捨てた手紙は、もう渡すことはかなわない…。
だから、せめて今大好きな人たちには…。)
[ゆらりと立ち上がり、洗面所で顔を洗った。
お茶の間を覗くと、立派なもみの木が鎮座していて
思わず目を見張った。]
[ポケットを探ると数枚の硬貨を取り出して眺める]
降りるの時に払わなかったか。
あやつも気がついて教えてくれれば良いのだろうな。
いや、あやつは居ないのだから後ろのバスだったか。
一日に一つということならばそうだろう。
[こちらに歩いてくるパオリンに]
これはようこそまみえた。
それはお前の子なのだろうか、頬が林檎のようで可愛いものだろう。
[腕に抱かれるミナツに気がついてにっこりと笑った]
お前どもも待ち人か?
[ギンを抱いて陽だまりの中で目を瞑っていたら、ツキハナに声を掛けられびくりとした。
その拍子にギンは腕の中からするりと抜け出ていってしまった]
えっと、くりす・・・?
[意味が分からなかった。
しかしご馳走と聞くと、お祭りか何かだと理解]
ほしいもの・・・ごちそう・・・。
えっと、くさだんご!
[ちかは、思いつく限りのご馳走の名前を口にした]
うん。
ちいあにさま、わたしも作る!
[スイの後ろを付いていって、台所で手伝いを始める。
しかしこの家の中には、ちかの知らないものや分からないものがいっぱいある。ありすぎる。
ちかは結局オーブンの前に陣取り、丸鶏の焼き上がりを知らせる*係りをしている*。(見てるだけー)]
-台所・スイ-
ちかは──そこの窓の中の鶏が茶色になったら教えてね。
[真剣な顔でオーブンを見つめるちかに微笑んで、ガラス障子越しに居間を見る]
ねーちゃん飾り付けありがとー。ケーキ買いに行くの?
外暗いし、じーちゃんかとーさんと一緒に行った方がよくない?
[心配そうに声を掛けるが、台所は手が放せない状況で、ユウキに付き添いをお願いしようとしたけれど、呟きを聞いて、声を掛けそびれてしまった]
大丈夫よー!子供じゃないんだから。
あんたって本当に小姑みたい(クスクス)
[台所から心配そうな声を投げるスイに
ひらひらと手を振って、出ていく。
ユウキの呟きは聞こえなかったようだ。]
あわてんぼうのーサンタクロースー
[耳たぶの柔らかさの白玉をぷにぷにつまんで幸せ気分]
草団子が緑で、いちご大福が桃色。
クリスマスねぇ。
あ、アンちゃんリボン買って来てちょうだい。
チキンに結ぶの。
はい、ちいあにさま。
[元気よく返事をして、オーブンの中を凝視する。時間経過に比べ見た目の変化に乏しい肉の塊を、頬杖を付いて楽しそうに]
・・・ととさま・・・・。
[しかしユウキの呟きを微かに耳にして、瞬間表情が曇る。
頬を覆うようにして両こめかみに指先を当て、何かに耐えるように小さく唇を噛んだ]
えっ、あっ?
う、うん・・・。
[ツキハナの声にはっと我に返って、歯切れの悪い返事をする。ツキハナの手元の団子とオーブンの中とを交互に見て]
・・・・・・。
[同時に複数の作業ができない要領の悪さ全開]
そういうときは、一個丸めたら一回見に行ったらいいのに。
[くすくす笑って、小ぶりな団子を次々作っていく]
はい、お先にどうぞ。
[六つ乗せた皿を、仏壇に供えた]
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