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[NY・米陸軍基地の一室にて、さきほどつけた盗聴器から流れてくる会話に耳を向ける。]
『以前頼んだ件はどうなっているのだね?』
『はっ!・・・の件は順調に進んでおります!』
『そうか。くれぐれも「彼」に粗相の無いように』
『わかっております。それで、例の・・・なのですが』
『ああ、それならこの建物の(08)階に保管してある』
『わかりました。では、私はコレで』
[そこで、会話は途切れる。しばらく耳を澄ましたが、どうやら誰もいなくなったようだ。]
さテ、今の会話を聞いた限りでハ、何かを企てているようですガ・・・。
それト、「彼」というのも気になりますネ・・・。
報告しておきますカ。
[辺りに人影がないのを確認すると、帽子の中から通信機を取り出した。]
『To0099
米軍が何かを企てている可能性あり。
何者かとの協力関係も確認。
これから、この建物内にあるらしい「例の物」の調査に向かう。
』
[暗号通信を済ませると、八階へと向かった。{4}]
[8Fにあるはずの「例の物」を捜索している最中、基地内にて今まで見かけたことのない人影の姿を発見する。
怪しく思い、あとを付けていくと、一人の将校との会話を始めるのが見えた。]
あいつは・・・たしかサル・カイーダのシンパカ・・・。
ということハ、今の男はサル・カイーダの一員の可能性があるナ・・・。
[会話を終えたらしい男を、物陰に隠れてやり過ごすと、そのあとをつけた。]
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