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んー。さっぱりわかんねえな。
ここはネギっちの作品の中か、思い出ん中か……それとも、俺らみんな夢見てんのか。
[頭を掻く]
まーでも、アレだ。
懐かしくはあっても、イヤな感じはしねえし。
これが作品だろうが夢だろうが、ハッピーエンドになるといいんじゃねえのかな。
[持ったままの呪狼カードをみつめた]
とりあえず、ネギっちがガキの頃なくしたコレ、渡してやらねえと。
庭は、そういやまだ良く見てねえな。
ここの庭って、ネギっちが向日葵植える前なのか、後なのか。
[言いながら、もうさっさと庭へ向かう。
手入れの行き届いた、美しい庭]
……おっちゃんがやってたころの、庭だな。
ああ、ここでよく遊んだなあ。
確かあっちに、ブランコが……。
[懐かしい庭。
きちんと管理された木や花、子供たちのためのちょっとした遊具]
楽しかったなあ。
庭師のおっちゃんも、ネギっちの親御さんも、優しくしてくれて。
俺けっこうあちこち壊しちまって、悪いことした。
[子供の頃のやんちゃっぷりを考えれば、顔の傷ですんだのは幸運の極み。
そんな記憶を辿りながら奥へと進んでゆく。
そこには、ふっくらもちもちとした男の姿]
お、いた。
ネギっ……
あれ?その子は?
[ネギヤは、ひとりの少女と話していた。
「今」の屋敷では見た覚えのない少女だったけれど、その面差しは誰かに似ている]
……ヒナ、さん?あれ?
[『おこった顔』をしていたらしいネギヤは、こちらを振り向いたときにはいつものもちもちな笑顔を浮かべている。
くるくる回る少女に、それはそのまま向けられた]
なあ、ネギっち。この家と庭って……。
[柄にもなく浮かんだファンタジーな発想を、口にする]
その子に会うために、作ったのか。
[ネギヤは、首を縦にも横にも振らない。
けれど、あんこたっぷりの大福のように満ち足りた笑顔は、彼の望みが叶ったことを表しているように思えてならない]
場所を作っただけじゃ、だめで。
時計の針を逆に回すには……懐かしい思い出を持ってるみんなの力が、必要だった。
なんて、思ったりしたんだけどな。
[小さな少女の姿は、ネギヤの丸い体の陰にすっかり収まっている]
俺は……いっぱいあったよ、懐かしいもん。
久々に見られて、嬉しかったな。
[ネギヤの後ろからちょっこり顔を覗かせて、どこかきらきらした眼差しを向けてくる少女。
美人弁護士によく似た彼女に、目を細めて答えた]
ああ、そうだ、これ。
わざわざ買い直したのかよ。
[呪狼カードを、ネギヤに手渡した]
さて、懐かしいのは堪能したんだが……。
[ネギヤと少女を見比べて、少し考えて]
なあ、ヒナ嬢ちゃん。
せっかくだし、みんなでちょっと遊ぼうか。
[子供の頃のやんちゃな顔で、笑った**]
[懐かしい庭に、懐かしい歌声が流れる。
手に手をとって、あの頃に戻って、遊ぶ。
日が暮れるまで。
そうして、お家に帰る時間になったら、
またね、と言って手を振るのだ。
心の中の、懐かしいものを忘れずにいれば。
また会える、きっと**]
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