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―回想―
ゆーき準備いいねぇ〜。
[感心して、マシュマロを頬張った。
ケン・ミナツ・ナオ・ヤスナリが現れればおはよー!と手を振った。]
ん…ねむ。
[サヨの肩に頭を乗せ、いつの間にか眠りに落ちていた。]
むっくん ありがとう…
[そう呟くと。ぶつかったショックか転げたショックか?
こけたのはどこからか漏れてきたガスのせいだったのか…そのまま意識が遠くなる]
―回想―
ああ、大丈夫ですか?!
[バスが動き出して、ミナツが転がってヤスナリにぶつかって行くのが見えた]
ごめんなさい、もっと早く動けばよかったですね。
[そういって席に座れば、程なくして眠くなった]
─廃校─
[バスの中では元の睡魔もあって違和感無く眠ってしまった。
目が覚めて最初に見たのは、バスでは無い天井]
……あ?
[未だ頭がぼんやりする状態で声を漏らすと、ゆっくりと起き上がる]
…なんだ、ここ。
[周囲にはクラスメイトも居るが、何だか様子がおかしい。
次いで首にある違和感に手を当てると、硬質の何かが首に嵌っていた]
んだよ、これ。
―廃校―
[バスの中で、肩口にリウのぬくもりを感じて束の間。
目覚めるとそこは知らない校舎だった]
いつの間に!?
[記憶の欠如に驚いて立ち上がった。
教壇に建つ男が投げたチョークが、スコーン!と額に当たる]
いっ……たぁ……!
順番まだって何、順番まだってなにー。
ふあぁ。
[起きた]
ありゃ、何処だここ。
オレにゃ机と仲良くする趣味は……
[言いながら周りを見回し、異様な雰囲気に目を丸くし]
……は?
プログラム?
[始まる説明。
首に思わず手を遣り、爆破と聞けば慌てて離した]
[目覚めたのは廃校の一室。首に違和感。
男たちの説明に苛つきながら、クラスメイトの首を確認]
このデザイン、趣味じゃないね。
外してくんない?
[鬱陶しそうに大人に告げるが、担任教師だった物の姿に息を飲んだ]
[訳の分からないままで居ると、現れた男により事務的に説明が為される]
はっ……なんだよそれ、フザケてんのか?
[笑い飛ばそうと思ったが、表情が引き攣ってしまった。
出入口に立つ武装した大人達が、この状況が冗談では無いことを示している。
担任の無残な姿を目にすれば、嫌でも現実を受け入れざるを得ないか]
……ちっ。
[眉間に皺を寄せたまま、配られた携帯を見やる。
自分の出発までまだ時間がある。
しばらくは携帯の操作の確認をした]
首輪?
[周りの生徒達にも揃いの首輪がはまっている。]
ん…あたし、アンの次?
っていうか、殺し合いって何。テレビの企画か何か?
「黙れっ!」
[男に怒鳴られ、目をパチクリさせながら口を抑えた。
カラカラと引かれてくる寝台。上に横たわるのは…]
せ…せんせ…
な、なんだよぉ……
オッさんたち冗談キツいっつの……
ひぃっ!?
[教卓の上の遺体に竦み上がった。
辛うじて椅子からは落ちなかったが]
……マジかよ。
[以後は大人しく、順番を待つ]
先生……?
[丸く赤いチョークの痕がついている額に気付かず、神妙な顔で担任教師の遺体を見る。
説明ビデオなど頭に入らぬまま、気がついたときには名を呼ばれ、裏門から外に向かっていた]
[目が醒めれば知らない廃校]
ここどこ? 頭いたい…
[意味のわからない説明と首の違和感]
この人たち なにいってんのぉ?
って せんせ…。せんせぇが …先生がぁぁ
うっそぉぉぉ!!!!センセー
[変わり果てた担任の姿をみて思わず叫ぶ]
[無言のまま説明を聞き、首元に手を伸ばした。
硬い感触を確かめるように撫でる]
…慣れてないんだが。
[眉を寄せて携帯を弄り始めた。
一人、また一人と出てゆくクラスメートをチラチラと見る]
[殺し合い、が現実と知る。
画面では、イッた顔した熊の首が吹っ飛んでいた。]
[配られた携帯を手に持ち、見つめる。
震える手でボタンをぽちぽちと押す。]
あたしの、役職…?
[画面に浮かんだ文字を見つめた。]
…先に行かせてもらう。
[五十音順を無視してパックを受け取る]
みんな、後でな。
[そこには不気味な笑顔が見えただろう
頭はまだ混乱してるが、何故か楽しさが感じた]
[名前を呼ばれてふらふらと外へ出へでたが誰もいない]
えっと…あたしの次は…し す せ
タカハルだよね
[ナキベソのまま 裏門でタカハルが出てくるのを待っている]
―裏門近くの木陰―
[ごそごそとデイバッグの中を手探り、月明かりを頼りに覗き込む]
[ウイスキーの小瓶]……?
[しかめっ面で歩くと、木の根が足に引っかかってずっこけた]
ぅぎゃあああぁあっ!!?
[三年目の演劇部の叫び声はそれなりに通る]
プログラム?
[説明ビデオを見終えて、携帯を受け取る。
操作を覚えようと弄っていると]
あ、おい。円桜。
……知らんぞ。
[順番を無視して去るムカイに声をかけ、垣間見えた表情に目を瞬いた]
……役職?
これって……
[恐る恐る携帯を弄っていると、名を呼ばれ]
……は、はいっ。
[携帯を閉じ、デイパックを受け取り、逃げるように外へ]
…ムカイの奴、順番まだじゃ。
[垣間見えた表情に違和感を覚えた。
何故あんなに楽しそうなのかと]
……俺、あいつの次のはずなんだけどな。
[この場合順番はどうなるのだろう、と。
こうなってしまえば順番ももう関係ないのだろうか]
円桜、珍しいな。
[呟きながらボタンを押す。
望んだ画面が出てきて小さく頷いた]
呼ばれてからの方が良さそうだが。
[バクの疑問に答えるともなく言った]
…はぁはぁ。
[デイパックの中身を確認するため走ってしげみに隠れて確認した]
……っふ。俺はついているな。
[小林の悲鳴が聞こえる]
…やれる、そっちか!
[悲鳴の聞こえた方に黒い物を握って走る]
はぁあぁ…
[ろくでもない物がデイバックに入っていたようだ。]
!?
[少し離れたところから、大きな叫び声が聞こえた。]
(もう、始まったの…??)
なに叫んでんのあたし。
[少し先に見える廃れた山小屋の裏へと隠れようと、四つん這いで山道をずりずり進んで行く]
重いよ、何この鞄。
水入ってんのに、何でウイスキーとか。しかもちっちゃい。
[タカハルが出てくる間 震える手で携帯の電源をいれる]
ふぇ…ボタンが うまっく押せない
役職?なんだよこれぇ
みんなの名前も並んでるけどこれってメールできるの?
[ディバックを握り締めてドアをみつめているとタカハルが出てくる姿がみえた]
タカハル!こっち こっち
いったい 何が起こってんだよ
全然 理解できない むりぃ
[タカハルの上着の裾をぎゅうと引っ張った]
…だよな。
[ヤスナリの声に返しながら頷く。
カチカチと携帯を動かし、内容を読んで。
意味が分からないと言うように眉根を寄せた]
もうそろそろ、かな。
[周囲には生徒がだいぶ居なくなっていた]
ほいよ。
[名前を呼ばれるとデイバッグを受け取って中身を確かめる]
次に会う時は殺す時か、殺される時か。
そんじゃ。
[残っているバクやヤスナリに軽く手を振って、外へと出て行った]
……確かこの辺りで聞こえたはずだ。
[黒い物を握りながら辺りを警戒する]
…くそ、小林なら…!
[「殺せる」と思った。聞こえたかもしれない。]
…ヤなこと言うなよ。
[あっさりと言って出て行くナオにそう返して。
次いで自分の名を呼ばれデイバッグを受け取り。
無言のままに外へと出た]
…どうしろってんだよ、ったく。
とにかく生き残るしか、ねぇか。
役職とかも意味わかんねーし。
[携帯を開いて画面を確認し、また閉じた。
裏門にはまだ人が居たりするのだろうか。
周囲を見回してから、やや離れた場所へと移動する]
みんな…いない。どこかに隠れてるみたいで…
ユウキちゃんも…
[心細そうにタカハルの上着を握る]
とりあえず…どこかに隠れた方がいいのかな?
これってきっと何かの訓練だよねぇ。
ヒヒヒッ
[無理やり笑おうとして引きつってしまった]
無駄な事をして。
…あんなになってもな。
[バクに答えた声は最後が掠れかけた]
幸運を。
[出て行くナオに軽く手を上げて返した。
じっと名前が呼ばれるのを待つ]
[廃校から少し離れた場所で懐中電灯を付けて、デイバッグの中を確認する]
水と、これは……ルールブック、だっけ?
……読んでる暇はなさそうだな。
それと……?
[もう一つ、何かが入っていた。
懐中電灯で照らされたのは[スカシカシパン]]
うん…荷物も 何が入ってるかみないとね
[支給されたディバックをみつめる]
…ユウキちゃんは何処に言ったんだろう
一人っきりで怖くないかなぁ
[そういってずっと服を握ったままくっついて歩く]
[二人に眼鏡の下から笑顔を向けた。
外へと出ると、咄嗟に隠れられそうな場所を探す]
随分と後発組みだ。
いい場所はあらかた押さえられて、待ち伏せられてそうだな。
こんな時は自分の苗字が恨めしい。
[少しでもその場から遠くへ行こうと、腰を屈めたまま走り出した]
…殺し合いのゲームだっつーのに、変なもん入れてんじゃねぇよ…!
[つい突っ込みの声が大きくなってしまった。
始まって早々かなりの不利状況である]
ちっ……牽制くらいには使えるか。
どっかで何か調達しねぇと。
素手じゃ身を護るのには心許ねぇ。
[草むらで携帯をいじるうちに、手の震えは収まっていた。
とりあえず、役職モードとやらを設定してみた。]
…これでよし?なのかな?
[カチャカチャと首輪を振ってみるが、外れない。]
無理だよね〜…。
[ディバックに首をつっこんで呟く]
ねぇ タカハル・・・どうしよう。
わたしのバックの中…[マニキュア]がはいってる。
[うっすらと意識が戻ってきた。まだ頭がぼーっとしている]
(ん・・・ここはどこかの教室か?確か弓道場にいたはずなんだが、みんなもいるみたいだな。少し様子を伺うか・・・)
だったら良かったけど。
先生死んでんの、見ただろ?
あれが特殊メイクとかじゃねー限りは、やっぱ本当なんじゃねーか……
……ちょ、おま、その笑いは怖ぇよ。
[声にぎょっとして突っ込みつつ]
あっちはヤバそうだよな……
[悲鳴の方角とは反対方向に行くため、ミナツの手を引こうと]
しかもラメ入りで蛍光緑なんて…ぜったい似合わないと思わない?
もすこし趣味いい色入れろよ
[ねーっと タカハルの後ろから話しかける]
……!
[微かに聞こえた声が神経をとがらせる]
…おい、出てこいよ、居るのはわかってるんだ。
[黒い物の狙いは明らかに定まってないが、一歩一歩近ずく]
…出てこいよ。
[その声に殺意はこもっている]
マニキュア?
それ、ミナの私物とかじゃなくて?
[尋ねつつ、歩きがてら中身を確認する。
鞄の奥から[懐中時計]が覗いた]
メールもついてるんだ。
あれ、って事は携帯通じる?
[自分の携帯を取り出し、電話帳を開く。
『母さん』のところでカーソルを止め、電話をかけてみた。]
……ツーッツーッツーッ。
こっちは使えないのか…。
そーいう問題じゃねーだろ。
……確かに趣味悪ぃけどさ。
[も一度突っ込んだ]
なんかオレのバック、懐中時計みたいなの入ってんだけどさ。
あのオッさん、こん中に武器入れてるって言ってなかったっけ。
……もしかして、これ?
[周囲を警戒しつつ草むらの中へと身を隠し、慎重に伏せたまま少し移動する]
さって。中に何が入ってるのか。
そういや今年引いた御神籤は[[omikuji]]だったな。
[デイバッグに手を突っ込んで、触れたものは[アメ]だった]
いやー あたしのじゃない
緑の爪ってバエ大佐のコスですかぁ?
[タカハルの取り出したものをみて]
あー 今 テレビで何があってるかはわかるねー♪
[二人揃ってのあまりに殺し合いとはかけ離れた道具に気をそがれ 思わず笑みがこぼれた]
[周囲の会話や説明などから大体の事情を把握した。本意ではないが従うしかなさそうだ。]
(何がプログラムだよくそったれが!俺たちに殺し合いなんかさせて何が楽しいってんだよくそー!)
「最後に輪島賢!前に出ろ!」
[携帯をポケットに押し込むとデイバッグを教室を後にした。]
[廃校近くの草むらはもう人の気配だらけだった。
仕方なく少し歩いてから大きな木を背にデイバッグを開いた]
水。必需品だな。
懐中電灯。使いようだな。
それから…。
[最後に出てきたのは[べレッタM92F]だった]
…。
[降参するように出てきた小林に黒い物を向ける]
…まず、お前の武器はなんだ?
(震えが止まらない…ばれないようにしないと)
……ああ、白紙だったんだっけ。ある意味貴重だったな。
[過去のことは忘れることにした]
それより、このアメ……。
ま、何かの役には立つか。
[ポケットに仕舞いこんだ]
[地面に叩き付けたスカシカシパンを拾うと懐中電灯を消してデイバッグを装着]
他に廃屋でもあれば何か探せるかも知れねぇけど…。
最悪そこらの枝折るか。
[あれこれと考えながら、暗闇に目を慣らしてから移動を開始する]
いいじゃんパエ大佐。
昨日の真似、何気に似てたし。
[アニメの話になると、ついつい緊張感のない会話]
おぉ、そうだなこりゃ便利……
……って、テレビないんじゃ意味ねーよっ。
[ノリ突込みまでかましつつ]
いやいやいや。
こんなこと言ってる場合じゃねーって。
[自己突っ込み]
これじゃ心もとねーし、どっかに民家とかありゃぁいいんだけど……
[辺りを見回しつつ]
詩集なんかよりも、
サバイバルマニュアルを読んでおくんだったな。
[周囲に耳を研ぎ澄ませながら、
草を結んでは、引っ掛かった人が躓くように罠を作る]
[校舎の階段下に身を隠しながらバッグの中身をチェックした]
ちっ!弓道具一式はやっぱ没収されちまってるよな・・・その辺で材料探して作るしかねえよな。
入ってるのは・・・懐中電灯と水と、後
[コンニャク]か・・・
さって。こんな物か。
それと、こっちもちょっと調べとかないと。
[携帯電話の画面を見て、適当に操作]
……あ、あれ?
[呼び出し音。[風祭 ユウキ]に電話をかけてしまったらしい]
民家…。
食べるものもなんかあるかもしれないしね
…
バエ大佐曰く砦は要…らしいし
ただ…長居すると 狙われやすくない?
バエ大佐の要塞 簡単に爆破されたしさぁ。
[とりあえず 民家を探す事には賛成をした]
ふぉ!
[携帯電話が震えた。
発信主を確認すると、近くの草むらの気配を気にしつつ、小声で応答した。]
もしもしー?
[サヨの返答はない。
代わりに、サヨと男の声がする。]
あ、あわわ。
[切る前に繋がってしまったらしい]
えーっと。おかけになった電話番号は現在使われておりません。
[頑張って棒読み口調だ]
…それか。
[小瓶を無言でぶんどると、地面にたたきつける]
…残念だったな、クソアイテムで。
俺はこれだよ、わかるか?
[隠すように持ってた物を見せる]
…銃だ。
あのさ、ユウキちゃんに 電話してみていい?
大勢の方が襲われにくいんじゃないかな?
ユウキちゃんのことも心配だし。
[タカハルに尋ねた]
ありゃー毎回油断してる大佐が悪いんだって。
あー、でもそーだな。
爆弾とか渡ってる奴、いるかも……
[言いながら眉を顰めた。
ふるふると首を振って]
兎も角。
食料もだけど、包丁とか鋏とか、身を護れそうなモンもあるかもだしな。
ついでに少し休憩すっくらいなら大丈夫だろ。
[電話口から、聞き覚えのある声が聞こえてきた>80。
少し緊張していたようだが、棒読みの口調に思わず吹いてしまった]
ぷっ…ナオさん、かな。
相変わらずお茶目で、何か安心したよ。
[持ち物を全てチェックすると、すばやく校舎を出て近くの木の陰に飛び込んだ。周囲からは人の気配がひしひしと感じられる。]
(とりあえずは拠点を探すほうが賢明だよな。その辺を歩き回れば洞窟か建物くらいは見つかるかも知れないしな。このままじゃろくすっぽ休めずに疲弊していくのは目に見えてる・・・
それに一人じゃ限界があるよな、早く誰かと協力関係を結ばないと・・・)
[方針を決めると気配を消すように注意しながらゆっくりとその場を離れた。]
[ぶつかった勢いで地面を転がる]
…ってぇー…。
なんだよ、岩でも……。
[あったか?と言おうとして、自分同様すっ転んでいるリウを見つける]
……あー、悪ぃ?
[一瞬状況を忘れて素で謝った]
うんうん ユウキちゃんなら頭いいし!頼りになるんだよ!
[嬉しそうに手に持っていた携帯のユウキの番号を押す]
ぷー ぷー ぷー
あるぇ〜〜〜〜話中みたい…
[ものすごく 残念そうな顔をした]
[小林のカバンから聞こえた声]
…!?
…待て、確かにいい話だが、お前…カバンの中見せて見ろ!
[強い口調で問いただす]
[1時間ほど歩くと運よく小さな洞窟があるのをみつけた]
よし、ここを拠点にするか。とりあえずその辺で材料探して弓を作ったら夜に備えて仮眠をとっておくか。始まって間もない今ならまだ比較的安全だと思うし、体力を温存しとかないと・・・
はぁ、それにしてもなんで俺たちがこんな目に合わなきゃなんねえんだよ・・・
あいつら絶対イカれてるって!
[木の枝と植物の弦で簡易の弓矢を作ると、夜に備えて眠ることにした。]
……そっか。
後で掛けなおしゃいいんじゃねーかな。
いくらなんでも、まだ無事だろーし……
とりあえず、先に民家さがそーぜ。
[ぽん、とミナツの肩を叩く。
辺りを警戒しつつ、*進みだした*]
[転んだまま、反射的に閉じていた目を開けた。]
ミカちゃ…!
[悪ぃ、といわれ]
いや、その、大丈夫!変なとこいてごめん…。
[大慌てで詫びかえす。]
『ムカイ、あたしと手を組もうよ。』
[落とした携帯から声がする。バクに聞こえたかはわからない。]
うん そうだね。
繋がらなかった電話に少し不安を感じたが
[ぽんと叩かれた肩の温かみに ふんわりと笑い返すと タカハルの後をついて*歩き出す*]
[起き上がり服の土を払って]
…まぁ、無理もねぇだろ。
こんなフザけたゲームなんざに強制的に参加させられてんだから。
[携帯からの声は微かに聞こえた。
けれど誰が言ったのかまでは分からない。
その言葉もあってか、リウを見やり口を開く]
…お前はどうすんだ?
…!!
[転がってきたデイパックを開ける]
(食料…ミネラルウォーター…マップ…勘違いか、気が動転してたかな)
…悪かった、勘違いだ。
弾数は言えない、まだ信用してないからな。
で、その情報ってのはなんだ?
ことによっては手を組んでも構わない。
(いつでも殺せる、使えるだけ使って殺そう…。)
[へたりこんだまま、バクの顔を見上げて「フザけたゲーム」の言葉に頷いた。]
あたしは、生きてたいよ。ミカちゃんは、どうするの…?
[携帯からムカイの怒鳴り声が聞こえ、ビクッと体を振るわせた。]
(サヨ…!)
…気のせいか?
[何も音が返ってこない。
銃を構えたままゆっくりと立ち上がる。
足は痛むが動けないほどまでにはなっていなく、じりじりと後ずさってからくるりと踵を返して走り出した]
どこか隠れられる場所…。
[右足を少し引きずり加減で球場跡らしき*方角へ*]
……。
[好奇心が沸いてつい、耳を貸してしまった。その時、銃口を外したのは気づかれたか…]
……ん?…なんだ?
[耳を向ける]
俺だって同じだよ。
けどあいつらの目を盗んで逃げ出すってのも無理そうだし…。
嫌だけど、ゲームは続けるしか無い。
ただ、連中のルールを聞く限り、皆殺ししなきゃいけないわけじゃないみたいだし。
『味方』を見つけて、協力して生き残る。
多分、これが一番確実。
……ムカイみてぇな奴が居ないとも限らないしな。
協力者は探して損は無いと思う。
[携帯から怒号が響く。
このゲームの説明がされた頃から様子がおかしかったことを思い出していた]
当てが無ぇなら一緒に来るか?
身を護るものを何か探そうと思ってんだ。
[リウが『味方』であるかは分からない。
けれど一人よりは、と考え訊ねかけた]
ええ、暫く、ですけど。
[『暫く』という所に、軽く力を入れて、言葉を返した。
ナオの承諾の返事に、ありがとう、と礼を述べて、今の場所を大まかに伝える]
さっきの廃校から暫く歩いた、大きな木の下にいるよ。
一応、背中をとられないようにしたつもりなんですけどね。
それとも、ボクがそっちに行った方がいいかな?
[つられるように、声のトーンを下げて話している]
[少し様子のおかしいナオの声に不審をもちつつも、あえて問いたださずに、話を続ける]
わかりました。お待ちしてますよ。場所が良くわからなければ、連絡をください。
あと…気をつけて来てくださいね。
[そう伝えて。ナオの方から何もなければ、一旦電話を切るだろう。
ナオの武器がアメということは露知らず。これで少しは楽になるだろう、とほっと一息をついた]
完全に信用しちゃ居ねぇよ。
『監視』も含めてだ。
変な動きするなら、容赦はしない。
けど一人で居るよりは、他から襲われにくいんじゃないか?
[はっきりと言葉にして、未だへたり込んで居るリウに手を差し伸べる]
それでも良いってなら、来れば良い。
そう…。そだね。
[す、と差し伸べられた手を取った。
立ち上がり、荷物を拾ってバクの隣に立つと、囁いた。]
電話の相手は、サヨ。
サヨが危ない、かもしれない。
ムカイと組んだ…かも、しれない。
[何事もなければ、バクについて*歩くだろう。*]
……なんだと?
[その時、頬に口付けられる]
〜〜〜〜〜っ!
[一瞬怯んだが気を保つ]
…信用してないし、協力もまた後の話だ。
が、一緒に歩かせてもらう。
[小林の笑みに目を反らし、近くの木に寄りかかる]
…少し休んでろ。…見張る。
[見張ると言いながらぐっすり寝てしまったのは言うまでも無い。だが銃はガッチリと*握っている*]
[握り返された手を引きリウを立ち上がらせて]
…小林が?
ムカイと組んだ、なぁ…。
[考えるように顔を顰める。
さっきの怒声からすれば脅された可能性も高いだろうか]
ともかく、少し落ち着けるところと身を護るもの探さねぇと。
建物、探そうぜ。
…そういや小野寺、バッグに何か入ってたか?
[訊ねながら地面に転がっていたスカシカシパンを拾うと、リウの手を引いて建物を探ししばらく*歩く*]
[電話を切れば、暫くの静寂が訪れる。
ふと、思い出したようにポケットを弄った]
…ない…あの人たちに取られたんだろうか…
[いつもポケットに入れていた、定期入れの中の写真。部屋の写真立てと、同じ写真が入っていた。
暫く寂しそうにうなだれていたが、顔を上げて空を見た]
ボクは絶対に生きて帰ります。だから、ボクのこと、見守っててください。
[ぎゅっと、こぶしを*握り締めた*]
[送信後は立ちすくんでいたが、しばらくして元の場所へと戻った]
悠長に寝てたら、殺しちゃうよ?
絞めるとか、石で殴るとか、いくらでも出来るよ?
[ムカイの向かいに座り込み、暗闇の中で独りごちた。
目の前の男が目覚めたならば、『どうして殺さなかったと思う? 逃げなかったんだと思う?』そんなことを問いかけようと*考えていた*]
あの悲鳴、サヨりんかなぁ…。
[いつの間にか切れていた通話。
かけなおしていいものか判らず、画面を見つめた。
バクに手を引かれているのに気づき]
あ。ちょ、あその…
[顔が少し熱くなった。ちらりとバクの表情をうかがったが、冷静に見える。]
ぶぶぶぶぶぶぶ…
[パチりと携帯を開くと、画面に『小林 紗代』]
サヨりん、よかったぁ…
…まるちゃん…ムカイが、銃持ってるって。
サヨりんとこ行かない?建物あるって。
[バクの返事を聞くと、返信しようと携帯を*開いた*]
[廃屋となった民家エリアにはいる。民家エリアといっても家屋は4〜5位しかなく。誰かいないか用心しながら家の中を覗いて周る。とりあえず…なにかあったら直ぐ逃げられそうな森に近いの家に上がる。]
うわぁ 埃っぽい。
家具も何にも置いてないし…カラッポだね。
[電球もない部屋を見渡した。それでも屋根がある場所に落ち着けば…へたりとその場に座り込む。
改めてディバックの中身をチェックしてルールブックを読み始めた。]
「白・赤・紫」の組分戦だって書いてある。タカハルとユウキちゃんと一緒のチームだといいのにな。
---は 何チームなんだろう。
[膝を抱えて ポツリと呟く。]
(…しまった、いつもの癖で寝てしまった…。武器はある…どうやら身には変化は無い)
[小林を探そうとしたが目の前に居た]
……。
[そっと目を閉じる]
(こいつはなにがやりたいか知りたい、寝たふりをして観察しよう。
…変なことをしたら*容赦無く撃つ*)
何?
[言いかける様子に横目で視線を流して。
手を引いていることには特に何も思っていないようだ
音楽を、と聞かれると軽く顔を顰めながら「いや」と首を横に振る]
……ムカイが持ってんのは銃、なのか。
小林、ムカイと一緒に居んだろ?
そんな奴の所に丸腰で行けるかよ。
…でも建物あんのか。
鉢合わす前にその中探せねぇかな。
[警戒はするが、向かう意思は*見せた*]
じゃあわかんないかぁ。…いちぉ、見てみる?
[バッグを探り、少し厚みのある本を取り出した。]
『秘密の楽譜』
これで殺し合えってさ。
……不協和音でも奏でて攻撃しろってのか?
まぁ、角使えば鈍器にはなるだろ。
[相手を怯ませることは出来ると、その程度のものにしか思えなかった。
曲については「分かんねぇよ」と答えて。
武器を聞き返されると、一度足が止まる。
リウの手を握る手とは反対の手に持たれている物体は相手に見えていただろうか]
……鈍器にすりゃなりゃしねぇ。
人間その気になりゃ素手でも戦える。
[ぽつりと零したのは武器を探そうとしている先程とはやや矛盾する言葉。
動揺が隠せないまま、その後は無言で指定された方向へと*歩き出した*]
なんか…役に立ちそうなもの あたしも探そうっと
アニメの「[特急電車]の[聖痕者]」に出てきたヒロインの“ロ”“メ”リンは「紙切れでも人を殺せます」とかいってたけど、あたしにはむりむり。
[落ちていた新聞紙をひらひらさせて 溜息をつくとごそごそ部屋の中を物色してみた]
ん?
[新聞紙に目をやると
…ある日忽然クラスごと消えた学生達。殺人ゲームに参加したとの話しはあるものの証拠はなく 都市伝説か、大きな組織によるものだと噂の域を超えず謎の事件とされている。数行殺人ゲームについての記事が書かれていた]
これってあたし達以外にも あったって事?
クラス毎きえたって---帰れないって 本当の事なんだ。
[震えた涙声で]
おかあさん…助けて
[その場に力なくしゃがみこんだ**]
[ナオを待つまでの間、辺りに何か使えるものがないか考えていた。
ボクには何もない、だからこそ何か身を守るために使えるものが欲しかったし…もし、ナオが強力な武器を持っていれば、奪い取ることも考えていた。
しかし、あたりに転がってるのは、小さな木切れや小石ばかり]
昔の人は石で武器なんか作ってましたけど、これじゃさすがに…
[そこまで考えて、ふと思いつく。
一応周りの目を気にしつつ、さっと服を脱いだ。まことにささやかな胸を、ささやかな厚みのブラジャーが覆っている]
これ、使えますね。
[さっと取り外す。ささやかな胸はコンプレックスではあるが、こんなときばかりは少しありがたい。下着が無くても、激しく動く際に邪魔にならないはずだから。
ブラジャーのカップの部分に小石と土を入れる。肩紐が取り外せるタイプなのが助かった、取り外して中身が落ちないように結ぶ。ホックのあたりを持ち、軽く振り回してみる。ぱらぱらと土が落ちた。
何も無いよりはましだろうか。簡易製の鈍器が出来た。出来れば土以外の、もう少し重みと硬さのある石を集めたいところだろう。
暫く振り回す練習をして、ディバッグの中に*隠しておいた*]
大して役に立つとも思えないが。
[ペットボトルのうちの一本。その中の水を飲み、眼鏡を洗う。
少し躊躇するも、残りの水は捨てて容器の中に土を詰めた。
大きさも重さも扱えない程ではないが、大きいのは実効よりも武器所持による心の維持]
バッグをこのまま振る方がましか?
[取り出しやすいよう、デイバッグの口にペットボトルをセットして
ユウキの待つ場所へと足を向けた]
[何か光るのに気がついて、そちらを向いた]
ナオさん、ですか?
[ゆっくりと低い声で話しかける。
ナオならいいが、他の相手ならば、何が起こるかわからない。緊張して声をかける]
猫の声?こんな島にも猫がいるんですかね?
[一瞬思案していれば、かさりと草の揺れる音がした。
思案に気を取られていて、反応が遅れる。
近づいてくるナオの姿には、気がつかなかった]
よっ……と。お待たせ。
[自分を探しているユウキを確認して、背後から声をかける]
誰かとコンタクト取ったか?こっちはさっき襲われそうになった。
相手はよくわからなかったが……何か武器を持ってたようだったな。
どこか、拠点に出来そうな場所を探さないか?
っ…
[背後から声をかけられて、驚きの声を上げる。
今の状態で攻撃されたら、何もできない。自分が相手を攻撃することも考えてた以上、攻撃されることも頭にあったはずだ。それなのに。
そのまま、続けてかけられた声に、思わず安堵の息を漏らす。
ゆっくりと振り向いた。顔は少し、青ざめていただろうか]
あ、ああ。ナオさん。びっくりしたじゃないですか…
いえ、ボクはまだ誰とも会ってません。
[拠点に出来そうな場所という提案を聞けば]
そうですね。その方がいいかもしれません。
ここだと、後ろから攻撃されやすいのも、今良くわかりましたから。
[苦笑いをして、答えた]
[青ざめた顔に、緊張しているのだろうと眼鏡の奥の目を細めた]
驚かせたか?すまない。次からは気をつける。
……後ろから?
[自分の背後を見て、確かに危険そうだと笑って]
とにかく心強い。一人じゃないってのはさ。
[口をついて出たのは普段の自分に似つかわぬ言葉。誤魔化すように携帯を取り出して、画面を弄る]
驚きましたよ。
…もし、やってきたのがナオさんじゃなくて、誰かがボクを殺そうとしてたのなら…ボク、既に死んでたかもしれないんですから。
[謝罪の言葉を口にして、軽く笑うナオの姿に、胸がチクリと痛んだ。
続く言葉を聴けば、]
そうですね…
[少しだけ言葉を濁したが、すぐにいつもの口調に戻す]
そうですね。誰かがいるだけで、安心できそうです。[少しだけ笑った]
[照れくさそうに携帯を弄るナオの姿をみて、そういえば、と慌てて携帯を取り出して弄ってみる]
何も連絡、きてませんね。
[暫く弄ったあと、再びしまいこんだ]
死ぬ、殺す、か……なんだか現実感が湧かないな。
逃げ隠れしてるだけで、終わったりはしないだろうか。
[思い出した担任教師の姿に表情を曇らせ、周囲を注意深く見回した。
特に情報の増えていない携帯をしまいこんで]
こっちもだ。
どこへ行くか。家を占拠して立て籠もる……のは、狙われる率も高いだろうな。
[考えこんだが、向かう場所がどこでも反対せずついていくつもり**]
―球場―
[闇雲に走ってたどり着いたのは球場、というにはお粗末だった。
広場に日よけ風よけつきのベンチが二つあるだけだ]
それでも無いよりはマシだ。
[誰もいないのを確認してベンチへと手にしていた銃を置く。
端に転がっていたタオルを拾って支給されたボトルから水を注ぐ。
軽く絞って右足首に巻いた]
とりあえずはこんなものか。
民家でも探した方がいいか。
[更に数口を飲んでからペットボトルをしまう]
現実感、ですか。
[少しだけ遠い目をして、話し出す]
現実感があろうがなかろうが、人間ってほんとにあっさり死んじゃうんですね。
[ぽつりつぶやいて。ナオが携帯を弄り終わったのを確認して話を続ける]
さて、拠点に出来そうなところ、と言っても中々思いつきませんが…家屋じゃなければ、このあたりの茂みや、洞窟なんかを見つけるしかないかと思います。とりあえず探しに行ってみますか。
[2人で暫く歩けば、小さな洞窟を見つけた。とりあえず、そこで一旦*休憩することにした*]
[地面に突っ伏した姿勢で黄昏れている。
狸寝入りのムカイを見ることもなくポツリ]
さっきのビデオのお姉さん、胸けっこーあったね。
[ちゃんと寝ているのか探っている]
ねぇムカイ起きて。ここ離れよう。
誰かが来るかもしれない。
下から光が近づいて来てる。
[スカートのポケットに空の小瓶を仕舞い、デイバッグを背負った。
山頂方向への道を歩き出してから、一度だけ後ろを振り向いてムカイを*見た*]
[目をキッと開く]
それもそうだな…。
……山頂に行くのか。
[銃をぐっと握りなおす]
(小林には敵意が感じられない、だが小林は武器を拾った。…油断ならない)
[30メートルほど間隔を空け、尾行するように後を付ける]
あっさりか……そうだな、本当に。酷い話だ。
[小さく肩を震わせ、ユウキの言葉に頷いて歩き始める。
やがて見つけた洞窟、入口付近に誰かが潜んでいないか確かめ、中へ入ると入口から見えない場所へ移動]
奥はどうなってるんだろう。
[ユウキから<54>cm離れた場所に腰かけ、懐中電灯で軽く照らしてみた]
[しゃくりあげながら]
そうだ…ユウキちゃんはどうしてるだろう
「ユウキちゃんへ
ゲンキか?大丈夫か?
ミナツは無事だおヽ(゚∀゚)ノ
今タカハルと一緒だけど合流しない?」
[メールを打つと送信ボタンを押した]
こんなことになるなら
昨日、炙りマシュマロ食べておくんだったなあ。
[警戒する程遠すぎず、信用する程近すぎない距離。
携帯を操作しながら、隣を見やった]
宛先:小野寺 璃雨
本文:ぶきは?
[隠れて打つメールは難しい。
変換ボタンを押すことすらまどろっこしくてそのまま送信した]
[懐中電灯で物置を照らして物色。
奥からロープやら錆びたシャベルやらを引きずり出した]
ま、無いよりゃマシだろ。
……勝手に取って、後から怒られたりしないよな?
[特に考えがあるわけでもなく、それらを持って]
……1日じゃなく、6時間おきだったな。
[ポケットをちらと見てから、民家に戻った]
[ぱちりと目を開く。
人の気配は特に感じない]
このまま隠れ続けてたら駄目なのか。
[ぼんやりと思う。が]
食料は入ってなかったか。
柿の種は没収されているみたいだし。
[持ってきていたはずのものを思い出す。
むしょうに食べたくなってしまい首を振った]
どっちにしても動くか。
ここも目立たないとは言えないし。
[ゆっくりと立ち上がった。
歩くのはできそうだった。道沿いに民家を探して歩き始めた。物陰のない場所もあったがそこは諦めた]
[武器について答えた時、リウの反応はどうだったか。
懐中電灯は点けないまま、周囲を警戒しながら歩き進める]
[手を繋いだままの意味、懐中電灯を点けない意味。
全ては身を護るためのものだが、どこまで効果が及ぶのか]
─ →山小屋─
[ややあって薄っすらと建物の影が見えて来る]
…山小屋、あったな。
アイツらに鉢合わせなきゃ良いけど…。
[まずは何か探そうと、リウを連れて山小屋の中へ。
扉を閉めてから、ようやく手を離した]
俺、奥探してくっから。
休むなり探すなりしててくれ。
[リウから離れ、武器になるものを探し始める]
[用を済ませてほっとした顔でトイレから出てくると 目の前を黒いものが横切った]
うぁあああああああああ!!!!
[思わず大声を出して飛び上がる。外から戻ってきた タカハルが目に入れば]
黒い奴が 黒い奴がぁぁ
[叫び続けるだろう]
……あれ。
ミナいねーの?
奥に行ったんかな。
[民家の戸から部屋を覗き]
……どーしよ。
このまま、ミナにしとくか……
[小声で言って、携帯を開く]
ど、どどどーした!?
[半ば焦って携帯をしまい]
……黒い奴?
って、あの黒くてかさかさ動く奴、か?
なんだ、ビビらせんなよ……
[正体を聞いてがっくりとした]
[誰かが側にいる事で直ぐに落ち着いたのか]
あ、あんね あたし 良いもの見つけたんだ!褒めていいぞ
[そういって誇らしげに大小の中華鍋をみせた]
被ってよし 背負ってよしだ!
[鈍器にもならないと聞いて、バクの繋いでいない手を覗く]
なぁに?…まさか。それ?
[思わず吹き出した。]
あっははは…楽譜よりよくないものがあるとは。
[空いている手でバクの肩を叩きつつ、声を殺して笑った。『なし』の人がいるなんて知りもせず]
[再び振り返り、ムカイとの距離を測る。
男の後ろに辛うじて見える、月明かりに照らされた山小屋をそれとなく観察]
撃てば?
その気ないなら、銃口向けるのやめてくれない?
[非難めいた言い方を選んだ。
後方、二つの影が山小屋に入るのがわかったが、性別すら判断がつかなかった]
って回復早ぇな!
……鍋か。
確かに、頭守るにゃ丁度いいかもな。
[謎の効果音に苦笑しつつ]
物置はこんなもんだ。
あまりいいもんじゃねーけど。
[擦り切れたロープや錆びたシャベルを見せる]
[忍び足でバクについて歩く。
はぐれぬよう、しっかりと手を握って。]
ぶぶぶぶぶ…
[再び、サヨからのメール。]
『TO サヨりん
薄い本と…あれは食料なんだろか。
サヨりんは?』
[光が漏れぬよう、バッグの中で返信した。
バクといるせいか、少しは冷静になれている。]
[その時ガサリと外で音がした]
あれ?あれって杏ちゃん?
[窓の外をみて思わず手を振るが…相手は此方のかけた声に驚いた様子。
追うかどうするか…]
アーさん?
[振り向く]
……あぁ、ホントだ。
追ってもいいけど……
向こう、こっち警戒してたみたいだし。
チームが違うかも知れねー。
[逆に問うように、ミナを見た。
それでも頷きがあれば、後を追おうと]
[ボロボロの山小屋。
利用されなくなってかなりの月日が経っているようだった]
山小屋なんだから斧とかナタとかあれば良いんだけどな。
……この様子だとあっても錆びてそうなのが。
[探すには流石に明かりが必要で。
手に持つものを入れ替え懐中電灯を照らす。
円形の光が山小屋の壁を照らし出した]
……楽譜とアレよりはマシか、錆びてても。
[今の自分達の手持ちを思い出し、溜息が漏れた]
[静かな洞窟にユウキのつぶやきが聞こえた]
椎葉か。一人じゃなければいいけれど。
……心配なら、メールしてみたらどう?
[洞窟の奥を睨むように見つめ、気配を探っていた]
あれかな?
[小屋らしき影を見つけ、低い声で囁く。]
(サヨりんに合図しなきゃ)
[メール通り、サヨの携帯を三回鳴らして切った。
バクに導かれ、そっと奥に進む。
扉がたてる音が不安を誘う。]
[バクが、奥に行くと手を緩めた。
少しの間手を強く握っていたが、やがて離した。]
[民家からそう離れていない場所で、転んだらしいアンに追いついた]
……大丈夫か、アーさん。
[そう問いながらも、自分はそれ以上近寄ろうとせず。
息を整えながら様子を伺う]
[胸ポケットの携帯電話が振るえた]
あはははははっ!!
[緊張していたせいで、震動に笑ってしまった]
や、ごめん、何もしないから。
[とムカイに断って、携帯電話を取り出した。
パスワード入力をし、着信履歴からリウの名前を表示させて呼び出し]
たった今、ミナツさんからメール来たんです
彼女、瀬田君と一緒に居るみたいです。合流しようかと誘われましたけど…あまり多人数でも危険ですしね。これは断ろうかと。
けれど出来れば協力したいと、伝えるつもりです
[丸い光が山小屋の壁をなぞる。
時折照らされる棚や壊れた椅子など。
近付いて、バラバラになった椅子の足を二つ手にした]
……石を括りつければハンマーにはなる、か。
丈夫な紐かロープがあれば即席で作れるな。
[拾った椅子の足をデイバッグのベルトに差し込み、再び探し始める。
一度、リウの手を握っていた手を見つめ、握り締めた]
瀬田と?
……安心、とまでは言い切れないが、一人よりは余程ましか。
そうだな。大所帯になれば狙われやすいが
二手で協力できれば、色々と融通は利くな。
[ユウキの言葉に頷いてみせた]
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