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― 自宅 ―
[響く潮騒に目を細めたのは短い刹那。
紆余曲折を経て、実家近くの総合病院に新設される循環器科に務める事が決まったのはついこの間。
そして、通勤の便を考えて、実家ともまあまあ近い海辺のアパートに部屋を借りて越してきたのが二日前]
あー……挨拶周りもいかねーと、かなー。
[戻って来る、という話は、今の所実家にしかしていない。
そこから伝わっている可能性はあるが、何人かには知らせないとうるさいだろーなー、なんて思いつつ]
…………。
[伸ばした手が掴んだのは、スマホ……じゃなくて、煙草だった。**]
[徹頭徹尾、冬だ。
冬だから、めちゃ寒い。
もうすぐクリスマスだとか、正月だとか、俺たちみたいなのは、一番忙しい時期だから浮かれてもいられないっつの。その上、5年ぶりの大雪とかどーゆーことだ?!寒いんだよ、こんt]
ぶえっくしょんっ!!
[なんて、ぼやいても、仕方ねえかあ。さっさと雪かき終わらせよう。]
うー、さむっ!!**
[何とか餌を食べ終えた柴ポメが男の足元へと寄って来る。
手を伸ばし抱え上げてみると、特に厭う様子もなく男の腕に収まった。
少しは元気が出たのか、くるりと円を描いた尾が緩く振られている]
……しばらくは詰めることになるか。
[家に連れ帰れたらな良いが、生憎とペットOKの場所ではない。
柴ポメの世話をするには、店に泊まり込む必要があった。
動物たちの様子を見るために仮眠スペースも併設されているため、泊まるのに支障はない]
………買い出しだな。
[必要なのは食料、と。
店は従業員に任せて必要なものを買いに出ることにした。
ついでに柴ポメの散歩もしてみることに]
[コートとマフラーを着込み、柴ポメにリードをつけて店を出る。
ちらりと降る白の結晶。
冷え込む空気を吸い込んで、白い息を吐いた]
…行くぞ。
[リードを手に歩き出せば、柴ポメも歩調に合わせて歩き出す。
どうやら散歩も問題なさそう。
躾け自体はしっかりとされていたようだ]
…………。
[そういえば、と。
柴ポメが保護された経緯を聞きそびれたことを思い出す。
人嫌い故の理由はあるだろうが、行動を見る限りは不遇の生活を送っていたとも思えない。
己の左を歩く柴ポメに視線を向け、しばらく見つめた後に瞳を前へと戻した。
次に保護団体の代表に会った時に聞けばいいか、と判断したため*]
― 街中 ―
寒っ。
[不意に風が吹き抜けて首を竦め]
変わったモン置いてる店とかねぇかなぁ。
[寒さを紛らわせようと、呟きながら歩き出す。
そろそろ次の新作惣菜を考えなければいけない。どうせならと一石二鳥を狙えば入る店が決まらず、本末転倒し始めた]
― →自宅 ―
たっだいまー!
[帰宅の挨拶をしながら思い切りドアを開け放った。
なお身内をして奇跡と言わしめた大学への進学を機に独り暮らしを始めたため、当然中から返事などはない。
そんなことはさておき、家中の暖房器具を点けて回った後、そそくさと小さな炬燵に潜り込んで]
はー……染みるぅ。
[お茶を入れて一息。
とても女子大生とは思えない様相であった]
【業務連絡】
お集りの皆様に感謝しつつ。
最低ラインの人数突破しているので、予定通り00時半開始いたします。
編成はちと変更入って、
鬼囁霊霊村
となります。
(鬼と囁は基本同じ立場です)
村入り期限は25分ごろ予定。
[紫煙くゆらせつつ、ぼんやり思うのは]
……前に帰って来た時ゃ、えらい目にあったよなー……。
[それはそれで悪くなかったと言えばそうなのだが。
でもやっぱり、『アレ』は理不尽な事件だったと今でも思う。
言っても多分、詮無いけれど]
まー、あんな騒動早々何度も起きる訳、ねーか。
[気を紛らわすようにこう言って。
口にしたら、なんか、嫌な予感がした]
…………気晴らしに、歩いてくっか。
[小さく呟いて立ち上がる。
海風の冷たさは身に染みているから防寒はばっちりと。
愛用の道具がいくつか入った鞄も忘れず肩にかけ。
スマホはジャケットのポケットに押し込み、外へ出た]
[外に踏み出せば、包み込むのはひやりとした風。
ひら、はら、と風に乗って舞うのは小さな白の欠片]
……あー……冷えるわけだ。
[ぼやくように呟いて。
それでも、足が向くのは海の方]
さてさて……
[テーブルの上に置いていた袋に手を伸ばす。
従兄がやっているバンドのチケットと引き換えに手に入れた本日の戦利品――袋一杯に詰められた焼き芋の中から一つを手に取り]
……。うっめぇ。
これ何個でもイケるわ……
[しばしのもぐもぐタイム]
…… つっても、さすがにちっと貰いすぎっぽい?
[の途中で手を止め。
袋の中を覗き込んで、むーとかうーとか唸った後]
しゃーねぇ、お隣さんまでお裾分けの旅に行くべ。
よっこらしょっと。
[のそのそと炬燵から出て、身支度を開始*]
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