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―どこかの家―
はい、お義母様。お戻りまでに用意しておきます。
…はい。行ってらっしゃいませ。
[玄関先で、浴衣姿の家族を見送った後。女はふと郵便受けに目をやった]
あら、手紙…私宛?
[読み進むにつれ、表情が怪訝なものになる**]
何、これ。
あら、お祭りですか?行ってらっしゃい。
[家の前の道を、艶やかに装った女が通る。手紙から目を上げ、挨拶をして見送った]
綺麗…ンガムラさんの仕事かしら。
[自分のみすぼらしい服装に視線を落とす。それからまた、手紙へ]
いなくなったアンさんの、名前に…。
[ふるり、首を振る。それから一度家に入ると、戸締まりをして出かけた]
あ…いた。オトハさん!
[やがて、大きな箱を抱えた後ろ姿を見つけて、声をかける]
あの…アンさんの神隠しの噂、聞いてますか?
そ、それで、占いで…探せないかと、思って。
私には…占うことは、許されていません、から。
[目をそらし、力なく呟く**]
[ンガムラに声をかけられると、やや狼狽えて]
あ…い、いえ、ただ、アンさん心配ですねって。
あの…。
「占い」で、何かわからないかって、お願いを…
[彼からも目をそらす]
[オトハと歩きながら、不安げに後ろを振り返る]
私が「占い」って言ったら、ンガムラさん、怖い顔したような。
まさか、何か知ってたりは…。
手紙…名前の他に、「誰が鬼だか、当ててごらん」って書いてありました。他の人のにも?**
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