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─ 夏祭り会場 ─
[じいいい、と。
祭り独特の空気と賑わう様子を暫く眺めていたが。]
─────みんな、楽しそう。
[ぽつり小さな声の呟きと共に、仄かに微笑んだ後。
横切った女性の鮮やかな格好が目に入り、自分の服装と見比べた後。]
…浴衣、いいな。
きがえてくれば、よかった。
[眉を下げ、残念そうな声を零した。**]
え…?
…あ、アンちゃんも、きてたんだ。
うん、図書委員の当番、だったから…学校から、そのまま、きたの。
…うん。浴衣、いいよね。
おうち帰って、着替えてくればよかったな、って、思ってた、とこ。
……あれ?そう、いえば。
アンちゃん、宿題、もう、終わったの?
…え…ダメ、だよ。ちゃんと、自分で、やらなきゃ。
───うん。私でわかるところは、おしえてあげられると、思うから。
一緒に、がんばろ?
─うん、それじゃ。また、あとでね。
[声をかけてきた級友と次の約束をしたあと、手を振って別れた。**]
[感想文をつくる手伝いをするしないはともかくとして、結局林檎飴は受け取らなかった。でも。]
林檎、飴…おっきいの、食べきれない、けど…ちっちゃいのは、かわいい、よね。
あとで、買おう、かな。
そういえば…ミナツちゃんや、シンヤ君も、きてる、のかな。
会えると、いいな。
[できれば一緒に遊べるといいなとも思うけど、無理に誘うのも悪いかなとも思って。
一人で歩いているところで、鼈甲飴の屋台が目に入った。]
わ…きれい。
…ね、おじさん。[コルト社357マグナムリボルバー]の形って、つくれる?
…あ……、あり、がと。
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