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OK、引き受けるヨ。
……それより、アンタがこの依頼するの、意外ネ。
街の治安維持を願う柄じゃない、違うカ?
[口調は軽いが、その眸は氷のように冷たく。
カウコの反応はどうであれ、すぐに態度を変え
野暮なことを聞いたと詫びただろう]
どっちも厄介ネ。
二匹は一緒に行動してるカ?それなら大分辛いヨ。
それに、聞いてる限り豚に接近戦挑むの無謀かもネ。
ワタシ相性悪いかもしれないヨ。
[聞いた情報を元に、淡々と個人感を]
刀でぶ殺してくの信条にしてたけど
接近戦型の異形が相手聞いたら、
対戦車バズーカ―でも準備してもらいたくなるネ。
[冗談っぽくそう呟いた。
バズーカ―でなくとも、装備を十分に整える
必要はあるだろう。
なるべくなら銃は使いたくないのだが、
飛び道具は苦内程度しか無い以上は
融通を利かせてやるしかないのか…
などなど、ボンヤリ考えるのであった]
[カウコと別れた後、再び無線機を取り出してウルスラへと連絡を]
[彼女が応答したならば首を渡したい旨伝えるか。
取らないようならば、とりあえず自宅へと戻っただろう**]
[ウルスラからの応答を聞けば、ゆっくりと指定された場所へ向かう]
・・・化け物退治に金いるから、今回の報酬は経費に回るヨ。
[ドロテア殺害にかかった費用、カウコからの依頼のための準備・・・
それでも相当な額が余るのだろうが。
頭の中で金勘定をするうちに、彼女の居場所へと着いたか]
・・・約束通り仕事したヨ。
報酬は小切手やアメックスは勘弁ネ。
[到着した頃には部屋も片付き、着衣も整っていたか。
やたらと肌に艶があるなと感じつつも、情事の後かと受け流し]
――・・・あ、お土産あるネ。
一番イイヤツ持てきたヨ。
[テーブルの上に血に塗れた布袋を置く。
硝子球のように虚ろになった瞳
みっともなく垂れた舌
見るも無惨なドロテアの首に、彼女はどう反応するだろうか**]
[ウルスラとの応対を終えると
街に数か所ある隠れ家の一つへと向かう。
武器庫の鍵を開けて手にしたのは馬鹿デカイライフル。
ウェザビー・マグナム…アフリカ象やサイを一撃で屠れる程の破壊力を持つ銃で、
クジラの密漁等にも使われ話題になったか。]
……化け物には化け物用のライフルネ。
木端微塵にして報酬がぽり貰うですヨ。
[馬鹿デカイライフルを肩に背負い、
腰には愛用している2本の小太刀。
苦内数本と手榴弾、etc…
軽装が常の女がいつになく重装備なのは、
獲物に対する恐れもあってか。
それでも、持ち前の機動力を損なわないように
気をつけてはいるのだが]
……ホントは待ち伏せして、クレイモア畑に誘導して
影も残らないくらい爆殺するの一番けど
行動見えない化け物にそれ、無理ネ。
[カウコに囮にでもなってもらえばよかった
そう思いながら、異形を探し街を彷徨い歩いた]
[何処ぞで羽ばたく音が耳に入る。
空を裂く羽音の元を探して天を仰ぐも
アイノの姿を視界にとらえることはなかった]
……でっかい烏が飛んでるネ。
縁起が悪いですダヨ。
[そういえば、先刻の仕事の際
珍しく有翼人を目にしたか。
そんなことを思い返しながら、何処へ向かう
でもなく街を練り歩いた]
[先刻耳にした羽音は益々近付いたように思えるのは
気のせいでは無いだろう。
幾多の鉄火場を生き抜いた殺し屋の勘が、警鐘を鳴らす]
[羽音……鳥……有翼人?
彼らの殆どは地上に住まう人間を侮蔑しているのは
周知の事実であり、先般の祭壇でも一人の有翼人が
弓を片手に高笑いしていたのを思い返した]
……だいぶ近い。ライフル構えるの、無理ネ。
[背負った鉄は其の侭に、ポケットに手を入れる。
苦内の3本程掴み、臨戦態勢に。
相手からの殺意を微塵にでも感じれば、
いつでも投げ込めるようにと]
[若い女の声が聞こえる。
何処となく幼さを孕んだ声。
未だ警戒しつつも、振り返ろうとしたその時
耳に入ったのは、弦を張る音]
[それが聞こえると同時に、横へと反転。
有無を言わせず、そのまま苦内を有翼人へと投げ込んだ]
[体を反転させた直後、追撃のため体勢を整える。
苦内は額・喉元・胸 の三か所を狙ったはずが
何れも射抜くことは無く。
器用に弾き、かわし切れない分については手で防ぐ
様に口笛を吹いて、称賛を送るのだった]
――…質問、応える前に攻撃する、良くないヨ。
[問いに応える間も無く攻撃してくるせっかちな
鳥に、眉間にしわを寄せて苛立ちを露わにした]
[そう呟いた直後、構えた小太刀を鞘から抜き、
放たれた矢を一閃。
閃光のような居合抜きの所作を、
目の前の有翼人は捉えることが出来ただろうか]
……アイヤ、アンタなかなかやるネ。
[真っ二つに割ったつもりが、
矢の勢いが想像以上に強かったためか
刀の横薙ぎは、矢を明後日の方向に弾いたのみ。
相手を讃えつつも、認識を改め警戒を強めた]
・・・質問、答える義理、アルカ?
[殺気を消そうともせずにそう言葉を返す。
有翼人の顔が曇ったのを見れば、ケラケラと笑い]
――・・・冗談よ。
それ答えたら、こちも質問して良いデスカ?
[二匹の化け物を狙っている旨話し、
逆に二匹について何か知らないかと情報を呼びかける]
[何も掴んでいない掌が視界に入れば、
こちらも刀を鞘に納め。
しかし警戒を解くフリをしながらも、歩み寄り自分の間合いに持ち込むか]
…豚の方、死んだかも、カ?
―――…チッ。アンタが殺たのカ?
[苛立ちを露わにしながら尋ねる。
続くもう一匹を狙っているという言葉を聞けば
眉を顰めて、声を荒げる]
……翼、ぶった斬られたくなかたラ
大人しくスカイダイビングしてる、イイヨ。
[柄を握り、足を踏み込んで構える。
返答次第では、翼どころか手足の1、2本は貰おうかと]
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